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シノブフーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シノブフーズ株式会社
Shinobu Foods Products Co., Ltd.
本社
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社[1]
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
555-0011
大阪府大阪市西淀川区竹島2丁目3番18号
設立 1971年5月1日
業種 食料品
法人番号 2120001049881 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役社長 松本崇志
資本金 46億93百万円
発行済株式総数 1,350万株
売上高 単体497億円、連結497億円
(2021年3月期)
純利益 単体7億円、連結8億円
(2021年3月期)
純資産 単体131億円、連結134億円
(2021年3月期)
総資産 単体302億円、連結303億円
(2017年3月)
従業員数 単体493名(2017年3月)
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ
関係する人物 堀地美泉(創業者)
外部リンク https://www.shinobufoods.co.jp/
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シノブフーズ株式会社英語: Shinobu Foods Products Co., Ltd.)は、大阪府大阪市西淀川区に本社を置く食品加工会社である。原則としてスーパーマーケットコンビニなどで弁当おにぎりサンドイッチ寿司及び惣菜等を製造しており、ファミリーマート向けが売上の半分以上を占めている。

コーポレート・メッセージは「おいしさと楽しさ」。

沿革

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  • 年代不明 - 堀地美泉(よしみ)が寿司の製造販売業「堀地商店」を始める
  • 1971年5月 - 株式会社志乃ぶ寿司を設立。創業者・堀地美泉の二女の名前「忍(しのぶ)」に由来する。
  • 1979年7月 - パックの先端をちぎって海苔とおにぎりの間にあるフィルムを引っ張り出す「引っ張るだけのおにぎりQ」を発売。現在まで生産され続けるロングセラー商品となる(ただし、包装は1998年に他社と同じセンターカット方式に変更)。
  • 1986年1月 - 現社名に変更。
  • 1987年4月 - 大阪証券取引所2部に上場。
  • 1994年4月 - ビッグフーズ株式会社(1993年に「関西ランチ」から社名変更)と対等合併し(シノブフーズが存続会社になる)社長に堀地、副社長に旧ビッグフーズの松本隆次が就任
  • 2001年6月 - 松本隆次が社長に昇格。
  • 2008年6月 - 松本隆次が会長に就任。副社長の松本崇志が社長に昇格。
  • 2013年7月 - 大阪証券取引所と東京証券取引所の現物株市場統合に伴い、東京証券取引所2部に上場。

事業所

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関連会社

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  • 株式会社エス・エフ・ディー:不動産の賃貸、100%出資
  • マイツベーカリー株式会社:原材料の仕入販売、70%出資

主な商品

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  • おにぎりQ
  • 手巻寿司
  • 味飯おにぎり
  • ふんわりおむすび
  • 真菜ごころ - 弁当商品のブランド
  • エピ・ムー - サンドウィッチなどの惣菜パンのブランド

その他、イオンイズミヤ阪急オアシスドン・キホーテなどのチェーンストア向けの商品を製造する。

CM

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1980年代関西地区限定で、同社が開発した「引っ張るだけのおにぎりQ」のCMが放送され、出演者が♪電子レンジで、チーン…と何度も繰り返すシュールなCMが放送されて話題になった。同バージョンのCMには関西を拠点に活動した頃の東ちづるコンビニの店員役で出演した。この商品では他にも、『ザ・ヒットパレード』の主題歌をもじった歌詞のものもあった。

また、80年代中盤には「おにぎりQ」のCFソングに当時関西で活動していた音楽ユニット・C-PONITが抜擢された。なお、このCMは関西圏のほか中京圏・静岡の東海地区でも流していた。

この他、ラッシャー板前秋吉久美子渡辺徹が「おにぎりQ」のCMに出演していた。

その他にも、過去に上岡龍太郎(巻き上手のCMに出演していた)がタキシード姿でダンスを踊るものや、手巻き寿司「マッキーバー」、プリティ長嶋と共演した「スナックパック」、一輪車に乗った若い女性を目で追うものなどが放映されたりもしたが、現在テレビCMは放送されていない。上岡は「マッキーバー」の前身商品である「巻き上手」から同社のCMに出演し、節分の時期には「巻き上手」の恵方巻のCMに出演した。

また一時期ではあるが、毎日放送で放送されていた『ダウンタウンのゆーたもん勝ち』や、朝日放送制作・火曜夜8時枠の連続ドラマ(『結婚・私が好きですか』等)をスポンサードしていたことがある。

関東地区では1980年代末期に、千葉テレビ放送でCMが放送されていたことがある(CTCダイナミックナイターや、再放送アニメなどの提供もしていた)。

不祥事

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2005年10月から製造したおにぎりを販売する際、原料米として、実際にはブレンド米であったにもかかわらず、「コシヒカリを使用」と表記していた。コシヒカリは30%しか使用されていなかったという[2][3]

2008年2月から8月にかけて、三笠フーズ事件の被害を被り、有機リン系殺虫剤「メタミドホス」に汚染された中国産のもち米を原料とした赤飯のおにぎりなど102,053個を愛知、岐阜、三重、静岡、長野、福井、石川、滋賀8県のコンビニエンスストアやスーパーマーケットで販売した[4]

脚注

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外部リンク

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