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吉野光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吉野 光(よしの ひかる、本名・中島純司1938年1月18日[1]- )は、日本作家美術史学者。佛教大学名誉教授。

略歴

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長野県生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。東京国立博物館勤務、群馬県立女子大学教授、佛教大学教授。1991年『撃壌歌』で文藝賞受賞。2008年定年退任、名誉教授。中世日本の水墨画、特に雪舟を専門とし、歴史に取材した小説を書く。

著書

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単著

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  • 中島純司『日本美術絵画全集第10巻 長谷川等伯』(集英社、1979年)
  • 中島純司『名宝日本の美術第14巻 雪舟』(小学館、1981年)
    • 『新編 名宝日本の美術14 雪舟』(小学館、1991年)
  • 中島純司『岩波日本美術の流れ4 14-16世紀の美術―清浄世界への憧憬』(岩波書店、1991年)
  • 中島純司『日本の美術No.337 水墨画―祥啓と雪村』(至文堂、1994年)
以下は吉野光名義の小説作品
  • 『撃壌歌』(河出書房新社、1992年)
  • 『雪舟漂泊』(河出書房新社、1993年)
  • 『帰去来』(作品社、1995年)
  • 『天敵』(作品社、1997年)
  • 『赤い兵馬俑』(作品社、2000年)
  • 『棹歌』(講談社、2001年)
  • 『碧玉のテロリスト』(作品社、2003年)
  • 『夜遊の袖』(作品社、2006年)
  • 『陰の都』(作品社、2011年)

編著

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  • 中島純司『日本の名画1 雪舟等楊』(講談社、1973年)

共編

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  • 辻惟雄・中島純司)『古画備考五十音別索引』(辻惟雄、1966年)
  • (辻惟雄・中島純司)『古画備考五十音別索引』(思文閣出版、1970年)
  • 赤井達郎・中島純司)『近世風俗図譜第8巻 祭礼1』(小学館、1982年)
  • 松永伍一・中島純司)『日本美を語る第8巻 多彩なる墨趣―水墨画の流れと文人画』(ぎょうせい、1989年)
  • (中島純司)『水墨画の巨匠第1巻 雪舟』(講談社、1994年)
  • (中島純司・佐野みどり今道英治)『まんが日本美術史第1巻 原始→平安時代の美術』(美術出版社、1996年)
  • (中島純司・山下裕二和田順一)『まんが日本美術史第2巻 鎌倉→江戸時代の美術』(美術出版社、1996年)
  • (中島純司・原田光堀元彰樹本ふみきよ渡部さとる)『まんが日本美術史第3巻 明治→現代の美術』(美術出版社、1996年)

論文

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参考

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脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』中島純司の項

関連項目

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