吉村吉雄
表示
吉村 吉雄(よしむら よしお、1915年(大正4年)10月7日[1] - 1997年(平成9年)9月9日[1])は、昭和期の労働運動家、政治家。衆議院議員。
経歴
[編集]福島県[2]安積郡、のちの郡山市で生まれる[1]。1941年(昭和16年)[注 1]国鉄中央教習所専修部を修了した[1]。
日本国有鉄道郡山工場技術掛となる[2]。その後、国鉄労働組合郡山市工場支部執行委員長、同仙台地方本部執行委員長、同中央執行委員、福島県労働組合協議会副議長、郡山市開発審議会委員、郡山市公平委員、福島県労働対策審議会委員などを務めた[1][2]。
1960年(昭和35年)11月の第29回衆議院議員総選挙で福島県第1区から日本社会党公認で出馬し初当選[2][3]。次の第30回総選挙でも再選され[3]、衆議院議員に連続2期在任した[1][2]。この間、社会保障制度審議会委員、社会党福島県連統制委員長、同郡山支部書記長、同党雪害対策特別委員会事務局長、同労働政策委員長、同中央執行委員、同国民生活局長などを務めた[1][2]。その後、第31回から第33回総選挙まで連続3回立候補したがいずれも次点で落選した[4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』712頁では昭和17年。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『現代物故者事典 1997〜1999』日外アソシエーツ、2000年。
- 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。