古市昌一
生誕 |
1958年10月11日(66歳) 日本 兵庫県神戸市 |
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研究分野 | シリアスゲーム、コンピュータサイエンス、情報工学 |
研究機関 |
三菱電機情報電子研究所、鎌倉製作所 日本大学生産工学部 |
出身校 | 広島大学、イリノイ大学アーバナシャンペン校大学院、慶應義塾大学 |
主な受賞歴 | Society for Computer SImulation International Best Paper Award "Parallel Car Traffic Simulation Based on Space-Time Object" Parallel Car Traffic Simulation Based on Space-Time Object |
プロジェクト:人物伝 |
古市 昌一(ふるいち まさかず、1958年10月11日 - )は、日本のコンピュータ技術者、情報工学者。
来歴
[編集]愛知県立岡崎高等学校を経て[1]、広島大学総合科学部総合科学科に進学し、1982年に卒業した[2]。卒業後、三菱電機情報電子研究所に入社する[2]。
入社後は、新世代コンピュータ技術開発機構において並列推論計算機、情報技術総合研究所において大規模交通シミュレーションシステムやウォーゲームシステム等の研究開発に従事した[1]。2002年からは鎌倉製作所においてIEEE1516HLAの標準化活動,モデリング&シミュレーションの事業化及び三菱電機米国研究所 (MERL)と共同でのDiamondTouchの開発に携わった[1]。
この間、1992年 - 1994年にイリノイ大学アーバナシャンペン校大学院コンピュータサイエンスに留学して修士号(Master of Science in Computer Science)を、また2001年 - 2004年に慶應義塾大学大学院博士後期課程に在籍して2004年に博士(工学)を、それぞれ取得した[1]。
2008年8月をもって三菱電機を退職し、同年9月より日本大学生産工学部数理情報工学科教授に就任した[1]。2015年まで同学部自動車工学リサーチセンター(NU-CAR)副センター長、2013年から2024年3月まで同学部研究・技術交流センター長を務めた後、2024年4月から特任教授となる[1]。
学外では日本デジタルゲーム学会、情報処理学会、日本シミュレーション学会に所属[1]。また、2020年からイリノイ大学日本同窓会会長も務めている[3]
父は海上保安庁無線通信士の古市幸昌[4]、従伯祖父は旅順工科大学教授の木谷要一。
著書
[編集]共著
[編集]編集
[編集]- 『剣客実話: 鬼の目太惣』(SmartSNS LLC 2024年)
- 『日本大学学祖:山田顕義の生涯: 法律は軍事に優先する 伝記シリーズ』(Amazon.co.jp 2020年)
出演
[編集]- 所さん!事件ですよ 会社でマージャン講習会!?様変わりする“ゲーム”(NHK、2024年9月28日)
- 歴史探偵(NHK)
- 戊辰戦争と会津の戦い(2024年5月29日)
- 武田信玄・戦国最強の秘密(2023年4月26日)
- 元寇-モンゴル帝国の秘密(2022年7月6日)
- 源平合戦 壇の浦の戦い(2022年5月4日)
- 武士の都・鎌倉(2022年1月12日)
- 長篠の戦い(2021年5月19日)
- 黒船来航(2020年3月25日)
- 本能寺の変(2019年12月18日)
- 風雲!大歴史実験 "豊臣秀吉 天下人への秘策・美濃大返しの真実"(NHK BSプレミアム、2019年3月9日)
- 諸説あり! "本能寺の変スペシャル 後編 -秀吉の中国大返しを検証する-"(BS-TBS、2017年8月26日)
- 英雄たちの選択(NHK)
- 三方ヶ原の戦い -徳川家康はなぜ負けたのか?(2015年3月12日)
- 関ヶ原の戦い -両雄対決!石田三成vs.徳川家康 選択の攻防が生んだ関ヶ原- ~小早川が寝返らなかったら西軍が勝ったか?(2014年7月31日)
- 覇王伝説 "戦国時代で一番強かった武将は誰か? -仮想:武田信玄vs織田信長 木曽川の戦い-"(NHK、2013年1月3日)
- 爆笑問題のニッポンの教養 "君はシリアスゲームを知っているか?"(NHK総合、爆問学問、2012年1月19日)
- 世の中進歩堂 "世の中の問題をゲームで解決!?"(BS-Japan、2010年11月19日)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g “古市 昌一 (Masakazu Furuichi)”. researchmap. 2024年11月15日閲覧。
- ^ a b “広島大学総合科学部同窓会卒業生のページ”. hiroshima-u.ac.jp. 2024年11月15日閲覧。
- ^ “University of Illinois ALUMNI”. Illinois Alumni. 2024年11月15日閲覧。
- ^ 『運輸省要覧 昭和55年版』金融経済通信社、329頁。