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南部外茂起

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南部 外茂起
生誕 1893年4月8日
日本の旗 日本 東京府
死没 (1988-10-18) 1988年10月18日(95歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1914年 - 1945年
最終階級 陸軍少将
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南部 外茂起(なんぶ ともき[1]1893年明治26年)4月8日[2] - 1988年昭和63年)10月18日[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。

経歴

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1893年(明治26年)に南部頼精の次男として生まれ[3]、叔父・南部辰丙陸軍中将の養子となった[3]陸軍士官学校第26期卒業[2]1938年(昭和13年)6月に第11軍高級副官に就任して日中戦争に出動し[1][2]1940年(昭和15年)3月9日陸軍歩兵大佐に進級した[1]。同年8月1日歩兵第157連隊長(東部軍・第61独立歩兵団)に転じ[1][2]、第61独立歩兵団を基幹に第61師団第13軍)が編制されると[2]南京に駐屯し同地の守備に任じた[2]

1945年(昭和20年)2月20日に歩兵第55旅団長(第60師団)に就任し[2]6月10日に陸軍少将に進級[1]蘇州周辺の守備に任じて終戦を迎えた[2]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[4]

脚注

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  1. ^ a b c d e 外山 1981, 364頁.
  2. ^ a b c d e f g h i 福川 2001, 544頁.
  3. ^ a b 人事興信所 1928, ナ169頁.
  4. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」106頁。

参考文献 

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  • 人事興信所 編『人事興信録. 第8版(昭和3年)』人事興信所、1928年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2127124 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026