北海道社会事業協会
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略称 | 協会病院 |
---|---|
設立 | 1922年 |
法人番号 | 2430005000677 |
本部 | 札幌市中央区北4条西6丁目1番1 毎日札幌会館6階 |
会長 | 吉田 秀明 |
北海道社会事業協会(ほっかいどうしゃかいじぎょうきょうかい)は、正式名称は社会福祉法人北海道社会事業協会。通称は協会病院。
「北海道の医療・福祉の過疎を軽減する」という命題のもと、1921年(大正10年)に発足し、主な事業として北海道内に7つの病院を運営しており、社会福祉法に基づく無料低額診療事業を現在でも行っている。
運営する施設として7病院、看護専門学校、母子生活支援施設、保育所、介護老人保健施設、在宅関連事業(訪問看護ステーション、通所リハビリステーション等)があり、病院については1956年(昭和31年)に医療法第31条の公的医療機関として指定を受けている。
理念
[編集]- 私どもは医療、保健、福祉の従事者として力を合わせ、心のこもった医療、看護、介護の実践に努めます。[1]
運営施設
[編集]病院名 | 病床数 | 診療科目 |
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函館病院 | 286床 | 内科、消化器科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、麻酔科、放射線科、
リハビリテーション科、歯科、口腔外科 |
小樽病院 | 240床 | 消化器内科、内科、循環器科、呼吸器科、外科、呼吸器外科、整形外科、形成外科
産婦人科、小児科、麻酔科、放射線科 |
余市病院 | 172床 | 内科、総合診療科、小児科、外科、心臓血管外科、整形外科、眼科、産婦人科
泌尿器科、リハビリテーション科 |
岩内病院 | 172床 | 合診療科(人工透析)、消化器内科、循環器内科、小児科、外科、整形外科
神経精神科、眼科 |
帯広病院 | 300床 | 総合診療科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、リウマチ科、小児科、外科
脳神経外科、整形外科、泌尿器科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科 麻酔科、リハビリテーション科、精神科、救急科、病理診断科 |
富良野病院 | 255床 | 内科、総合内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、小児科、外科、整形外科
産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、皮膚科、リハビリテーション科 心臓血管外科、神経内科 |
洞爺病院 | 292床 | 内科、外科、整形外科、小児科、リハビリテーション科、泌尿器科
麻酔科、歯科、歯科口腔外科 |
施設名 | 所在地 | 定員数 |
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介護老人保健施設ふらの | 北海道富良野市住吉町1番25号 | 入所:100名 通所:30名(1日) |
帯広看護専門学校 | 北海道帯広市東5条南13丁目1番地 | 30名/学年 |
駒鳥保育所 | 北海道札幌市中央区北1条東8丁目 | 定員90名 |
不祥事・労働問題
[編集]- 社会福祉士の男性(30代)に病院への就職の内定を出しながら、男性がHIVに感染していることを知った当協会が内定を取り消し。男性が当協会に対し、慰謝料など330万円の支払いを求めた。2019年9月17日、札幌地方裁判所は男性の訴えを認め、165万円の賠償を命じた。判決の中で裁判長は「HIV感染の情報は極めて秘密性が高い。事実を告げなかったとしても、内定を取り消すことは許されない」と指摘。さらに「そもそも事業者が採用にあたって感染の有無を確認することは、特段の事情がない限り許されない」とした[2]。
脚注
[編集]- ^ “協会理念 | 社会福祉法人 北海道社会事業協会”. www.hokushakyo.jp. 2018年5月10日閲覧。
- ^ “HIV感染者の内定取り消しは違法 雇用主側に賠償命令”. 朝日新聞 2019年9月17日 12時15分. 2020年8月18日閲覧。