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北山鉱泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北山鉱泉
ホテル北山と少彦名社
温泉情報
所在地 富山県魚津市北山
座標 北緯36度46分29.3秒 東経137度26分42.7秒 / 北緯36.774806度 東経137.445194度 / 36.774806; 137.445194座標: 北緯36度46分29.3秒 東経137度26分42.7秒 / 北緯36.774806度 東経137.445194度 / 36.774806; 137.445194
交通 鉄道:魚津駅から車で約20分
乗用車:魚津ICから車で約10分
泉質 食塩泉
泉温(摂氏 35 °C
宿泊施設数 5
外部リンク 北山旅館組合
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北山鉱泉の位置(富山県内)
北山鉱泉

北山鉱泉(きたやまこうせん)は、富山県魚津市にある鉱泉温泉)である。北山温泉とも表記される場合がある[1]

泉質

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北山薬師堂より湧き出ている。

効能

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婦人病、神経痛、リウマチ、腰痛、成人病など[1]

※いずれも効能はその効果を万人に保証するものではない

鉱泉街

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1982年時点では5軒の旅館が存在していた[2]。周辺には松倉城も存在する。

1867年の開湯時から営業を続ける『子宝の湯宿 元祖仁右衛門家』は、1998年に運営会社『niemon』を設立し、同年に3階建て和風旅館に改築された[3]

1976年11月25日に開業した『ホテル北山』は、鉄筋6階建てで、収容人数は鉱泉街最大の300人、大小3つの浴槽がある旅館で[4][5][6]、住民が出資した企業組合法人『北山鉱泉元湯』により運営されていたが、バブル期以降は利用客が減少したため、2008年8月で廃業。その後同年10月に介護事業会社のコロネット(富山市)が2008年10月までに同施設を購入、2009年7月下旬に高齢者向け賃貸マンション(10畳程度の個室37室、20畳の夫婦部屋2室)としてオープン。同年8月、住宅型有料老人ホームとしても営業することを富山県に届け、同年9月20日頃、『有料老人ホーム北山』として営業を開始した[6]

歴史

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1864年に地元の北山村の仁右衛門が霊夢に現れた薬師如来のお告げを受け、神社の下から湧き出る水で瀕死の妻を救ったという伝説の中から生まれたものである。その後、1867年8月に開湯している[1][7]

1983年7月1日には国鉄周遊指定地に指定されている[8]

アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d 『全国温泉大事典』(1997年12月18日、旅行読売出版社発行)464ページ。
  2. ^ 『創立30周年記念 魚津商工年鑑』(1982年12月31日、魚津商工会議所発行)企業案内(協賛広告)76ページ。
  3. ^ 『北日本新聞』2024年4月6日付6面『とやま事業継承ストーリー4 老舗旅館 試練に負けず 前を向き「娘に託す」』より。
  4. ^ 『北日本新聞』1976年11月25日付朝刊7面下段広告『お湯と味覚に心あたたまる北山の宿 祝 北山鉱泉 ホテル北山 新装オープン 11月25日』より。
  5. ^ 『北日本新聞』2009年6月2日付朝刊26面『ふるさと風土記 1427 魚津市松倉地区 山城の里を訪ねて8 北山鉱泉 歴史に新しい潮流』より。
  6. ^ a b 『北日本新聞』2009年8月20日付朝刊28面『温泉宿 老人施設に 魚津・旧ホテル北山 客室、大浴場活用』より。
  7. ^ 『魚津市史 下巻 近代のひかり』(1972年3月25日、魚津市役所発行)605 - 606頁「5 温泉と鉱泉」より。
  8. ^ 『金太郎温泉30年のあゆみ』(1995年8月24日発行)94ページ。

関連項目

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