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勝野かおり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

勝野 かおり(かつの かおり、女性、1969年12月18日[1] - )は、日本の現代歌人

経歴・人物

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愛知県西春日井郡豊山町出身であり、1990年代後半から2000年代はじめにかけては同県海部郡に在住[2]。現在では名古屋市千種区に在住している[1]1994年3月 - 2000年11月までは短歌結社「まひる野」に所属し、2001年1月から現在までは「短歌人会」に所属している[1][2]

1989年愛知淑徳短期大学国文学科卒業。卒業論文は古事記についてであった[2]

1997年、学部3年生として愛知淑徳大学文学部国文学科へと編入し、以後教授であった歌人、島田修三に師事した。卒業論文は中世歌謡・八代集歌枕について[2]

現在、文芸評論家清水良典小説家広小路尚祈とともに結成したブルース・バンドユニット「文ブルブラザーズ」のメンバーとしても活動している。2016年からは作家吉田知子静岡県浜松市で主宰する文藝同人誌『バル』の準同人となっている。

作品

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歌集

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  • 『br 臭素』(歌葉、2001年1月)
    • 第1短歌集 1994年~2000年の『まひる野』誌上掲載歌・「短歌朝日」の短歌朝日大学掲載歌・歌壇雑誌掲載歌などから抜粋、修正。

雑誌・同人誌掲載作

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  • 「ひとりの () をば」 - 『天然水』vol.8 (愛知淑徳大学 文芸倶楽部誌、1997年11月) 掲載
  • 「作品7首 痴」 - 『歌壇』11(12) (本阿弥書店、1997年12月) 掲載
  • 「新しい方代論 豊かさの影」 - 『方代研究』 (26) (山崎方代を語り継ぐ会、2000年2月)
  • 「やまいだれ (短歌)」+エッセー - 『@ラエティティア』創刊号 (荻原裕幸/編、2000年6月) 掲載
  • 「この歌にひかれて 愚者の代弁者」 - 『短歌』47(13)[(620)] (角川学芸出版、2000年12月)掲載
  • 「自選5首」 - 『@ラエティティア』第10号 (荻原裕幸/編、2001年8月) 掲載
  • 「特集 HEISEI NEXUS ―新しい世代像を求めて―」 - 『未来』2002年10月号(未來社、2002年9月)掲載
  • 「怒涛の白」(作品15首) - 『短歌ヴァーサス』7号 (風媒社、2005年10月) 掲載
  • 「鳩の豆皿」(短歌) - 『バル』創刊号(吉田知子編集、2016年12月)
  • 「月の音」(短篇小説) - 『バル』創刊号(同上)
  • 「何の呼び声」(掌編小説) - 『バル』第3号(吉田知子編集、2017年12月)
  • 「事情」(コラム) - 『バル』第3号(同上)
  • 「じゃんけんグリコ」(エッセイ) - 『バル』第4号(吉田知子編集、2018年7月)
  • 「小火」(掌編小説) - 『バル』第4号(同上)

研究

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  • 西田勝/著「勝野かおり歌集・臭素・考」- 『静岡近代文学 22号』(静岡近代文学研究会[編] 、2007年12月) 掲載

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c 『短歌年鑑 平成27年度版』 (『短歌』1月号増刊、角川学芸出版、2014年12月発行) 巻末「全国短歌人名録」 より
  2. ^ a b c d 『br 臭素』(歌葉、2001年1月) 巻末「著者略歴」より

外部リンク

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