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加藤陸次樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加藤 陸次樹
名前
愛称 ムツ
カタカナ カトウ ムツキ
ラテン文字 KATO Mutsuki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-08-06) 1997年8月6日(27歳)
出身地 埼玉県熊谷市[1]
身長 180cm
体重 71kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 サンフレッチェ広島
ポジション FW
背番号 51
利き足 右足[1]
ユース
2006-2009 江南南サッカー少年団(熊谷市立妻沼小学校)
2010-2012 クマガヤSC(熊谷市立妻沼東中学校)
2013-2015 サンフレッチェ広島ユース広島県立吉田高等学校
2016-2019 中央大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2020 ツエーゲン金沢 42 (13)
2021-2023 セレッソ大阪 78 (16)
2023- サンフレッチェ広島 13 (5)
代表歴2
2014  日本 U-17 5 (3)
2015  日本 U-18 1 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月21日現在。
2. 2015年11月15日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

加藤 陸次樹(かとう むつき、1997年8月6日 - )は、埼玉県熊谷市出身のプロサッカー選手Jリーグサンフレッチェ広島所属。ポジションはフォワード(FW)

来歴

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小学校3年生の時に、江南南サッカー少年団で本格的にサッカーを始めた[1]庄司朋乃也は中学校の同級生[2]クマガヤSCを経て、高校年代はサンフレッチェ広島ユースに所属。2014年からはトップチームに2種登録され[3][4]、各年代別の日本代表でのプレーも経験した[5][6]2015年高円宮杯プレミアリーグWESTで得点王となった[1]。しかしトップチーム昇格は叶わず、中央大学へ進学[1]。卒業直前に、2度目のサンフレッチェとの契約のチャンスがあったが「素材は良いが平均的な選手」として獲得オファーは無かった[7][8]

唯一のオファーだったツエーゲン金沢2020年より、加入した[9]。加入初年度から主力として活躍した。8月16日、第16節の京都サンガF.C.戦で4試合連続ゴールを決めて勝利に貢献した[10]

2021年より、セレッソ大阪に完全移籍で加入した[11]。2021年3月13日、第4節の横浜FC戦では移籍後初のJ1初ゴールを決めた。[12] 9月5日(日)アウェイで行われたルヴァンカップ準々決勝2ndレグのG大阪戦ではチームの2点目を決めて4-0の完勝、準決勝進出に貢献し[13]10月10日ルヴァンカップ・準決勝2ndレグの浦和レッズ戦では決勝ゴールをきめて1-0で勝利、決勝進出に貢献した[14]が、決勝でチームは敗れた。ACLを含めてセレッソ大阪が出場したすべての大会で得点を記録した。

2022年に背番号を「8番」と同様にセレッソ大阪の特別な背番号であり[15]、前年には大久保嘉人が着用した「20番」に変更。ルヴァンカップ準々決勝川崎フロンターレとの第2戦、0-2の苦しい状況で後半90分に反撃の狼煙をあげる得点で、チームを勢いづかせた[16]。その後チームは2点目を決め、チームの準決勝進出に貢献した[17]。決勝では先制点をきめたが、チームに退場者が出た上に直後にPKから失点、最終的に1-2で敗れた。チームは2年連続で準優勝だった。

2023年はレオ・セアラの加入により当初はベンチだったが、チームのフォーメーション変更によりレオ・セアラとの2トップでレギュラーに復帰した。4節のサガン鳥栖戦、11節のガンバ大阪戦では決勝点を決めた。しかし、7月の中断期間中にサンフレッチェ広島からのオファーを受けて、完全移籍でユース以来となる広島に加入した。C大阪は加藤と複数年契約を結んでおり、広島が満額移籍金を支払い獲得した[18][19][20]。加入後のホーム初戦の浦和戦では同点ゴールを奪い、広島移籍後初得点。その後も主にシャドーのスタメンとして攻守に躍動し、5得点を記録。最終的にチームを3位に導く活躍を見せた。

人物

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  • 南葛SC所属のサッカー選手の加藤威吹樹は双子の兄。ユース時代は「加藤ツインズ」と呼ばれ、大学で進路が分かれるまで幼少から同じチームに所属していた[21]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2020 金沢 17 J2 42 13 - - 42 13
2021 C大阪 29 J1 35 7 5 2 4 2 44 11
2022 20 26 6 11 5 4 1 41 12
2023 17 3 6 0 1 0 24 3
広島 51 13 5 0 0 - 13 5
通算 日本 J1 91 21 22 7 9 3 122 31
日本 J2 42 13 - - 42 13
総通算 133 34 22 7 9 3 164 44

代表歴

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脚注

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  1. ^ a b c d e 三須慶太 (2020年2月16日). “【金沢】FW加藤陸次樹、夢のドイツへ“元気ロード”歩む”. スポーツ報知. https://hochi.news/articles/20200215-OHT1T50187.html 2020年2月23日閲覧。 
  2. ^ マッチデープログラム”. 2022年11月19日閲覧。
  3. ^ 登録選手追加・変更・抹消のお知らせ』(プレスリリース)Jリーグ、2014年9月5日https://www.jleague.jp/release/article-00006011/2020年2月23日閲覧 
  4. ^ 加藤 陸次樹”. コリサカ. 2020年2月23日閲覧。
  5. ^ U-17日本代表 国際ユースサッカーin新潟(7/15~21) メンバー・スケジュール』(プレスリリース)日本サッカー協会、2014年7月8日http://www.jfa.jp/national_team/u17/international_youth_soccer/news/00001213/2020年2月23日閲覧 
  6. ^ U-18日本代表 イングランド遠征(11/9~17@マンチェスター)メンバー・スケジュール』(プレスリリース)日本サッカー協会、2015年11月2日https://www.jfa.jp/national_team/news/00007803/2020年2月23日閲覧 
  7. ^ 【C大阪】痛恨のエース流失の舞台裏 FW加藤陸次樹が電撃移籍を決めた理由は「広島愛」”. 2024年9月11日閲覧。
  8. ^ 広島】地方クラブの強化成功示す荒木隼人と加藤陸次樹の同門対決 証明された中長期的ビジョン”. 2022年9月6日閲覧。
  9. ^ 加藤陸次樹選手(中央大学) 来季加入内定のお知らせ』(プレスリリース)ツエーゲン金沢、2019年9月20日http://www.zweigen-kanazawa.jp/news/p3594.html2020年2月23日閲覧 
  10. ^ 中大出身ルーキーFW加藤陸次樹が止まらない4戦連発!! エース不在の金沢、ウタカ擁する京都に快勝ゲキサカ(2020年8月16日)2020年8月16日閲覧。
  11. ^ C大阪、J2金沢のFW加藤陸次樹を獲得 今季全試合出場13得点スポニチ(2020年12月27日)2020年12月27日閲覧。
  12. ^ C大阪23歳FW加藤陸次樹がJ1初ゴール! 今季J2から“個人昇格”「二桁得点が目標」ゲキサカ(2021年3月13日)2021年3月14日閲覧。
  13. ^ 2021Jリーグ YBC ルヴァンカップ 準々決勝 第2戦”. セレッソ大阪公式サイト. 2022年2月19日閲覧。
  14. ^ C大阪がルヴァン杯4大会ぶりVに王手! プロ2年目FW加藤陸次樹が値千金の決勝弾スポーツ報知(2021年10月10日)2021年10月13日閲覧。
  15. ^ 8番とは異なる形で受け継がれていくセレッソ大阪の背番号20番”. SPAIA. 2022年2月19日閲覧。
  16. ^ 2022Jリーグ YBC ルヴァンカップ 準々決勝 第2戦”. セレッソ大阪オフィシャルサイト. 2022年8月11日閲覧。
  17. ^ 2022Jリーグ YBC ルヴァンカップ 準々決勝 第2戦”. セレッソ大阪オフィシャルサイト. 2022年8月11日閲覧。
  18. ^ 加藤陸次樹選手 セレッソ大阪より完全移籍加入のお知らせ”. サンフレッチェ広島 オフィシャルサイト (2023年7月21日). 2023年7月21日閲覧。
  19. ^ 【C大阪】痛恨のエース流失の舞台裏 FW加藤陸次樹が電撃移籍を決めた理由は「広島愛」”. 2023年7月21日閲覧。
  20. ^ 【広島】C大阪からエース加藤陸次樹を電撃獲得 移籍金を支払い、シーズン中に異例の大物補強”. 2023年7月21日閲覧。
  21. ^ 石川祐介 (2019年12月4日). “金沢内定の中央大FW加藤陸次樹、双子の兄と離れた大学サッカー…プロでの共演願う”. ゲキサカ. https://web.gekisaka.jp/news/detail/?292074-292074-fl 2020年2月23日閲覧。 
  22. ^ a b c 中央大学サッカー部 Jリーグ内定選手 記者会見の開催について』(プレスリリース)中央大学、2019年11月25日https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2019/11/46755/l2020年2月23日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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