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河内千丈温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
河内千丈温泉
ふるさと保養センター「清流」
温泉情報
所在地 石川県白山市
座標 北緯36度20分53秒 東経136度40分47秒 / 北緯36.34806度 東経136.67972度 / 36.34806; 136.67972座標: 北緯36度20分53秒 東経136度40分47秒 / 北緯36.34806度 東経136.67972度 / 36.34806; 136.67972
交通 北陸鉄道鶴来駅より加賀白山バス白峰行きなどで河内支所前下車後、白山市コミュニティバスめぐーる千丈温泉行きに乗換。
詳しくはアクセスの項を参照のこと
泉質 単純温泉
液性の分類 アルカリ性
外部リンク 千丈温泉 清流 公式ホームページ
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河内千丈温泉(かわちせんじょうおんせん)は、石川県白山市(旧国加賀国)にある温泉白山セイモアスキー場に面している。

所在地である同市河内町(旧河内村)内尾は、1183年(寿永2)倶利伽羅峠の戦いで敗れた平家の落人が身を寄せたという伝説があり、これにちなんだ「平安まつり」が、1981年から市町村合併で河内村が消滅した2004年まで、毎年7月下旬にふるさと保養センター「清流」前の広場にて行われていた。なお、現在は「清流祭り」の名で同時期にイベントが行われている。

泉質

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カルシウム分・マグネシウム分が少ないため、豆腐を入れて煮ると表面がドロドロに溶けてしまう。 [1] そこで、河内地場産業センターで製造されている「半固とうふ」を用いて作った「温泉湯豆腐」というメニューが「清流」で出されている。

温泉街

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ふるさと保養センター「清流」、ほか4軒の旅館ペンションが存在する。

歴史

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昭和40年代に入り、白山麓5ヶ村においては観光開発に力を入れるようになった。しかし、当時河内村は最も平野部に近いという立地的な利点があるにもかかわらず、観光資源に乏しいため、白山麓観光の通過地点になっていた。そこで、過疎からの脱却と地域産業の振興を図るべく、温泉開発を計画した。

  • 1972年(昭和47年)7月 現地調査開始
  • 1975年(昭和50年)第1号源泉を掘り当てる…地表における泉温33度、毎分150リットル(当時)
  • 1976年(昭和51年)開湯
  • 1979年(昭和54年)9月 ふるさと保養センター「清流」オープン
  • 1982年(昭和57年)第2号源泉の掘削開始
  • 1984年(昭和59年)第2号源泉を掘り当てる…地表における泉温44.2度、毎分260リットル自噴(当時)
  • 1986年(昭和61年)「清流」に隣接して「老人福祉センター」「ふるさとセンター」「ブディストパーク」オープン

アクセス

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バス

脚注

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  1. ^ 四ヶ浦弘(金沢高校教諭)の研究による。嬉野温泉の「温泉湯豆腐」も同じ原理で作られている。金と温泉の科学館参照のこと。

関連項目

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参考文献

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  • むらを創る(編:河内村教育委員会 発行:河内村 発行年:1994年)…『むらを創る』第5集(石川県農村文化協会刊)からの分冊

外部リンク

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