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利用者:Tom Toyosaki

Tom Toyosaki,●博(白い巨塔)は、 西葛西出身のボストロールである。自称平成生まれのゆとり世代。 ●が何かは秘密だが、一応何らかの学位を持っているらしい。名前がX博とかいうネタではない。●は文ではなく、医でもない。

「定番の事項でも、最近の知見を取り入れたり、敷居が下がってきた知識を入れたりして、今風のアレンジが必要」 といのが信念。そうしないと結局使い物にならない死んだ知識になる。そうすることで、知の流通が起こり、組み換えが起こり、 新たな知見が得られることもあると信じている。こういう仕事が、新たな知見の肥となると信じている(もちろん出典の明記とかは守るが)。 WIkipediaとはいえ、斜に構えて啓蒙ごっこをやっててはいけない。

例え話として「シンデレラストーリー」は定番だがたとえば今風にアレンジすれば、

養成所編
肥満でリストカットばかりしていた登校拒否の少女が、フォトショの魔力でアイドルデビュー!!

なんて話で、それに定番の皮肉要素を入れるとするなら、

波乱編
女の子5人のバンドを組み、売上一位を達成するも、手癖が悪さと男性問題で事務所クビになり、

さらに、どん底からの再起が必要なら。

再起編
別の事務所で拾われたり、某振興チェーンとコラボしたり。外国で写真集とったりして再起を目指す。

「こんなアイドルがそんなにいるわけがない」んだが、どっかで聞いたような話に。仮にいたとしたら応援するだろうな。 そうして新たな市場が…。

測定装置の装置構成及び測定原理、化学反応のプロトコール(再現手段)と機序 の解説に興味がある。逆に、博物学的、啓蒙書的な記載は大嫌いである。

記述方針は、メソッド重視である。即ち、装置構成、材料、プロトコールを特許文献等をベースに明記すること、 何故その方法でうまくいくのかを、数理科学的、第一原理的に 記載することを旨としている。また、前記の活動に付随して、 広範囲への応用が効くにもかかわらず、 成書に記載の少ないに関しても、原著論文や、国外のテキストをベースに 記載を進めている。

このような領域のオープンソースのドキュメントを各国協調で整備 すべきと考えているので、国外のWikipediaに良記事があれば、それを”翻訳”する。 ただし、これはWikipediaの規則に定める翻訳ではなく、正確に言えば、「参考にした執筆」である。 実際、執筆する際には複数の言語版を見て執筆しているし、その中からいいとこどりをしたうえで、 さらに別の観点からみて「紛らわしい記述、あやふやな記述」はモディファイして書く。 当然、”翻訳”後は、極力英語版にフィードバックする。(日本語と英語しか書けないから)

また、学位(甲種)はもっている(浪人留年することなく)が、お情けで出してもらったようなものなので、 博士乱発時代の末期という一番取りやすい時代だったから学位が取れたようなものだ。 そう考えるとAO入試組とか、留年間近とかいう人がいると、他人事とは思えない。 そういうことから、アカデミックスキル方面にも加筆をしている。 但し最近「や●゛さき」という人が自分の娘のように思えてならないのは、このことと関係ない。や●゛さきというキャラクター自体が

  • 子供らしさ
  • ゆとり
  • AO (ロンダ)

実年齢や実社会と乖離した緻密な独自の世界観の上に成っていて僕自身もそういう独自の世界観の上に生きている側面があるので…。 ここ数年の自分をみて、企図せずゆ●りちゃんみたいなところがあるなと思うのです。


主な執筆内容

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主な執筆内容(予定、執筆中、加筆のみも含む)は以下の通り。

実解析及びその応用

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電磁気・ベクトル解析関係

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統計関係

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数値計算関係

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画像処理関係

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生命工学関係

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熱工学

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ビオ数との関係などを書く)


その他

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お説教

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これは自分への戒めでもあるのだが、よく知らないことをしつこく聞かれると、 自分が理解している範囲のところでお説教して、自分の知らない領域にまで 話題が進むのを阻止したくなる。

  • 本題に入る前の些末な間違いをぐじぐじ苛めるとか(不安の表れ)
  • 「そういうやりかたはおかしい」と前提に文句をつける(素人でも出来る)
  • 何の解決策にもならない苦し紛れの代替案を延々偉そうに述べる(馬鹿でもできる)

みなさんもやっちゃっていませんか?

若いころはこういうのを見ると、「あっこいつ長いことやってるクセにたいしたことねーな」 と思うわけでだいたいそういう人間はたいしたことはないのだが、私も、彼らの気持ちがわかるようになってきた。

ここで、言いたいのは

年寄りは敬いましょう!!

ということです。「あっこいつ長いことやってるクセにたいしたことねーな」というのが見え透いていると、 上記のような不毛なことが言いたくなるんです。そうじゃないやり方ができるケースというのは、 専門家であっても難しいんです。

勢いでお説教しちまった後(まともな人なら)「あぁ自分もよく理解してねーのに偉そうに説教しちまったよみっともねー」と思うはずです。 自分より年配の人に、そういう思いはさせたくないでしょ(まともな人なら)そういう配慮も必要ですよ。

Wikipediaというのは、こういう人間の泥臭い部分で、いやな思いをしないために、あるのかなと思います。なんで、 多くの人が、「こういうところに入り込むと、上のような下らないお説教モードに入るかな」というところをきちんと 書くようにしてます。ただ、誤植が多いのはごめんなさい。

時代はどんどん変わっていきます。それに従い、知識も、よりクリアカットな視座、より思い通りの機能が出来たりします。

私が大学生のころ言われていたこと

  • USBのホットプラグなんてとんでもない
⇒今ホットプラグじゃないやりかたをしている人っているのか?
  • レジストリは定期的に再構築せねばならない
⇒はぁ?
  • メールに、Original messageを残すな
⇒メールにOriginal messageを残さない人は、ミスに対する想定が甘く、トラブルになることが多いんだけど。

随分いろいろと説教されたものですが、そのほとんどが今となっては笑い話なわけですね。前者はWindows2000の時代だと、あながちウソではなかったんだけども…。

今に至ってデジカメに限れば、USB直指しの弊害がまとこしやかに言われてますが、 聞くところによると、設計値ベースでUSB直指しに数千回ぐらい”しか”耐えられないらしい。

ただ、これを根拠に直指しをやめろと言われると、怪しいなと思う。(SDカードが1万回ぐらい)ただ、3000回として 1日1回の接続(やや頻繁と思われる)で8年以上持つわけだ。

よほどの人を除いて8年以上同じカメラを使うとも思えんのだが、どういうふうに考えれば、直刺しをやめろということになのだろうか?

随分偉そうにノタマワっている人が多いもので、そこまでいうのなら、別の理由がある? いや、ああいう「無駄に虚勢を張った態度の人」がいた場合、「年寄りは敬う」のこころで、その苦しさを理解してあげるようにしましょう。


「メールに、Original messageを残すな」なんていう お説教を食らったこともあります。2000年代後半になってもこういうことをいう人がいて、 「メールを使う人の裾野が広がった」とか偉そうに言ってましたね。 これもいまや物笑いの種でしょう。

パソコン通信の時代ならいざ知らず、今の時代、たかがテキストで、重いもくそもない。 一日にメールが数通とか、通信の単価が高かった時代ならいざ知らず、 今の時代、(その時代の固定回線と、今のモバイル回線の速度を比較したら、実効的にはあんまり変わらないようにも思うけど) 寧ろ、大量のスパムの中から、過去の経緯を探すほうが大変。 残さない人に限って、過去のいきさつを忘れて頓珍漢なことを言い出すもんで…。 今の常識でいうと、 「メールにOriginal messageを残さない人は、ミスに対する想定が甘く、トラブルになることが多い」とでもいうべきでしょうね。

疑似科学批判をする前に

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疑似科学といわれる連中の考え方というものもずいぶん怪しいのだろうが、 疑似科学の批判者の考え方も、負けず劣らずで怪しいものである。どちらも科学者の思考、技術者の思考とは大きく異なる。 片方が右巻きのトンデモなら、もう片方は左巻のトンデモというぐらいの話。片方に乗っかるのが情弱なら、もう片方は中二病。どっちもどっち。 そういうことから、ハナからどっちも相手にしないのが一番というのが僕のスタンス。


そんなことをやる前に身につけなきゃいけないアカデミックスキルがあるはず


「水は何でも知っている」という話は、「そりゃおかしいだろ」というのがすぐわかる。 議論するまでもない。

ゲーム脳批判も、すぐに納得できた 知り合いの中にゲーマーがたくさんいるが そいつらの中には僕よりもはるかに人物、能力的に優れた 人が多いこと。他のVDT作業とゲームの差異が不明であること 特に電車や飛行機の訓練用のシミュレータとゲームの差異が 不明瞭であること。この状態で 既存の脳波に関する解釈とはどうも異なるらしいという 専門家意見が出てくれば、まぁその間の整合性を、自分の作った学会以外の学会が発行する査読付きの論文で出してちょうだいよとなる。


しかし、マイナスイオンの話は、少なくとも大手電機メーカーに対する批判は事実誤認であったように見える。 疑似科学の批判者がそこで屁理屈をこねて、便乗商法にターゲットをこっそり変えて批判を展開した結果、 わけわからん状況になったということだと理解している。

そのうちの一部の人は半導体素子の理論研究でも金をもらっているらしいのだが…。 お前ら疑似科学の批判なんていうつまらんことをやってる暇あったら 半導体プロセスについて少しは勉強しろ!!

マイナスイオンの正体というのは、半導体工場のクリーンルームを作るのに 使われてる「イオナイザー」が出す大気イオンなわけね。 クリーンルームの中は湿度が低いからいろんなものが帯電しやすい。 絶縁体は接地しても帯電が除去できないからイオナイザを使って大気イオンを出して 帯電を除去する。同時に、こいつは電気集塵という効果もある。

  • マイナスイオンなんてものは存在しない(→言葉遊び)
  • マイナスイオンに効果がない(→少なくとも帯電防止と空気清浄の効果はある)

つまり、大昔から、科学技術の保守本流のようなとことで 空気の清浄度を上げるための技術と、 加湿せずに帯電を除去するのに使われていた 非常に正当な技術がマイナスイオンの正体。


それの廉価版をエアコンや掃除機につけたら、そりゃ空気の清浄度は 上がるだろうし、室内の帯電だって減るだろうさ!! まぁメーカーはそのくらいの気持ちでイオナイザーをつけた のでしょう。知る限りでは、ここまでのデータについてはメーカーは出したらしい (そりゃ出すだろ)。


この時点で、「花粉症に効果がある」というのはあながちウソじゃない。 ガンもしかり。DNAにインタカレータする粒子を補足すればそれに起因するガン は、そりゃ減るだろう。エビデンスがあるに越したことがないんだけども、理屈は通る。 論文じゃないんだから、「花粉が減れば花粉症は減る」ぐらいの議論でも悪くはない。 そもそも薬事法の関係でメーカー自身はそういうことは言ってない (言ってたなら、まずは薬事法の観点で攻めるべき)。


そこにいろいろな怪しい連中が便乗したというのはあるだろうが、 それを批判するのと製品を批判するのとは異なる。 そりゃdW水や超純水に対して「水からの伝言への批判」をなげてるようなもん。


で、エアコンや掃除機でどうなったかは知らんのだが、 イオナイザーはまだまだ半導体工学の先端でも 普通に使われているわけだ。


それにしても、疑似科学の批判者を自称してる連中の最後のほうの言説は 酷かった。マイナスイオンの実在が明らかになるにつれ、 何も言わずに便乗商法の批判に乗り換えたまではいいんだが、 「無い」と言い張ってた主張を訂正せずに「安全性はどうなの?」 にかわってしまい…そりゃ、あんた、集団ヒステリーと何が違うのさ? 安全性に関して言えば、「まぁ、クリーンルームで長年の実績があるから いちいち考えなくてもいいやんか」なわけだがね。もちろん エビデンスがあるに越したことはないが。

特許と英語

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本当に必要な英語というのは、 物の構造や構成、動作、手順の本質を説明出来る英語ではなかろうか?

いや、日常生活でも、共通認識が乏しい状態だと

  • Go straight along the Sakura Street until you come to Kazami-Gakuen on your right, then turn right....

といった具合で位置関係を説明できないと困ることがある。

だが、日常では、案外こういうものも以心伝心で伝わってしまう わけだ。だから、物の構造や構成、動作、手順というのを書く英文のお手本(和文ですら)というのはなかなか得にくい。

そういうことから、 非力を知りながら、物を説明するにあたっては 構造、構成、動作、手順に関して、その大局を 言葉で表すよう努めている。

私はこういったケースの英文の一つのメルクマールとして 特許の英語に着目している。

ところで、話が飛ぶが、僕が学部生のころ、ダ●ーポ シリーズが始まって、今に至って巨大な作品ファミリー群を なしているわけだ。

特許のセカイというのはまさに曲芸商法極まれりなわけで。 ダ●ーポの発売時期に出た特許だと、同一特許から派生した とみられるファミリーパテントが100とか1000とかいう 状況だったりする。最近でも似たような内容の発明を 少しだけ手や品を替え特許化したりと…。

これを曲芸商法と言わずしてなんという…。

特許の世界の主流派の連中に、コッソリ「曲芸商法」という言葉を仕込んで やれねーかと(あぁまたくだらねーことを考えてる)

いや、でも、巨大なファミリーパテントに出くわしたとき、 ダ●ーポシリーズを思い出してしまう。 とまあ、偉そうに言っているが、実はここだけの話、”話法”が苦手だ(記事を書いていて頭がこんがらがることが多い)。

  • Do you know that how to make a profit? (間接話法の疑問文)
  • If I say "I dont have boy friend..", we will make money. (直接話法)

ただ、自分が間接話法書いててよーわからんようになるのは、直接話法でかかねーと相手もわかんねーんじゃないのかと思ったりする (参考:[4]

まあ、僕の英語力なんて、そんなもんだから、ネイティブの人は、頼むから小難しく英文を書いてくれ。易しく書かないでくれ。 単語が難しいだけならば今の時代英辞郎でも使えば一瞬。でも、語法が複雑になったり多義性がくるとと何が何だかわからん。 giveやget、have,makeは使うな!!少なくとも僕はこういう使い方の難しい単語は使えない。 読むときだってヒヤヒヤする。

参考となりそうなWeb上のリソース。特許の英文で、ぐじぐじとした機構の構成を述べる際に便利な表現が充実している。

枯れない桜を目指して

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執筆の理念を 俗にいう「学者の文章形式」で…。 個人的にはIMRADより、なにいってんだかわからん 悪名高き「学者の文章」が好きなんで(中二病ですから衒学的なものは大好きです)。

僕の執筆動機の一つは、以下のような話への辟易感。よくあるでしょ? 「なんでも願いを叶える何かがあって、そこにアホなものを頼んで ほ~ら身の丈にあわないものを手に入れたってしょうがないでしょ~」 なんていう話。「なんでも願いを叶える何か」を、音夢(ねむ)がMS-IMEで一発で変換できることに敬意を表して 「枯れない桜」とでも呼ぼうじゃないか。(ダ○ーポは好きだが)

何がいやかっていうと、啓蒙家の連中は、なんだかしらんが、散々夢を語った挙句 「枯れない桜はないんだよ」とか「ほ~ら身の丈にあわないもの」とかいった つまんないとこにしか落としどころをつけたがるんで 嫌いなわけだ。しかもその知識は完全からは程遠い。

昔、ある芸人が、「電車に発電機をつけて発電すれば エネルギー0で電車が動くんじゃないか」としきりにいっていて それを、「エネルギーの保存則が云々」といって偉そうにバカにしていた 啓蒙家がいたが、エネルギーの保存則”だけ”を考えるなら、芸人の言ってることの方が正しい。 無知蒙昧なのは啓蒙家、あんたのほうだ。 現に世のなかには大昔から回生ブレーキなんてものがある 発電機がついてる電車なんていうのは昔から結構あるんです。 (大概のモーターは、外力で回転させれば発電機になるんで) 本当に必要なことは、この問題に関して言えばエネルギーのロスや貯蔵の問題を 論理立てて考え、妥当な仕様を見積もり、設計という形で 問題に落とし込むこと。そこに意識をむけるのが、教育の一番大事なことだと思うんですが

「電車に発電機をつけるなんて馬鹿げてる」(←実はついてるんだけど)

なんていう低次元なところで止まっていても、 不確かな知識に基づいて暴走してもどちらも何の貢献もしない。 そんなレベルの人ならばおとなしく受験対策でもしてたほうが よほど役に立つ。


それに、世の中には、なんでも願いを叶えるなんていうのはないかもしれないが、 「こりゃ難しいからあきらめとこ」と思ったものを暇なときに調べてみたら、 案外簡単な方法でできてしまうことが判ったなんてことや、 特効薬のようなものが実はコッソリあったりするなんていうのは、 茶飯事なわけだ。

ここ数年の間で知ったものに限っても

と、「枯れない桜」を探し続たら、最果ての孤島で見つけて 効率が飛躍的に上がったというのは枚挙にいとまがない。 それ以前の話は、もうあたりまえのことになってしまって 「願いがかなった」ことすら忘れてしまっている。

私が学部生のころには、論文のライティングのハウトゥー本なんていうのは あまり知られていないジャンルで、木下は良い本だが、黒体輻射がわかんないとわかんないような記述(アドホックなパラメータをいれてみたら うまくいったという極めて示唆に富む記述だが)でよーわからんと言われ、 結局のところ卒論のメルクマールとして、「本○勝一の日本語の作文技術」が幅をきかせていた なんて時代だった。今の学生がそれを聞いたら目を廻しかねんような話だ。 実はその時代からAPAやAMAのような優れたマニュアルがあり、ロバートデイの本なんかも あったんだが、知る人はほとんどいないという有様だった。

博士課程に進学したころから、「これ論」等のように、

  • 「論文の構成要素と、個々の構成要素ごとの構成要件」
  • 「論文全体の論理をどう組み立てるか」

といった視点から論文の書き方をまとめた本が日本語でも沢山出てきた。

私自身も時を同じくして、Wikipediaにて別名義(グローバル化のため漢字名義を捨てたので今は捨てアカ) で活動をし、アメリカの大学院生向けのライティングコースのカリキュラムを参考にして書いたのがIMRADという記事だ。 初版を書いたころはまだ院生だった。

この記事には賛否両論あるようで、自分自身、

  • 概念操作化
  • モデル化
  • 可視化
  • ムーブ分解
  • Methodの切り崩し方についての諸議論

に関する記述は、初版執筆当時に出典を揃えきれなかった関係から今に至って 極めて歯切れが悪く、直線性の悪い議論になってしまっている。(少しずつ改善してはいるが) 最近のカリキュラムで学んだ学生にしてみれば、上に書いたことのほとんどについて 「なんでこんなに直線性の悪い記述をしてるの?」と疑問に思うかもしれない。

一方で、現実に論文を書かなきゃいけない人と、ライティングの指導をしなきゃいけない人にはそれなりに受け入れられている ようだ。理由は、あたりまえのことから始め、研究者レベルで必要なことも含め網羅してるからだと思う。

「科学的な思考」に関しても、私が学部生のころにはカールホッパー流の定義と相対主義 とを組み合わせたような怪しげな言説が流布していて、 ファインマン先生に散々バカにされてた時代の科学哲学 の残党のようなものが姿を変えてネット上や 啓蒙家たちの間に跋扈してる有様だった。 武谷三男の本を読んでみて、僕が学部生時代の「ネット上の科学論」 をことごとく論破しているもんなんだけど…。 インターネットなんてない時代に。

さて、カールホッパーの直弟子である、とある偉い先生のホームページに

  • 波動関数の発見によって土星模型は意味を無くした
  • 相対論の発見で古典力学は意味を無くした

なんてことが書いてあった(今は消されてるようだが)

  • えっ?土星模型は、場合によっては「現役」ですし、モデル化のエッセンスが詰まった非常にいいモデルなんだけどな。
  • 「技術的な問題の中で相対論的な補正なしの古典力学で解決できる問題と相対論補正が必要な問題とどっちが多い?」

と思うのだがさらに不思議なのは誰も突っ込まなかったの?ってこと上のようなことを言ってる時点で、この人は科学の「か」の字も分かってない。

現実の科学はアドホックなパラメータの追加をする(「合わせこみ」という)し、そういうのの積み重ねが科学の歴史のように思うんですけどね。 こういう、迷宮入りしちゃった「知」というのは、そろそろ棚卸すべきなんじゃないかなと僕は思いますが…。

伏線を回収するではないが、ダ○ーポの話に戻ろう。 さぁ話にオチをつけよう。これまで散々曲芸商法だなんだと言ってきて、 ダ○ーポ、実は何故か殆どみてなかったので、殆ど3から入ったに近い組です。 ニコ動で全話みました。こんなエグイ話だったっけ?シス○ープリンセスとかフ○コイとかT○ Heart みたいな系統とおもっていたんだが…。一言でいうと、義理の妹と従妹が殺し合い寸前の痴情の縺れに至る話。

心理描写が深い。
誰だって、結構自分の深い部分で「あれ(あいつ)さえいなければ/なければ」なんていう悍ましい感情を持ちながら、一方で「あれ(あいつ)」をとても大事に想っていたりいたりするもんでしょ?そこの矛盾を、「枯れない桜」という概念装置を使って光をあてたというのがこの作品の一つの意義。

音夢とさくらの殺しあいは、そういう矛盾を非常によく可視化している。

いや、こいつら小学生のころから陰湿ないやがらせ合戦をしていたわけだが。朝○音夢の鈴の出所を知ったあたりで悪寒がしたが トラウマになったやついないのか?これ。ひ○゛らしの比じゃない。

このダ○ーポという話、続編があって、音夢とハッピーエンドになった経緯を無視して しれっと白河こ○りと交際してたり。そりゃ堀○由衣は天使だけどいくらなんでもあんまりだ。 総統閣下がブチ切れるのも当然[10] [11]

で、修士時代同期にT君という病的にモテル人がいて、好意を寄せる女の娘が 僕が知るだけで常に3人ぐらいいて、そのうちの一人が定規を腕にあてリストカットの真似事のようなことをしてあわや刃傷沙汰に なんていう事件があったんだが…。 そのT君がもらったというバレンタイン手作りチョコレートには ほとんどみんな女の娘の髪の毛とか消しゴムの屑とかが入っていたらしく (おそらくT君の名前を書いた消しゴムを使い切ってというおまじないの 応用だという結論になっているが、何故チョコに混ぜ込んでT君に 喰わせようとまでしたかは不明) 大学院卒業後T君は芦屋で証券会社の営業マンをやることになったとの話だが噂によれば 痴情のもつれでメンタルになり、復帰後は白金に移動になったそうな。 リア充ってのも考えもんだ。 他にも、似たような話をいくつか知っている。数年前にご近所で 痴情の縺がいくとこまでいって、妻と愛人が結託して男をメッタ刺 なんていう恐ろしい殺人事件がありまして、ワイドショーまでやってきて大騒ぎなんてことが。

現実の恋愛というのは、案外そういうもんなのかもしれない。 そういうのが面倒だという人のためのダ○ーポのはずが…。 いやこの作品、光の当て方がうまい。 って誰が可視化モデル化して説明しろと言ったんだ? 可視化モデル化を意識したライティング教育に関しては Wikipediaを通じて教材を提供してきた自負があるが そんなのは論文だけで充分。アニメの中ぐらいはご都合主義とお気楽超展開のハーレムエンドにしてくれよ!! 光や水蒸気は…。

ではWikipediaはどうか?

あまり触れられない側面に、光を当てて、その本質を可視化する

べきでしょう。むろん出典をきちんとした上でだけど。

最後は女の話かよ?ってそりゃWikipediaは辞書ですから。 「すべての辞書は愛に始まりをんなに終わる」んですよ。 音夢とさくらが殺しあってこそダ○ーポと言えんこともないが、 ダ○ーポ3では、そういうのはやめてほしい。 ただのハーレムものをやってほしい。 音夢の後継機とさくらがかちあうだけでヒヤヒヤするから。

そんな話をした後でこんな話をするのは さて、ダ○ーポでいうと僕の性格は 芳野さ○ら嬢に近いかもしれない。 博士号もってるといか、普段の一人称がボクだとか、年齢不詳というだけじゃなく、 おちゃらけた99%の裏に隠れた1%の素顔というあたりが。 (実際には明○小衣に近いかもしれないが) 怒ると怖い(怒ったことなんてないんだけど) といわれるんで、最近さらに自重中。

お前の実年齢は?

  • DCさ○らとか
  • らるち~
  • うめーこのみかん

このネタで懐かしいと思う人は、同志。

ラブ○イブ

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ラブ○イブをニ○動でみた(1とニ○動の最新と、ラ○ティスの最新のみだが)。公式でライブ動画の試聴もした。いや、これ完成度高すぎるだろ。 よくこれを2年間鳴かず飛ばずの状態に隠し通したもんだ。完成度の高さもすごいんだけども ほとんどの人がノーマークという状態だったというのも逆に凄い。

声優は、無名の新人が殆どだが、スタッフが異様に豪華で金もかかっている (資金の出所が謎)


一応僕も2年前の夏コミのときから話だけは知っていて 南○愛乃と三○すずこが出ていることも知っていたが敢えて見ないことにした。 なんというのかキ○メロ臭が強く、自分の好きな娘が、そんな泥沼に陥る さまを見たくなかったからだ。


実際、ラブライブは、13年前に失敗したKiraKira☆メロディー学園の 流れを組むプロジェクトという説がある。これはプロデューサーが キ○メロのスタッフという点や、僕らのLIVE 君とのLIFE の歌詞にも、 「何度でもあきらめない」「KiraKira」と、キ○メロのリバイバルで あること連想させる言葉が複数入っていることがある。 主人公の母親役が浅○さんで、「音ノ木坂学院」というというのも 「音ノ木坂学院」=「キ○メロ学園」と考えると、しっくりくる。

ラブ○イブが、13年前に失敗したKiraKira☆メロディー学園の 流れを組むプロジェクトとするなら、このプロデューサーは、13年のも間 KiraKira☆メロディー学園の再興のために臥薪嘗胆の思いで培ったと 想像されよう。


まあ、惨敗したものを再興しようとするのなら、このくらいの執念とこのくらいの 準備をしとかないとダメなんだろうね。僕も失敗して黒歴史化したものがいくつかあるけども、 こっそり再興策でも考えてみるか?

そういう思いをこめながら

「♪僕らは今のなかで輝きを待ってた」

というフレーズを聞くと、感慨深いものがあるよな。