利用者:R.Lucy/読書感想文
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この文書は私論です。一部のウィキペディアンが助言や意見を記したものです。広く共有されている考え方もあれば、少数意見の見解もあります。内容の是非については慎重に検討してください。 |
執筆意欲向上のために、制度面からなにか執筆者を支えることはできないかなと、検討している内容です。まとまったらウィキプロジェクトとして立ち上げてみるのも面白そうです。
現在の分類制度
[編集]「質」という観点からみた場合、ウィキペディアにおける記事空間のテキストは大きく以下の分類にわけることができます。ただし、明確な基準を以って良しとされているのは秀逸な記事のみで、未執筆の記事を除けば、記事空間上のテキストは「秀逸か、それ以外か」という分類になってしまいます。
- 未執筆 - まだ執筆がなされていない項目。執筆依頼や日本語版にない記事などで執筆者の募集が絶えず行われている。
- スタブ - 書きかけの記事。スタブカテゴリに規定されるカテゴリで分類され、加筆依頼や今週の強化記事などを通して執筆者へ働きかけがなされている。
- 普通の記事 - 特に何もなされていない記事。執筆者や推薦者が任意でおすすめ記事への掲載や、査読依頼、秀逸選考などにかけることができる。
- 秀逸な記事 - 秀逸選考を通過したウィキペディアで良質とされる記事。
ウィキペディアの目的である「質も量も史上最大の百科事典を創り上げること」を鑑みれば、記事空間上のテキストの最終到達点は当然、秀逸な記事なのですが、普通の記事から秀逸な記事へのステップアップは(当然ながら)容易ではなく、その隔たりは執筆意欲の大きな阻害要因になっているような気がします。
現在の査読制度
[編集]執筆者が記事を書けば、それを誰かに読んでもらいたいと思うのは当然のことです。執筆した記事に対し、積極的な意見や感想を聞くことができる場としてウィキペディアに用意されているものとしては査読依頼や秀逸選考、定期・不定期に行われる執筆コンテストなどがあります。
しかし敷居が高く、尻込みしてしまう執筆者が相当にいるのか、日本語版利用者が慎ましいのか、活発な利用が少ないように思っています。もっと気軽に感想や批評ができる場があれば、それを目指して執筆者のモチベーションがあがったりしないでしょうか。
提案事項(stub)
[編集]- 特定条件を満たす記事を良質な記事と定義し、普通の記事と秀逸な記事の間に分類してみる。
- 英語版のGood articles、日本語版のおすすめ記事に該当しますが、秀逸な記事よりも軽い特定条件を設け、機械的に分類してしまおうというものです。普通の記事から良質な記事へ、良質な記事から秀逸な記事へという段階を踏むことにより、秀逸な記事へのステップアップを少しでもやりやすいものへと変えて行きたいという考えからきています。
- 条件としては「月間新記事賞受賞記事、月間強化記事賞受賞記事、執筆コンテスト入賞記事」「良質な記事の選考で賛成票を一定割合獲得したもの」など、秀逸な記事よりも若干軽いものを想定しています。
- 「良質な記事はランダムでメインページから項目がリンクされる」など、若干の優遇措置が図られるようになると、記事の質向上を目指すための執筆意欲向上につながるのではないかと思っています。
- 毎月、良質な記事から強化してみたい記事を検討し、査読依頼での査読を依頼します。秀逸な記事となるための不足事項や問題点を洗い出し、明確な方向性を持った執筆が行いやすい環境作りを整えます。
以下検討