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利用者:Oq10pass/sandbox/日産・テラ (コンセプトカー)

Oq10pass/sandbox/日産・テラ
フロント
リア
サイド
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 四輪駆動
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日産・テラ (TeRRA) は、日産自動車が2012年に発表したコンセプトカーである。「SUV」および「EV」のコンセプトモデルであり、ゼロエミッションSUVという領域における持続可能性を提案したモデルである[1]

概要

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2012年、パリモーターショーで披露された。都市部での静かな走行と、持続可能なモビリティに対するニーズに応えるべく生み出された。

ドアは観音開きとなっており、座席の配置は左右非対称なのが特徴となっている。他に、大きくて頑丈なタイヤ、太いピラー、そして目立つフェンダー間のトリムウエストを特徴し、オフロード用のSUVとしての特徴を備えている。

エクステリアは、金属が魅せる頑丈さを活かしており、インテリアは木目調のパネルがドアからダッシュボードへ一通りに用いられている。この木と金属のコントラストが柔らかな温もりを醸し出し、近未来的な雰囲気を与えている。

コックピット

ダッシュボードには、従来のインストゥルメントパネルの代わりに、車両のインテリジェントキーとしても機能するドッキング可能な電子タブレットが装備されている。ドッキングすると、タブレットは速度とパフォーマンスのインジケーターを表示し、エンターテイメント、ナビゲーション、通信システムのハブとして機能する。車外ではタブレットは他の一般的なポータブルデバイスと同じように動作する。

また、運転席は前方のほぼ中央に配置されていて、優れた視認性と道路上の開けた視界を実現する。従来のドライバー隣の助手席は、運転席より後ろにずれている。後部2席においても同様であるが、後部座席は運転席と助手席の真後ろではなく、運転席の肩の上に配置したレイアウトで斜めに配置されており、前方とほぼ中央に向かって座る。当時の日産の常務執行役員兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー中村史郎によると、「ドライバーが片側に座らず、ほぼ中央にあることで、新鮮で啓発的な視点と優れた視認性が得られます」、「斜めのレイアウトにより、すべての乗客が前方の冒険のビジョンを共有できます」とのことである。また、3つの座席はフラットに折りたたむこともできるため、自転車、カヤック、または自分で組み立てた家具を運ぶのに十分なスペースが確保できる。

テラは、4x4 燃料電池電動パワートレインによって駆動される 3 つのモーターを備えている。 内蔵されている電気システムは日産・リーフと同様のものであり、前輪に動力を供給し、2 つのインホイールモーターが後輪に動力を供給する。これは3つのPIVOコンセプトで採用された実用的なプロトタイプに基づいている。また、モーターの性質上後輪に動力を供給するドライブシャフトが不要なため、キャビンフロアやアンダーボディに特徴的なこぶはない。ボンネットの下には、日産独自の水素燃料電池スタック(世界トップレベルの出力密度 2.5kW/L を備えたフラットでコンパクトなユニット)を装備する。このスタックは当時、日産が開発してきた1996年以来最新のものであり、製造に必要なレアメタルの量が以前の4分の1に削減されたため、2005年の先代のわずか6分の1のコストである。これによりコンパクトなパワートレインパッケージを実現し、フラットなキャビンデッキと下側のボディパンを実現できている。

脚注

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  1. ^ “[https://www.nissan.ca/experience-nissan/future-and-concept-cars/terra-suv.html TERRA TAKING SUSTAINABILITY OFF-ROAD]”. Nissan Canada. 24 Nov 2023閲覧。

外部リンク

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