利用者:Kodai99/塙山キャバレー
塙山キャバレー(はなやま-)とは、茨城県日立市に存在する飲み屋街である[1]。実際には「塙山キャバレー」という店舗は実在しないうえに、「キャバレー」と呼ばれる接待飲食店も存在しない。略してはなキャバとも。
当該地に存在する店舗はすべて屋台であり、その外観は第二次世界大戦後まもなくに各地に存在したトタンやあり合わせの木材利用したバラック風のものとなっていることから、昭和30年代の光景に見えるB級スポットとなっている。
歴史
[編集]終戦後、闇市が国道6号線(現在は旧道)沿いに立ち並んだ。闇市がなくなって以降は屋台が立ち並ぶようになったが、1963年(昭和38年)に新道(現在の国道6号線)が開通すると、その人の流れを目当てに、現在の場所に屋台を開く人間が現れ、次第に同じような屋台が集まるようになったのが始まりである。
<要出典>周辺の屋台は、その後の戦災復興に伴う土地区画整理事業により姿を消していったが、【理由】により、この場所の屋台街はそのまま残されることとなった。<ここまで>
1970年代には高度成長期とともに、日立製作所で勤務する工員で大盛況となり、屋台は最大で24件となった。
2014年1月16日未明に発生した火災(火元は中央付近にあったラーメン店。漏電によるものとされた。)により、火元を含め5件が消失した。
名称
[編集]当地にある飲食店には、「塙山キャバレー」という店舗は存在しない。また、キャバレーも存在していない。
いつの頃からかはっきりしないものの、一駅先(日立駅)には大型のキャバレーが存在しており、それと比べて小さいことを自嘲して「『ちゃばれー』だっぺ」として、「塙山ちゃばれー」と呼んでいたという。
その後、大型キャバレーが閉店するなど環境の変化もあり、「塙山キャバレー」の呼称が定着した。
メディア
[編集]テレビ
[編集]- ドキュメント72時間 2015年7月3日放送「“はなキャバ”人生劇場」
- ザ・ノンフィクション 2021年5月30日・6月6日放送「酒と涙と女たちの歌 ~塙山キャバレー物語~」
- ザ・ノンフィクション 2023年1月15日・1月22日放送「酒と涙と女たちの歌2 ~塙山キャバレー物語~」
新聞
[編集]映画
[編集]テレビドラマ
[編集]<要出典>黒木メイサが出たドラマか映画?<ここまで>
外部リンク
[編集]- 日立製作所の企業城下町に存在する超絶昭和なバラック飲食街「塙山キャバレー」 - 新日本DEEP案内
- 茨城県日立市「塙山キャバレー」昭和にタイムスリップしたような景色は必見!アクセスやお店の営業は? - MACHI LOG
- 塙山キャバレーは、別世界への入口【茨城県・日立市】 - 日本に、もっと恋する旅
出典
[編集]- ^ フリート横田『昭和トワイライト百景 東京、関東近郊、北国へー失われつつある戦後の残り香を追って』世界文化社、2019年、110-113頁。ISBN 978-4-418-19211-3。
- ^ 映画『なりゆきな魂、』(2017年1月号)(月刊いーじーぷれす)
- ^ なりゆきな魂、(映画.com)
- ^ いばらきフィルムコミッション 支援作品◆愛を乞うひと