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利用者:IXTA9839/sandbox music

IXTA9839/sandbox music
URL twitcasting.tv
種類 株式会社
言語 日本語英語ポルトガル語スペイン語
タイプ ライブ動画配信サービス
運営者 モイ
設立者 サイドフィード
収益 広告、サービス内課金
広告 あり
営利性 営利
登録 任意
ユーザー数 3000万
開始 2010年2月3日 (14年前) (2010-02-03)
現在の状態 現行
モイ株式会社
Moi Corporation
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
101-0048
東京都千代田区神田司町二丁目8番地1
代表者 代表取締役 赤松 洋介
資本金 7億6900万円
売上高 23億5900万円(2019年12月31日時点)[1]
営業利益 ▲1億8900万円(2019年12月31日時点)[1]
経常利益 ▲1億8200万円(2019年12月31日時点)[1]
純利益 ▲1億8600万円(2019年12月31日時点)[1]
純資産 8億5400万円(2019年12月31日時点)[1]
総資産 13億4800万円(2019年12月31日時点)[1]
決算期 12月末日
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TwitCasting(ツイットキャスティング[2])は、モイ株式会社が運営するライブ動画配信サービスである。iPhoneAndroid端末、PCなどから手軽にライブ配信を行えるサービスである。通称は「ツイキャス[2]」。芸能人や企業による配信も行われている。

概要

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「通信回線が細くても使えるという技術的な特徴がツイキャスの競争力になっています。」https://xtech.nikkei.com/dm/article/COLUMN/20140902/373751/?P=2


高画質放送ができるUstreamに対して、TwitCastingは、質にはあまりこだわらず、手軽に配信が出来ることを目的としている。配信方法は、ライブ配信か、ラジオ配信(音声のみ配信し、画面には静止画を表示)から選ぶことが出来る。配信・コメントには登録およびログインが必要。ただし、コメントを投稿しない視聴の場合は、ログインは不要。

TwitterFacebookInstagramのアカウントと同期する形で登録出来る。かつて日本語版ではmixiアカウントでも登録できたが、すでに新規登録は終了しており、ログインのみ可能となっている。また、現在はツイキャス専用アカウントからもログインする事も可能[3]

ログインにTwitterアカウントを使うことができるが、Twitter社とは特に資本関係などは無い。

沿革

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  • 2010年2月3日 - Twitterと連携するストリート・ライブキャスティング・サービス「TwitCasting Live for iPhone」のサービス開始[4]
  • 2010年5月11日 - 「ツイキャス・ビュワー for iPhone」公開
  • 2010年12月10日 - PCからの配信に対応
  • 2011年2月3日 - 「ツイキャス・ビュワー for Android」公開
  • 2011年4月6日 - 「ツイキャス・ライブ for Android」を公開[5]
  • 2011年8月10日 - システムがリニューアルし、「ポイント」と「アイテムの差し入れ」機能を導入。
  • 2012年2月29日 - 運営会社がサイドフィード株式会社(現:Moi Labs株式会社)から会社分割により誕生したモイ株式会社へ変更[6]
  • 2013年5月 - モイ株式会社が、イーストベンチャーズ英語版、伊藤将雄(ユーザーローカル代表取締役)ら個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施して6480万円を資金調達[7]
  • 2014年6月 - モイ株式会社が、シナール・マス、イーストベンチャーズを引受先とする第三者割当増資を実施して500万ドルを資金調達[8]
  • 2015年4月 - ツイキャス公式のオンラインストア「キャスマーケット」を公開[9]
  • 2015年6月24日 - ライブ中に回転できる「まわし撮り機能」を公開[10]
  • 2015年9月16日 - ライブ配信回数が2億回を突破[11]
  • 2017年12月13日 - ツイキャスのコミュニティーアプリ「Casmo!」をリリース[12]
  • 2018年2月28日 - リスナーがライブ配信者の企画を支援できる機能「ツイキャス・キートス」をリリース[13]
  • 2018年4月25日 - ツイキャスが「仮想通貨送金」に対応[14]
  • 2018年6月27日 - 「アイテム収益」および「動画収益 (β)」機能を追加[15]
  • 2019年8月8日 - ゲーム実況アプリ「ツイキャスゲームズ」を公開[16]
  • 2019年4月 - モイ株式会社が、グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合、KDDI新規事業育成3号投資事業有限責任組合SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資を実施して6億5,000万円を資金調達[17]
  • 2020年3月4日 - ツイキャス上で有料のライブを開催できる「プレミア配信」と公式配信オプションが利用できる「パブリック放送」の提供を開始[18]

事件・不祥事

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Twitter等の他のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)同様、サービスを通じて児童が事件に巻き込まれる事例が発生している。警察庁の調査では、2018年にツイキャスに起因して事件に巻き込まれた18歳未満の子どもは、SNSを通じて事件に巻き込まれた1811人のうち46人であった[19]。 こういった問題に各社共同で対処するための団体「青少年ネット利用環境整備協議会」

  • 2015年7月27日 - 大手配信主を掲載したポスターを札幌駅名古屋駅大阪駅渋谷駅秋葉原駅に巨大ポスターを貼ったが、その内、秋葉原駅採用分は「権利関係の問題」として掲示が見合わせられた[20]
  • 2017年1月24日 - 岡山県和気町在住のアルバイトの学童指導員の男33才を岡山県警赤磐署が県青少年健全育成条例違反容疑で逮捕した。男は同月の16日と27日にツイキャスで知り合った少女が未成年(当時中学3年、15歳)と知りながら、同県赤磐市内に駐車した軽乗用車内で少女にみだらな行為をした。2月下旬に少女の母親が同署に相談して発覚した。[21]
  • 2018年5月10日 - 滋賀県野洲市の会社員の男が小学生の女子児童と性行為をしたとして、強制性交の疑いで逮捕された。2人は前年12月9日、動画のライブ配信サイトツイキャスで知り合ったという。[22]
  • 2018年7月3日 - 奈良県大和郡山市に住む自殺願望のあった県立高校1年生の女子生徒(16才)が近鉄橿原線近鉄郡山駅で自殺を実行して線路に飛び込んで電車と衝突し死亡。その際の様子をツイキャスでライブ配信していた。[23]
  • 2018年7月25日 - 埼玉県所沢市に住む自称無職男性22才を千葉県警我孫子署は女子中学生を誘拐したとして逮捕した。男性はツイキャスを通じて知り合った中学3年の女子生徒14才を未成年と知りながら誘い出し、21~23日まで所沢市の自宅アパートに寝泊まりさせた旨、容疑を認めている。[24]
  • 2019年4月 - 無人島の上陸許可を取ろうとした男性配信者が管理者から安全上の理由で上陸を断られた。しかし無人島ヘ無断上陸しサバイバル配信を実施。その後体調を崩し海上保安庁へ救助要請をする事態に発展。島の所有者は状況によっては法的措置を取る事を示唆していた。[25]
  • 2019年5月21日 - LGBTを悪用している男性配信者が公園で無許可配信をし通報を受けた職員から許可を出さない旨と注意を受ける事態に発展し迷惑配信者としてサイト「探偵watch」に掲載された。[26]

用語

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モイ
TwitCasting内で使用されている挨拶。意味はフィンランド語で「こんにちは」。「モイモイ」の場合は「さようなら」を意味する。社長がフィンランドに行った時にこの言葉と出会い、広まった。
なお、ライブ開始直後には、自動的にこの文字列が表示され、投稿する(内容変更可)か、しないかを選択出来る。「モイ」は、運営会社の名称にも使用されている。
ポイント
差し入れの時に使用される架空の通貨。ポイントは、リニューアル後初めてのログイン時、または、最後の差し入れから24時間経過した際に、100ptまで無料で自動チャージされる。有料でポイントを購入することもでき、PayPalWebMoneyAmazon Payでの支払いのほか、アプリでは、アプリ内課金での決済ができる[27]
また、配信者へ差し入れをすると、その配信者のサポーターになり、その人のレベルが上がった場合にポイントが付与される。サポーターランキングがあり、ランキング上位のほうが貰えるポイントは多い。[27]
差し入れ
閲覧者がポイントを使用してアイテムを購入し、配信者に渡すこと。配信者は、この差し入れによって「ライブがトップページに表示されやすくなる」「配信時間が延長できる」などの様々な効果を受ける事が出来る。[28]
お茶爆
 配信収益対象アイテムであり、一部を配信者に還元してもらえるサービスとなっており、いろんなアイテムが投げられてくるが、収益が上がるのはお茶爆のみとなる。見ている人は、無料ポイントと有料ポイントを保有しているが、その中も有料ポイントで投げられたお茶爆のみ配信者の収益になる。具体的には「有料ポイントで投げられたお茶爆の7割」これが収益になる。

登録ユーザー数

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  • 2010年 - 25万人[29]
  • 2011年 - 75万人[29]
  • 2012年 - 175万人[29]
  • 2013年3月 - 200万人[29]
  • 2013年5月 - 240万人[7]、250万人[2]
  • 2013年7月 - 270万人[30]
  • 2013年11月 - 400万人[31]
  • 2014年2月 - 500万人[2]
  • 2014年5月 - 600万人[32]
  • 2014年9月 - 750万人[33]
  • 2015年4月 - 1,000万人[2]
  • 2017年8月 - 2,000万人[34]
  • 2019年4月 - 2,500万人[17]
  • 2020年8月 - 3,000万人[35]

脚注

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  1. ^ a b c d e f モイ株式会社 第8期決算公告
  2. ^ a b c d e 中桐基善 (2015年12月7日). “イケメンボイスに弾き語り女子 スマホ動画発の最新ヒット”. NIKKEI STYLE. 日経BP. 2020年8月3日閲覧。
  3. ^ ツイキャス独自のアカウント「キャスアカウント」が作れるようになりました。| モイ株式会社
  4. ^ Twitterと連携するライブ配信サービス「TwitCasting Live」--サイドフィードが公開”. CNET Japan (2010年2月3日). 2020年3月15日閲覧。
  5. ^ ダイジェストニュース(2011年4月6日)”. ケータイ Watch. 株式会社インプレス (2011年4月6日). 2020年3月15日閲覧。
  6. ^ 「モイ株式会社」を設立しました。 | サイドフィード株式会社
  7. ^ a b Takeshi Hirano (2013年5月22日). “中高生ユーザーが爆発ーー240万人利用の「ツイキャス」EastVenturesなどから約6500万円を調達”. BRIDGE. PR TIMES. 2020年3月15日閲覧。
  8. ^ Lawler, Ryan (2014年6月27日). “Japan’s Moi Corporation Raises $5M For Mobile Live Streaming App TwitCasting” (英語). TechCrunch. 2020年3月15日閲覧。
  9. ^ ツイキャスがコマース事業「キャスマーケット」を開始”. BRIDGE(ブリッジ). 2020年3月15日閲覧。
  10. ^ ツイキャス、配信中に画面回転する「まわし撮り機能」”. ケータイ Watch. 株式会社インプレス (2015年6月24日). 2020年3月15日閲覧。
  11. ^ プレスリリース | モイ株式会社
  12. ^ ツイキャスのコミュニティーアプリ「Casmo!」リリース”. 週刊アスキー. 2020年3月15日閲覧。
  13. ^ ツイキャス、リスナーが配信者の企画を支援できる新機能「キートス」を開始 奨励金を支給するキャンペーンも”. ねとらぼ. 2020年3月15日閲覧。
  14. ^ 株式会社インプレス (2018年4月25日). ““ツイキャス”で仮想通貨の送金が可能に ~まずはモナコインに対応、今後ビットコインにも対応予定/ウォレットやポイントの決済機能も、仮想通貨付与キャンペーンも実施予定”. 窓の杜. 2020年3月15日閲覧。
  15. ^ ライブ配信サービス「ツイキャス」に収益化機能”. ねとらぼ. 2020年3月15日閲覧。
  16. ^ 株式会社インプレス (2019年8月8日). “新ゲーム実況アプリ「ツイキャスゲームズ」誕生、PCからの配信も視聴可能に”. AV Watch. 2020年3月15日閲覧。
  17. ^ a b Takeshi Hirano (2019年4月10日). “ツイキャスが6.5億円調達、昨年の配信ユーザーへの支払総額は1億円以上に”. BRIDGE. PR TIMES. 2020年3月15日閲覧。
  18. ^ ツイキャス上で有料のライブを開催できる「プレミア配信」と公式配信オプションが利用できる「パブリック放送」の提供を開始!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2020年3月15日閲覧。
  19. ^ 八木拓郎; 小林太一; 吉村治彦 (2019年11月25日). “SNSで事件被害、少年少女1811人 どう防ぐか?”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASMCS44YTMCSUTIL00H.html 2020年3月15日閲覧。 
  20. ^ twitcasting_jpのツイート(625711356767944704)
  21. ^ 産経WEST 2017.5.24 12:45
  22. ^ https://web.archive.org/web/20180511013138/http://www.sanspo.com/geino/news/20180510/tro18051018390018-n1.html
  23. ^ @niftyニュース 2018/7/3 21:45
  24. ^ 産経ニュース 2018.7.25 16:43
  25. ^ http://buzz-plus.com/article/2019/05/08/abzouabzou-mujintou-news/
  26. ^ http://tanteiwatch.com/72680
  27. ^ a b - TwitCasting”. twitcasting.tv. 2019年1月8日閲覧。
  28. ^ Help - Sending Items - TwitCasting”. twitcasting.tv. 2019年1月8日閲覧。
  29. ^ a b c d Takeshi Hirano (2013年3月29日). “TwitCasting(ツイキャス)が200万ユーザー突破、年内400万人も視野にー創業者も困惑する「斜め上」の成長とは”. BRIDGE. PR TIMES. 2020年3月15日閲覧。
  30. ^ Takeshi Hirano (2013年7月12日). “お盆にツイキャスは300万人突破へーーコンフェデレーションズカップ「デモ」は5万人視聴でブラジルメディアに取り上げられる”. BRIDGE. PR TIMES. 2020年8月3日閲覧。
  31. ^ 岩本有平 (2013年11月28日). “ツイキャスが400万ユーザーを達成--12月からは海外に本格進出”. CNET Japan. 朝日インタラクティブ. 2020年8月3日閲覧。
  32. ^ 西戸雄太 (2014年9月17日). “「安心して使える」は、なぜ難しいのか”. 日経クロステック. 日経BP. 2020年8月3日閲覧。
  33. ^ Takeshi Hirano (2014年9月8日). “【追記あり】750万ユーザーのツイキャス、総配信数が1億回を(もうすぐ)突破”. BRIDGE. PR TIMES. 2020年3月15日閲覧。
  34. ^ "ツイキャスの登録ユーザー数が2,000万人を突破" (Press release). モイ. 22 August 2017. 2020年3月15日閲覧
  35. ^ "ツイキャス、ユーザー数3,000万人突破記念 声優 黒沢ともよさんがsumikaの名曲「フィクション」を カバーするブランドムービーを公開!" (Press release). モイ. 1 August 2020. 2020年8月3日閲覧

外部リンク

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