利用者:小石川人晃/sandbox4
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ガンピ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Diplomorpha pauciflora (Franch. et Sav.) Nakai var. pauciflora (1937)[1] | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
〓〓〓〓〓〓、ヒメガンピ、イヌコガンピ、ミヤマコガンピ |
〓(桜雁皮[4]、学名: Diplomorpha pauciflora var. pauciflora)はジンチョウゲ科ガンピ属の落葉低木。日本の伊豆、箱根の特産種。山地に生える。
日本の本州の伊豆半島や箱根周辺に分布し、山地の夏緑樹林の林の中や、林縁の岩場などに生える[4][5]。
樹高は1 - 2メートル (m) になる[5]。樹皮はサクラに似た褐色や淡灰褐色である[4]。一年枝は赤褐色で伏毛がある[4]。葉は短い枝でまばらに互生し、枝の左右に2裂に並ぶ[5]。
花期は夏(7-8月)[4]。枝の先と上部の葉腋から短い集散花序を出し、淡黄色の管状の小さな花を数個つける[5]。花序軸には白い毛が密に生える[5]。花後には、長さ3ミリメートル (mm) ほどのやや細い卵形の果実をつけ、乾果状[5]。
冬芽は隆起した葉痕の中に隠れていて見えない[4]。ときに、葉痕上部から冬芽を覆う白い毛が出ている[4]。葉痕は互生し、半円形や三日月形で、維管束痕が1個つく[4]。
樹皮は高級和紙「雁皮紙」の原料とされたが、現代では採取されていない[4]。
脚注
[編集]- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Diplomorpha pauciflora (Franch. et Sav.) Nakai var. pauciflora サクラガンピ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月24日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Daphne zephyrina Halda サクラガンピ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月24日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Wikstroemia pauciflora (Franch. et Sav.) Franch. et Sav. ex Shirai サクラガンピ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 95
- ^ a b c d e f 牧野富太郎 著、邑田仁・米倉浩司 編 2013, p. 223
参考文献
[編集]- 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、95頁。ISBN 978-4-416-61438-9。
- 牧野富太郎 著、邑田仁・米倉浩司 編『APG原色牧野植物大図鑑II = APG MAKINO'S ILLUSTRATED FLORA IN COLOUR 2 (グミ科~セリ科)』北隆館、2013年3月25日。ISBN 978-4-8326-0974-7。