利用者:小石川人晃/sandbox18
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ヒロハノツリバナ (ヒロハツリバナ) | |||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Euonymus macropterus Rupr. (1857)[1] | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ヒロハノツリバナ、ヒロハツリバナ |
ヒロハノツリバナ(広葉吊花[2]、学名: Euonymus macropterus)はニシキギ科ニシキギ属の落葉低木ないし小高木である。別名、ヒロハツリバナともよばれる[1][3]。和名は、ツリバナに比べて葉が広い意味である[3]。中国名は、黃心衛矛(別名:黃心子)[1]。
特徴
[編集]北海道、本州、四国の剣山、および朝鮮半島から中国北部・東北部、東シベリアにかけて分布する[2][3]。山地に生え、ツリバナよりも標高の高いところで見られる[2]。
落葉広葉樹の低木から小高木で、樹高は2 - 6メートル[2][3]。全体に無毛で、よく枝分かれする[3]。樹皮は灰色や暗灰色で滑らかである[2]。一年枝は緑色でやや太く、断面は丸くなり稜がない[2]。葉は長さ3-15センチメートル (cm) で、秋には黄葉する[3]。
花期は初夏(6 - 7月)[2]。新枝の基部近くに、葉腋から長さ4-8cmの柄がある花序を出して、白い4弁の花を咲かせる[3]。果実は蒴果で、4つの翼があり径2-2.5cmで、4裂して果種皮に包まれた種子をぶら下げる[2][3]。冬芽は対生し、長円錐形で先は尖り、8-12枚の芽鱗に包まれる[2]。ツリバナに似るが全体に大きく芽鱗の数も多い[2]。枝先の頂芽は、側芽よりも大きい[2]。葉痕は半円形で、維管束痕が1個つく[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、212頁。ISBN 978-4-416-61438-9。
- 牧野富太郎 著、邑田仁・米倉浩司 編『APG原色牧野植物大図鑑II = APG MAKINO'S ILLUSTRATED FLORA IN COLOUR 2 (グミ科~セリ科)』北隆館、2013年3月25日。ISBN 978-4-8326-0974-7。