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利用者:ライトノベル文学/涼宮ハルヒの憂鬱・作業用

涼宮ハルヒの憂鬱
ジャンル SF
アニメ
原作 谷川流
監督 石原立也
シリーズ構成 涼宮ハルヒと愉快な仲間たち
キャラクターデザイン 池田晶子
アニメーション制作 Kyoto Animation
製作 SOS団
放送局 放送局・放送時間参照
放送期間 2006年4月 - 7月
話数 全14話
テンプレート - ノート

涼宮ハルヒの憂鬱』(すずみやハルヒのゆううつ)はライトノベル『涼宮ハルヒ』シリーズを原作とした、学園コメディー風のアニメ。全14話。2006年11月、第11回アニメーション神戸作品賞のテレビ部門を受賞した[1]

概要

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涼宮ハルヒ#概要を参照。

アニメ放送前には発行部数130万部だった原作小説がアニメ放送後150万部も増刷された(2006年9月現在)[2]。その他、関連商品はいずれも深夜アニメとしては驚異的な売り上げを記録している。

2006年4月から7月まで、独立UHF局の深夜枠で放送された。UHFアニメではあるが、お色気シーンが非常に少なく(当初テレビ東京系で放送される予定だったという)、政令市クラスの地方局でも放送されたため視聴できる範囲は広い方であった。

アニメ本編が始まる前の2006年2月3日からラジオ関西にて番組連動のラジオ番組『涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部』が放送されている。また放送された番組は、一週間後の金曜日に『ランティスウェブラジオ』でストリーミング配信されている。

アニメ版では原作版と設定が微妙に異なっている点が非常に多く、特に涼宮ハルヒによる朝比奈みくるの任意同行のシーン(#2『涼宮ハルヒの憂鬱 I』)では、角川書店美少女ゲーム系雑誌2誌(『コンプティーク』と『コンプエース』)を萌えのたとえに使っている。

平成18年度(第10回)文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門審査委員会推薦作品

ストーリー

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涼宮ハルヒ#ストーリーを参照。

登場人物

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涼宮ハルヒ#登場人物を参照。

注意 : なお、この項目には作品の核心部分に触れる内容が記述されています。

シナリオ

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本作のシナリオは原則として、原作小説と同様にキョンの主観として語られている。

ただし例外として、アニメオリジナルの「サムデイ イン ザ レイン」のみは第三者的視点から描かれている(原作者の谷川流によると、キョンがいない部室内の様子を定点カメラで撮った感じにしたかったらしい。ちなみに定点カメラの数は三つ(窓際の掃除ロッカーの上・本棚中央部・みくるの衣装が置かれている一角の上部)。なお、他の視点からの映像に関しても画面がスライドすることはない)。

シナリオは谷川の原作に劣らず奇想天外で、後述の通り、物語の時系列と異なる順に放送されているという特徴がある。

たとえば、第1話「朝比奈ミクルの冒険」の冒頭からいきなり後藤邑子演じる朝比奈みくるの電波ソング恋のミクル伝説』から始まり、1話が実は話全体からいけば終盤の話という、いい意味で原作ファンを食った意外性に溢れるものであった。

このような意外性と、ヒロインのハルヒ役に抜擢された平野綾や、原作のキャラクターを上手に演じきった、キョン役の杉田智和を始めとする声優陣の好演もあり、原作ファンのみならずアニメファン全体の間で大きな話題となった。

評価

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作画
キャラクターデザインは原案のいとうのいぢのデザインに忠実に起こされており、原作からのファンにも違和感なく受け入れられた。またそのキャラクターを動かす動画においても、極めて高い水準でなおかつ安定した作画が行われている。また話の舞台は兵庫県西宮市及び神戸市なのだが、作中での背景は実際の風景が忠実に再現されている(実際に舞台となった土地を巡る聖地巡礼が流行したほどである)。加えて、全編にわたって実際にテレビカメラで撮影しているが如く、撮影されている対象の手前や背後が距離に応じてピンボケしていることを再現させていたり、光源を映したときのハレーションなどのエフェクトが徹底している等々、アニメファンから映像面は2006年上半期放送のアニメ作品でも随一と称される程の高評価を得ている。
設定
部室に設置させたパソコンは、Windows XPユーザーインタフェースを再現しているだけでなく、「射手座の日」にて長門有希がプログラムを打ち込むシーンで画面に表示されたコードを示す映像は、よくあるダミー文字列ではなく確かに「長門の意図どおりに動作するWindowsプログラムの一部」を模したものである。ちなみにESPON製である(「EPSON」のパロディアナグラム)。
さらによく見ると最初はマウスでパソコンを理解できない意思表示をしていた長門が、最終的に完全ブラインドタッチで、本来プログラムが自動生成するコードまでコマンドプロンプトで手打ちで入力するという、驚異的な成長を見せている。芸の細かさと、画面の作り込みに妥協しない制作スタッフの姿勢が、話題になった[3]
上記に関して、プログラムというのはソースファイルコンパイラ機械語二進数の羅列)に変換することで実行できるようになる。確かにコマンドプロンプトに表示されている文字列はWindowsプログラムをベースにしたものではあるが、このような文字列を単純に打ち込んだところでプログラムが動作するわけではない。しかしコマンドプロンプト上で動作しているエディタラインエディタ)を使用していると考える事も出来るし、(「一字一句たりとも絶対にタイプミスせず最後まで入力、間違えたりエラーが出たら最初からやり直し」というとてつもない条件は付くが)コマンドプロンプトからソースを入力する方法もまったく無いわけではないので、一概に間違いとは言い切れない。
人気ランキング
月刊ニュータイプ』2006年9月号のNT RANKINGでも、それぞれ下記のランキングに選ばれ、三冠を達成するなど、本作アニメは極めて好評の内に放映が終了している事もあって、同じスタッフ構成による本作アニメ新シリーズの製作を期待しているファンも多い(2006年11月現在新シリーズの制作は未定だが、それを示唆する発言もある)。
  • アニメ作品・人気ベスト20
1位:『涼宮ハルヒの憂鬱』、2位:『機動戦士ガンダムSEED DESTINY
  • 男性アニメキャラクター・人気ベスト10
1位:キョン、2位のキラ・ヤマトとは4票差。
  • 女性アニメキャラクター・人気ベスト10
1位:涼宮ハルヒ、2位のラクス・クラインを大差で破った。

「朝比奈ミクルの冒険」

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「朝比奈ミクルの冒険」はハルヒが高校の文化祭に向けて作った自主制作映画(実写映画)である。

原作小説では第二巻『涼宮ハルヒの溜息』にて映画を撮っている部分が描かれ、第六巻『涼宮ハルヒの動揺』にて上映シーンが描かれた。

本エピソードの破綻したストーリーや演出については、キョンの独白という形でツッコミ解説が入っており、視聴者に配慮がされている。しかしこの話の真髄は、以下に述べるような「素人が作った実写映画」特有のチープさをあえてアニメで再現した演出にある。これはスタッフの中に学生時代、自作映画を作った者がいたため再現が可能となった、極めて高水準なものである。

  • 撮影機材が、「民生用カメラ+三脚」という単純なものであることを、全編にわたり再現・強調している。カメラの焦点やズームを、カメラ自身の機能に頼りそのまま映像に使っており、ピントが合うまでの独特の間や、ズームアップが異常に速かったりする様子が再現されている。
  • アニメーション全編で16:9のアスペクト比になっているのに対し、劇中劇「朝比奈ミクルの冒険」のみ"市販のDVカメラで撮影した"という設定のため4:3のスタンダードサイズになっている(テレ玉での本放送時は「演出により…」というテロップが挿入されていた)。
  • ビームや怪光線の特殊効果は、平面的で前時代的。
  • カメラの周りで人が歩いたり走ったりした際、その振動が画面に伝わり揺れている(通常は、三脚の下にタイヤを敷いて、このようなミスを防ぐ)。
  • 全員最後までかなりの熱演である。しかし、イツキが画面外(カンペ)に目線をやってしまったり、ユキが窓から外へ消えるはずが、帽子が見切れており窓に写り続ける(窓の外にしゃがんでいることがわかる)など、演技ミスながらそのまま使ったシーンがある。本編のスキのないアクション(?)に比べて、素人特有の演技ミスが目白押しとなっており、両キャラクターのファンにとっては、ある意味お宝映像状態となっている(反面、ミクルは本編に近い)。さらにエキストラとして参加した町の人たちの台詞もはっきりとわかるほど棒読みになっている。
  • 「演出・脚本ミス」が数多く存在し、キョンも指摘している。これについては、多くのシーンを脚本順通りに撮影してしまったことにも原因があろう。複数存在するミクルの決め台詞シーンでは、本来終盤に向け徐々に盛り上げるはずが中盤で最高潮に達し、台詞のネタ切れを起こしている(不自然な最終戦の遠因となっている)。池に落ちるシーンは、衣装が台無しになるので本来一番最後にするのに、脚本通り中盤に撮影してしまったため悪役の出番が唐突に終わっている。最終戦も、撮影が上映予定の文化祭の直前になってしまい、苦肉の策として短時間で撮影した映像になっている。

雑誌『ザ・スニーカー』 のインタビューによると、この第1話は「涼宮ハルヒであればどう演出するか」というのを考えて作った物であり、エンディングのスタッフロールに登場する「超監督 涼宮ハルヒ」というクレジットは、あながち冗談でもないと語られている。

エンディング曲について

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オリコン騒動
エンディングのダンスに触発される形で、「エンディングテーマ『ハレ晴レユカイ』をオリコンチャート1位にしよう」という運動がインターネット(主に2ちゃんねるなど)や口コミアニメショップ秋葉原の大型小売店などで巻き起こった。
結果こそ最高5位に終わったが、アニメソングでここまで話題になり運動が起こったのは、2005年の『魔法先生ネギま!』のオープニングテーマ『ハッピー☆マテリアル』以来であり、本作品の人気が多方面に及んでいる事の証拠とも言える。
ダンスの振り付け
ちなみに、このエンディングのダンスは、演出と絵コンテを担当した山本寛アイドルグループ・Berryz工房のファンであり、作画監督も「アイドルのPVを参考に見せられた」と語っていることから、Berryz工房の『ギャグ100回分愛してください』がモデルであると言われている。
「学校の文化祭やイベントで、このダンスを踊りたいので、全振り付けを教えて欲しい」という問い合わせが多数寄せられた事から、京都アニメーションの公式サイトで、「振り付けの絵コンテ」が公開されている。また、DVD最終巻『涼宮ハルヒの憂鬱7』の映像特典として『ハレ晴レユカイ』のTV版完全バージョンが収録予定である。ちなみに、タレント中川翔子は『アイシールド21』で共演中のハルヒ役の平野綾から『ハレ晴レユカイ』のダンスを教えてもらっている(なお、バラエティー番組『個人授業(プライベートレッスン)~正しい和田アキ子の作り方~』で中川翔子が和田アキ子の前で踊った『ハレ晴レユカイ』はエンディング版である)。
その他
ナムコ(バンダイナムコゲームス)の製品「太鼓の達人七代目」(家庭用)に「ハレ晴レユカイ」が収録されている。
また2006年12月稼働予定のアーケード製品「太鼓の達人9」にも収録されており、このゲームのロケテスト時に話題となっていた。

特徴

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放送順のシャッフル
石原監督はオリコンのアンケートにて、「アニメでは原作のエピソードの順序をシャッフルしていますが、この意図と発案のきっかけを教えてください」という質問に対し、「原作付きアニメ作品というものは、原作既読者にとっては『きちんとアニメ化されているか?』という単なる確認作業になりがちなものです。ストーリーは知っていますから。それで今回『ハルヒ』のアニメ化に際して「原作ファンにも一から純粋に楽しんでもらいたい」という作り手側の気持ちもありまして、原作ファンすら「次にどうなるか分からない」という構成を考えた結果こうなりました。原作自体も短編は時系列が入れ替わっていたりするので、アニメの構成もこれでいけるだろうということになりました」と言っている。
また、時系列順だと、最終回に「クライマックスの盛り上がり」を成立させるためには、オリジナルのストーリーを用意する必要が出てくるためとも言われる[4]
公式サイト
本作品の公式サイトは、劇中で作成されるSOS団のサイトを模して作られており、一見素人丸出しの作りで、通常のオフィシャルサイトとは一線を画している。また、放送内容と連動して(あるいは放送後も)更新が行われることでも有名であり、カウンタが増えない過疎サイトぶりや、サイトの表示がバグったり、その後修復され、SOS団のエンブレムがZOZ団に差し替えられる様子が放送時期とリンクして再現されていた。
また、各エピソードの紹介も凝った造りになっており、隠し文字でアニメ化されていないエピソード(監督はアニメ化する意向があった旨の発言をしている)を読んでいないと理解できない数字が現れるなど、見れば見るほどネタが詰まっているサイトである。
YouTubeとの関係
このアニメが話題になった2006年上半期は、日本YouTubeが大々的に紹介され、一種のYouTubeブームが起こっていた時期だった。このため、本アニメの映像も、違法な形式によってYouTube上に多数アップロードされることになる。これらの映像の中には、本編映像だけでなく、OP、EDのみ切り取られた映像、また、関連するMADムービー作品も多く含まれていた。
これが数々のブログや、関連ムービーを集めたまとめサイトなどによって積極的に紹介され、前述した放送第1話の個性的な演出や、高い技術で作られていたエンディング映像が広く知られるようになったものと考えられている。このように、本アニメのヒットは、当時のインターネットの時代背景と深く関係しており、Web 2.0のモデル的な作品展開とも言われている。
他作品のパロディ
セリフや設定など、随所で「他作品のパロディ」をしている。京都アニメーション制作の『フルメタル・パニック!』も、パロディとして用いられている。また、第12話「ライブアライブ」のライブシーンは、2005年公開の邦画『リンダ リンダ リンダ』のカット割りを元ネタにしている。また本編で使用されているギターも映画内で香椎由宇が実際に使用したイタリアというブランドのギターモンディアル・クラシックを精密に描いている[5]
第14話『サムデイ イン ザ レイン』にて声のみで語られる演劇部の稽古シーンでは平松広和(同話で大森電器店の大森栄二郎店長で出演)扮する演劇部の大森部長がサンライズ某ロボットアニメ主人公と思しきセリフを喋っていたりもした。
自動車
アニメでは、実際に市販されている自動車が一部登場するシーンがある。以下を見てわかるとおり、本田技研工業の車種が多いが、なぜホンダ車中心に登場しているのは不明である。

データ

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視聴率
視聴率は、多くの放送局が独立UHF局なので公表されていないが、公表されている民放5局(テレビ北海道東北放送テレビ愛知広島ホームテレビTVQ九州放送)の中でもTBC東北放送では最高視聴率4.9%を記録した(第14回放送分・06年7月4日・「涼宮ハルヒの憂鬱VI」)。
その他、地方のテレビ北海道では最高3.6%(第13回放送・06年6月26日・「涼宮ハルヒの憂鬱V」)、TVQ九州放送では深夜3時近くの放送の上、チバテレビから遅れること1週間のもっとも遅い放送時間にも関わらず最高3.3%(第6回放送分・06年5月20日・「孤島症候群(前編)」)を記録し、さらにTVQでは全14話の平均視聴率でもこれら5局で最も高い2.1%を記録するなど、三大都市圏以外の地域での深夜アニメの視聴率は「*.*」(測定不能)が多発する中で、視聴率も大健闘した(土曜18時の『BLOOD+』や週末朝のアニメの関東における最高視聴率も同じ程度)。
しかし、特に首都圏の独立U局各局では放送エリア内にも関わらず、それらの局向けUHFアンテナを立てていない世帯も珍しくない(東京23区内でさえ、TOKYO MXを受信している世帯は少なく、むしろ近県のtvk・チバテレビ・テレ玉が視聴されている)事や、「関東圏関西圏においては、この作品を視聴可能な局が複数視聴できることも多い為に視聴率が分散している(特に独立U局4局で放映された関東圏ではその傾向が著しい)」、「そもそも独立U局にチャンネルを合わせる機会が少なく、視聴率にそれほど影響されない」などの理由から、これらの地区での視聴率は上記5局ほどではないと思われる。
主な記録
  • Amazon.co.jpの2006年7月のDVDランキングで『涼宮ハルヒの憂鬱』が1位~7位を独占。
  • 『涼宮ハルヒの憂鬱』のDVDの2006年8月時点での出荷枚数は、『涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00』7万枚、『涼宮ハルヒの憂鬱 第1巻』8万枚、『涼宮ハルヒの憂鬱 第2巻』9万枚[6]
  • 『涼宮ハルヒの憂鬱』関連のCDの2006年7月時点での出荷枚数は、オープニングテーマ『冒険でしょでしょ?』8万枚、エンディングテーマ『ハレ晴レユカイ』12万枚、挿入歌集『涼宮ハルヒの詰合』12万枚、キャラクターソング集が3枚計で15万枚[7]。さらにキャラクターソング集はオリコンウィークリーチャート(全国版)ではどれも10位以内に入らなかったが北海道などの地区で涼宮ハルヒ、朝比奈みくるの2枚が10位以内に入りこの二人は前週まで2週連続でトップ10入りの『涼宮ハルヒの詰合』から地域限定とはいえキャラクター名義としては驚異の3週連続トップ10入りの快挙を成し遂げた。『詰合』の全国チャート2週連続トップ10入りもキャラクター名義では驚異的である。

スタッフ

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メインスタッフ
  • 原作・構成協力:谷川流
  • 原作イラスト・キャラクター原案:いとうのいぢ
  • 製作総指揮:安田猛、宇田川昭次、八田陽子、酒匂暢彦
  • 企画:井上伸一郎、山下直久
  • 企画プロデューサー:安田猛
  • アソシエイトプロデューサー:鈴木智子、武智恒雄、中嶋嘉美、室市剛人
  • 監督:石原立也
  • 超監督:涼宮ハルヒ
  • シリーズ演出:山本寛
  • シリーズ構成:涼宮ハルヒと愉快な仲間たち
  • キャラクターデザイン・総作画監督:池田晶子
  • 美術監督:田村せいき
  • 色彩設計:石田奈央美
  • 撮影監督:田中淑子
  • 超編集:重村建吾(キョン) ※放送第1話のみ
  • 編集:重村建吾(スタジオごんぐ) ※放送第2話以降
  • 音響監督:鶴岡陽太楽音舎
  • 音楽:神前暁
  • 音楽プロデューサー:斎藤滋(ランティス)
  • 音楽制作:ランティス
  • 設定:高橋博行
  • アニメーション制作:Kyoto Animation
  • 製作協力:ビッグショット
  • 製作:SOS団
各話スタッフ
  • 脚本:山本寛、石原立也、村元克彦、ジョー伊藤、志茂文彦、谷川流、賀東招二
  • 絵コンテ:山本寛、石原立也、北之原孝将、吉岡忍、坂本一也、荒谷朋恵、石立太一、武本康弘
  • 演出:山本寛、石原立也、北之原孝将、吉岡忍、坂本一也、石立太一、荒谷朋恵、武本康弘
  • 作画監督:門脇聡、池田晶子、米田光良、池田和美、荒谷朋恵、堀口悠紀子、西屋太志

キャスト

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サブタイトル

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テレビ放送は物語上の時系列と異なる順で行なわれた。その為次回予告では、ハルヒが次回の話数(時系列順)を言った後にキョンがそれにツッこむ形でテレビ放送順の話数を言う。

DVDには時系列順に話が収録されるため、次回予告は時系列順になっており、(DVD版の次回予告は有希が担当)、「TV版次回予告」は映像特典として収録される。

なお、「原作ノベル」「季節」「DVD収録」は時系列順にそったものである。

話数 テレビ放送順 時系列順 原作ノベル 季節 DVD収録
第1話 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 涼宮ハルヒの憂鬱 I 1巻:涼宮ハルヒの憂鬱 4~5月 第1巻
第2話 涼宮ハルヒの憂鬱 I 涼宮ハルヒの憂鬱 II
第3話 涼宮ハルヒの憂鬱 II 涼宮ハルヒの憂鬱 III 第2巻
第4話 涼宮ハルヒの退屈 涼宮ハルヒの憂鬱 IV
第5話 涼宮ハルヒの憂鬱 III 涼宮ハルヒの憂鬱 V 第3巻
第6話 孤島症候群(前編) 涼宮ハルヒの憂鬱 VI
第7話 ミステリックサイン 涼宮ハルヒの退屈 3巻:涼宮ハルヒの退屈 6月 第4巻
第8話 孤島症候群(後編) ミステリックサイン 7月
第9話 サムデイ イン ザ レイン 孤島症候群(前編) 第5巻
第10話 涼宮ハルヒの憂鬱 IV 孤島症候群(後編)
第11話 射手座の日 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 6巻:涼宮ハルヒの動揺 11月 第0巻
第12話 ライブアライブ ライブアライブ 第6巻
第13話 涼宮ハルヒの憂鬱 V 射手座の日 5巻:涼宮ハルヒの暴走
第14話 涼宮ハルヒの憂鬱 VI サムデイ イン ザ レイン アニメオリジナル 第7巻

主題歌

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オープニングテーマ
※ 放送10話及び14話は構成上OPテーマがカットされている。
エンディングテーマ
  • ハレ晴レユカイ』(放送1話~放送13話) (LACM-4261、2006年5月10日発売)
    • 作詞 : 畑亜貴、作曲 : 田代智一、編曲 : 安藤高弘
    • 歌 : 平野綾・茅原実里・後藤邑子
    • オリコン : 5位
  • 『冒険でしょでしょ?』(放送14話)
    • 作詞 : 畑亜貴、作曲 : 冨田暁子、編曲 : 藤田淳平
    • 歌 : 平野綾

以上の作品のプロデュース(表記上はSuper Producer)は、涼宮ハルヒがつとめている(という設定)。

挿入歌

上記5曲すべて、ドレミ楽譜出版社発行の『アニメソング・マニア!ピアノ曲集』にピアノ用譜面が収録されている。

CD

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DVD

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『涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00』 (放送1話)
KABA-1501(限定版)、KABA-1601(通常版) (2006年6月23日発売)
『涼宮ハルヒの憂鬱 第1巻』 (放送2、3話)
映像特典:朝比奈ミクルの冒険 Episode00 ノンクレジットOP
KABA-1502(限定版)、KABA-1602(通常版) (2006年7月28日発売)
『涼宮ハルヒの憂鬱 第2巻』 (放送5、10話)
KABA-1503(限定版)、KABA-1603(通常版) (2006年8月25日発売)
『涼宮ハルヒの憂鬱 第3巻』 (放送13、14話)
KABA-1504(限定版)、KABA-1604(通常版) (2006年9月22日発売)
『涼宮ハルヒの憂鬱 第4巻』 (放送4、7話)
KABA-1505(限定版)、KABA-1605(通常版) (2006年10月27日発売)
『涼宮ハルヒの憂鬱 第5巻』 (放送6、8話)
KABA-1506(限定版)、KABA-1606(通常版) (2006年11月22日発売)
『涼宮ハルヒの憂鬱 第6巻』
KABA-1507(限定版)、KABA-1607(通常版) (2006年12月22日発売予定)
『涼宮ハルヒの憂鬱 第7巻』
KABA-1508(限定版)、KABA-1608(通常版) (2007年1月26日発売予定)

※DVDへは時系列順に収録される(放送1話は番外扱いで最初に発売)。

放送局・放送時間

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(北から順に)

放送対象地域 放送局名 系列局 放送期間 放送時間
北海道 テレビ北海道 テレビ東京系列 2006年4月3日~7月3日 毎週月曜 26:00~26:30
宮城県 TBC東北放送 TBS系列 2006年4月4日~7月4日 毎週火曜 26:00~26:30
埼玉県 テレ玉 独立UHF局 2006年4月2日~7月2日 毎週日曜 25:30~26:00
千葉県 チバテレビ幹事局 独立UHF局 2006年4月2日~7月2日 毎週日曜 24:00~24:30
東京都 TOKYO MX 独立UHF局 2006年4月5日~7月5日 毎週水曜 25:30~26:00
神奈川県 tvk 独立UHF局 2006年4月3日~7月3日 毎週月曜 25:15~25:45
愛知県 テレビ愛知 テレビ東京系列 2006年4月5日~7月5日 毎週水曜 26:28~26:58
京都府 KBS京都 独立UHF局 2006年4月3日~7月3日 毎週月曜 25:30~26:00
兵庫県大阪府 サンテレビ 独立UHF局 2006年4月4日~7月4日 毎週火曜 24:00~24:30
広島県 広島ホームテレビ テレビ朝日系列 2006年4月8日~7月8日 毎週土曜 26:05~26:35
福岡県 TVQ九州放送 テレビ東京系列 2006年4月8日~7月8日 毎週土曜 26:40~27:10

関連項目

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出典

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  1. ^ 第11回 アニメーション神戸
  2. ^ 【ヒットの“共犯者”に聞く】涼宮ハルヒの場合 I(EXPRESS X):NBonline(日経ビジネス オンライン)
  3. ^ さすが京アニ…
  4. ^ 原作者が明かすあの構成の理由
  5. ^ リンダ リンダ リンダとの比較画像
  6. ^ 角川エンタ、アニメ「涼宮ハルヒ~」DVDが驚異的な売上げ
  7. ^ 【ヒットの“共犯者”に聞く】涼宮ハルヒの場合 VI(EXPRESS X):NBonline(日経ビジネス オンライン)

外部リンク

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公式サイト
ファンサイト
ブログ・インタビュー記事
チバテレビ 日曜24:00~24:30枠
前番組 番組名 次番組
涼宮ハルヒの憂鬱