切り紙アニメーション
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切り紙アニメーション(きりかみアニメーション)とは、紙、カード、布、写真を切って作ったキャラクター、プロップ、背景を使うストップモーション・アニメーションのこと。切り絵アニメーション(きりえアニメーション)、カットアウトアニメーション(Cutout animation)とも呼ばれる。ユーリ・ノルシュテインがその代表的作家である。
現在では、『サウスパーク』のように、物理的に紙などを切り取るのではなく、スキャンした画像、あるいはベクタグラフィックスをコンピュータで処理して作ることも多い。
代表的作品
[編集]映画
[編集]- 『なまくら刀』(1917、日本、幸内純一)[1]
- 『El Apóstol』(1917、アルゼンチン、キリーノ・クリスティアーニ) - 世界最初の長編切り紙アニメーションと言われる。
- 『煙り草物語』(1926、日本、大藤信郎)[1]
- 『漫画 二つの世界』(1929、日本、村田安司)[1]
- 『体育デー』(1932、日本、村田安司)[1]
- 『くじら』(1953、日本、大藤信郎)[2]
- 『ファンタスティック・プラネット』 (1973、フランス、ルネ・ラルー)
- 『旅』(1973、日本、川本喜八郎)
- 『詩人の生涯』(1974、日本、川本喜八郎)
- 『霧につつまれたハリネズミ』(1975、ソビエト連邦、ユーリ・ノルシュテイン)
- 『クラバート』(1977、チェコスロバキア、カレル・ゼマン)
- 『サウスパーク/無修正映画版』(1999、アメリカ)
- 『戦場でワルツを』(2008、イスラエル)
- 『燃える仏像人間』(2013、日本) - ゲキメーション[注 1]
- 『生きのびるために』(2017、カナダ=アイルランド=ルクセンブルク)
- 『バイオレンス・ボイジャー』(2019、日本) - ゲキメーション
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テレビ
[編集]- 『空飛ぶモンティ・パイソン』(1969 - 1974、イギリス、テリー・ギリアム)[3]
- 『妖怪伝 猫目小僧』(1976、日本) - ゲキメーション
- 『ブルーズ・クルーズ』(1996 - 2006、アメリカ)
- 『サウスパーク』(1997 - 、アメリカ)
- 『アンジェラ・アナコンダ』(1999 - 2002、カナダ)
- 『化物語』(2009)の劇中パートと『魔法少女まどか☆マギカ』(2011)のプロダクションデザイン(日本、劇団イヌカレー)
- 『闇芝居』(2013、日本) - 紙芝居風のアニメ
- 『おっはよー!アンクル・グランパ』(2013 - 2017、アメリカ)
- 『影鰐-KAGEWANI-』(2015、日本) - 紙芝居風のアニメ
- 『妖怪シェアハウス』(2020・2022、日本)- ストーリーに関連する伝説をゲキメーションで制作
- 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(2020 - 、日本)- オープニングをゲキメーションで制作
- 『ちみも』(2022、日本) - デジタル作画と併用する形で制作[4]。
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関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!(高知県立美術館)
- ^ 大藤信郎について -短い評伝-(公益社団法人 映像文化製作者連盟)
- ^ Malbus Moma (2015-11-25), Terry Gilliam explains Monty Python animations 2019年7月23日閲覧。
- ^ “海外のアニメ制作フローを日本でも。TVアニメ『ちみも』『東京24区』における、Toon Boomツールの活用例〜CGWCC 2022”. CGWORLD.jp (2023年4月7日). 2023年5月1日閲覧。