コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

グラン昼特急出雲号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出雲エクスプレス京都号(西日本JRバス)
出雲エクスプレス京都号(西日本JRバス)
出雲エクスプレス京都号(京阪バス)
出雲エクスプレス京都号(京阪バス)
グラン昼特急出雲号(中国JRバス)

グラン昼特急出雲号(グランひるとっきゅういずもごう)は、京都府京都市大阪府大阪市島根県松江市出雲市を結ぶ昼行高速バスである。本稿では夜行便であるドリーム出雲号(ドリームいずもごう)とグランドリーム出雲号(グランドリームいずもごう)、2023年9月30日まで同区間を運行していた昼行便出雲エクスプレス大阪京都号(いずもエクスプレスおおさか/きょうとごう)と夜行便出雲ドリーム大阪京都号(いずもドリームおおさか/きょうとごう)、同年1月31日まで同区間を運行していた昼行便出雲エクスプレス京都号(いずもエクスプレスきょうとごう)、2020年11月30日まで同区間を運行していた夜行便出雲縁結びドリーム京都号(いずもえんむすびドリームきょうとごう)および、2017年2月28日までの愛称であった出雲阿國号(いずものおくにごう)も同時に解説する。

全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。

以前設定されていた便名コードは43xxx

運行会社

[編集]
  • JRバス中国(島根支店)
    • 昼行便4往復、夜行便2往復を担当。

過去の運行会社

[編集]

運行経路および停車停留所

[編集]

※京都府~大阪府、島根県内での相互の乗降はできない。

京都駅 - (国道1号 - 京都南IC - 名神高速道路 - 豊中IC - 阪神高速11号池田線 - 梅田出入口<大阪行き>/福島出入口<京都行き>) - 大阪駅JR高速バスターミナル - (福島出入口<山陰方面行き>/梅田出入口<大阪行き> - 阪神高速11号池田線 - 池田出入口 - 大阪府道2号大阪中央環状線 - 中国池田IC - 中国自動車道 - 米子自動車道 - 山陰自動車道 - 松江中央IC) - 松江駅 - (松江西IC - 山陰自動車道) - 宍道 - (山陰自動車道) - 斐川インター - (国道9号国道184号) - 出雲市駅出雲大社(京都発夜行便のみ)

運行回数

[編集]
  • 昼行便1日4往復、夜行便1日2往復(京都駅発着の1往復は「グランドリーム出雲号」、大阪駅発着の1往復は「ドリーム出雲号」)

歴史

[編集]
  • 2002年平成14年)10月18日 - 西日本JRバス・京阪バス・一畑バス・中国JRバスの4社により京都 - 出雲間で運行開始[1][2]。昼行便1日3往復、夜行便1日1往復の計4往復[2]
  • 2011年(平成23年)6月1日 - 「斐川インター」停留所を追加。
  • 2017年(平成29年)3月1日 - 京阪バス、一畑バスが運行から撤退[3][4] し、昼行が1往復減。同時に名称を、昼行は「出雲エクスプレス京都1〜4号」に統一、夜行は「出雲縁結びドリーム京都1・2号」に変更。「出雲阿國号」の名称は廃止となる。名神大山崎名神高槻の各停留所を廃止[5]
  • 2020年令和2年)
    • 4月9日 - 新型コロナウイルス感染拡大の影響により全便運休。
    • 6月13日 - 昼夜とも全便運行再開。
    • 10月1日 - この日の出発便より同年11月30日の出発便まで夜行便の「出雲縁結びドリーム京都1・2号」が運休[6]。後述の運行休止により、「出雲縁結びドリーム京都1・2号」は同年9月30日の出発便が事実上の最終運行となった[6]
    • 12月1日 - 運休していた夜行便の「出雲縁結びドリーム京都1・2号」が運行を休止し、西日本JRバスが運行から撤退[7]。中国JRバスの単独運行となり、昼行便の「出雲エクスプレス京都1~4号」のみの運行となる[6]
  • 2023年令和5年)
    • 2月1日 - 大阪~出雲線「くにびき号」の中国JRバス担当便と統合し「出雲エクスプレス大阪京都号/出雲ドリーム大阪京都号」として運行、路線休止していた夜行便1往復も再開された。これにより大阪発着の3往復と合わせて1日6往復運行となったが、京都駅から出雲市駅までの昼行便の所要時間は従来より1時間以上延び約7時間となった[8]
    • 10月1日 - 「玉造」停留所を廃止。新型クレイドルシート搭載のグラン車両にて運行(大阪駅発着の夜行便ドリーム出雲号を除く)。便名称を「出雲・松江~大阪・京都線(グラン昼特急出雲号・グランドリーム出雲号/ドリーム出雲号)」へ変更[9]

車両

[編集]

原則としてスーパーハイデッカーまたはハイデッカー車(独立3列シート)で運行。西日本ジェイアールバスが担当していた出雲縁結びドリーム京都号はグランドリーム仕様車で運行されていた。

車内設備

[編集]
  • 3列シート
  • フットレスト
  • レッグレスト
  • トイレ
  • 毛布(夜行便のみだが、新型コロナウイルス対策によりサービス中止中)
  • 仕切りカーテン(夜行便のみならず、昼特急でも使用可。装備されない車両で運行する場合あり)
  • コンセント(装備されない車両で運行する場合あり)

脚注

[編集]
  1. ^ 中国運輸局 高速バス(都市間バス)の運行状況 Archived 2008年10月30日, at the Wayback Machine.
  2. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、192頁。ISBN 4-88283-124-4 
  3. ^ 高速バス「京都松江出雲線」運行終了のお知らせ (PDF) (京阪バス 2017年1月12日)2017年3月16日閲覧。
  4. ^ 高速バス『出雲京都線』からの撤退についてのお知らせ(一畑バス 2017年1月18日)2017年3月16日閲覧。
  5. ^ 「出雲縁結びドリーム号」に乗ってパワースポット『出雲大社』へお出かけ下さい![リンク切れ](西日本ジェイアールバス 2017年1月26日)2017年3月16日閲覧。
  6. ^ a b c 高速線運行状況一覧” (PDF). 中国ジェイアールバス (2020年12月4日). 2020年12月5日閲覧。
  7. ^ 12月ダイヤ改正について』(プレスリリース)西日本ジェイアールバス、2020年10月27日https://www.nishinihonjrbus.co.jp/news/detail/10652020年11月1日閲覧 
  8. ^ 高速バス「出雲・松江~大阪線」及び「出雲・松江~京都線」の運行について” (PDF). 中国ジェイアールバス (2022年12月27日). 2023年2月12日閲覧。
  9. ^ 高速バス「出雲・松江~大阪・京都線(出雲エクスプレス大阪京都号・出雲ドリーム大阪京都号)」の 運行内容の変更について”. 中国ジェイアールバス (2023年8月28日). 2023年10月1日閲覧。

外部リンク

[編集]