コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

六ツ見橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
六見橋
西側の木曽川右岸下流から望む六見橋、左手前に高山本線(2017年3月25日)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 岐阜県下呂市少ケ野 - 下呂市森
交差物件 飛騨川
建設 - 1931年昭和6年)
座標 北緯35度48分5.7秒 東経137度14分36.2秒 / 北緯35.801583度 東経137.243389度 / 35.801583; 137.243389
構造諸元
形式 下路鋼ボーストリングトラス橋
全長 96.3 m
4.4 m
地図
六見橋の位置
六見橋の位置
六見橋の位置
六見橋の位置
六見橋の位置
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示

六見橋(六ツ見橋、むつみばし[1])は、岐阜県下呂市飛騨川に架かる、岐阜県道440号乗政下呂停車場線である。

下呂温泉のすぐ下流に位置する。生活道路であるが、下呂温泉を一望できることから観光客も多く利用する。右岸に東海旅客鉄道(JR東海)の高山本線が通り、岐阜県道88号下呂小坂線に接続する。

概要

[編集]

その他

[編集]
六見橋から望む飛騨川下呂温泉
  • 2010年(平成22年)に「近代温泉街下呂を実質的かつ象徴的に牽引した橋」として、土木学会選奨土木遺産に選ばれる[2]
  • かつてここには「塚田の渡し」という渡船が存在していた。この渡船は奈良時代より重要な渡船であったという。
  • 六ツ見橋の名は、「下呂六景」をすべて眺めることができることから名づけられたという。下呂六景は、中根山(下呂富士)、温泉寺湯ヶ峰の夕映えなどである。
  • 1938年(昭和13年)頃、野口雨情が下呂温泉を訪れ[1]、「下呂歌謡」を作詞している。その歌詞で「六ツ見橋ゆきや 暑さは志らぬ涼しい川風 そよそよと」と唄われている[1]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f 飛騨川周辺地域の歴史的土木構造物” (PDF). 岐阜県. pp. 3. 2017年9月16日閲覧。
  2. ^ 土木学会 平成22年度選奨土木遺産 六見橋”. www.jsce.or.jp. 2022年6月11日閲覧。

関連項目

[編集]