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八雲分屯基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八雲飛行場
八雲飛行場の空中写真(2012年)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
IATA: なし - ICAO: RJCY
概要
国・地域 軍用
所有者 防衛省
運営者 航空自衛隊
標高 24 m
座標 北緯42度14分44秒 東経140度16分01秒 / 北緯42.24556度 東経140.26694度 / 42.24556; 140.26694
地図
八雲飛行場の位置
八雲飛行場の位置
RJCY
八雲飛行場の位置
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
12/30 1,800×45 舗装
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示
八雲駐分屯基地の空中写真。滑走路右上に見える線路と駅は函館本線八雲駅。1976 年撮影の2枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

八雲分屯基地(やくもぶんとんきち、JASDF Yakumo Sub Base)は、北海道二海郡八雲町緑町34に所在し、第20・23高射隊が配置されている航空自衛隊三沢基地の分屯基地である。基地内に八雲飛行場を有する。

分屯基地司令は、第20高射隊長が兼務。

配置部隊

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北部航空方面隊隷下

沿革

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  • 1943(昭和18)年 - 旧陸軍航空隊飛行場として、5か月の突貫工事で開港
  • 1945(昭和20)年 - 米軍空襲を受け、飛行場が使用不能になる。
  • 1948(昭和23)年 - 進駐軍の指示により、飛行場を爆破。農地として払い下げられ、放置される。
  • 1951(昭和26)年 - 朝鮮戦争の激化のため、米空軍に接収され、新しく1,800mの滑走路と給油施設を備えた八雲飛行場が開設される。
  • 1958(昭和33)年 - 米軍から航空自衛隊へ移管(第2航空団へ)その際、給油施設は撤去される。
  • 1977(昭和52)年 - 第3高射群臨時第20高射隊新設(ナイキ)
  • 1979(昭和54)年 - 第6高射群新編
  • 1984(昭和59)年 - 第5移動警戒隊新設
  • 1991(平成3)年 - 第20高射隊器材換装(ペトリオットへ)、第23高射隊新設(ペトリオット)
  • 2002(平成14)年 - 第5移動警戒隊整理

八雲飛行場

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(やくもひこうじょう、Yakumo Air Base)は、航空自衛隊八雲分屯基地内にある飛行場である。有事の際は、代替滑走路として使用される。「室蘭八雲飛行場」と称されることもある。

飛行場データ

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  • 位置:北海道二海郡八雲町緑町34(北緯42度14分44秒、東経140度16分01秒)
  • 航空管制:八雲TWR 123.1MHz

補足

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  • 陸軍八雲飛行場の開港と同時に設置された陸軍病院は、戦後、規模を拡げて国立札幌病院八雲分院となり、その後国立療養所八雲病院になった。現在は国立病院機構八雲病院として存続している。とりわけ神経・筋疾患については道内随一の医療拠点である。2020年8月末をもって廃止となり、病院機能は国立病院機構北海道医療センターと国立病院機構函館病院に移転した。
  • 1995年函館空港全日空機ハイジャック事件が発生した際、入間基地・第402飛行隊に所属するC-1輸送機が、極秘裏に警視庁の特殊部隊(当時の部隊名称はSAP、現在のSAT)を、羽田空港から八雲飛行場へ輸送した。

関連項目

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外部リンク

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