八目迷
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八目 迷 (はちもく めい) | |
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ペンネーム | 八目 迷 |
誕生 |
1994年7月29日(30歳) 日本・兵庫県姫路市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2019年 - |
ジャンル |
SF ライトノベル |
代表作 |
『夏へのトンネル、さよならの出口』(2019年) 『ミモザの告白』(2021年 - 2024年) |
主な受賞歴 | 第13回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞・審査員特別賞(『僕がウラシマトンネルを抜ける時』) |
デビュー作 | 『夏へのトンネル、さよならの出口』 |
ウィキポータル 文学 |
八目 迷(はちもく めい、1994年7月29日[1][2] - )は、日本のライトノベル作家。日本SF作家クラブ会員。兵庫県姫路市出身[3][4]。
経歴・人物
[編集]2019年、投稿作「僕がウラシマトンネルを抜ける時」が第13回小学館ライトノベル大賞にて「ガガガ賞」と「審査員特別賞」をダブル受賞し、同作を改題・改稿した『夏へのトンネル、さよならの出口』でデビューした[5]。
『このライトノベルがすごい!2022』新作部門では、『ミモザの告白』が第2位に選出[6]。また、ラノベニュースオンラインが開催している「ラノベニュースオンラインアワード」2021年7月の投票アンケート結果では、「新作部門」「新作総合部門」「総合部門」に『ミモザの告白』が選出[7]。
関西の郊外で育ち、現在も関西の港町に在住[8]。中学校在学時より好きな漫画やゲームの二次創作を執筆する習慣があった[9]。20歳のときに自身の作品を公募に出すことを決意[9]。以来、本人曰くコンコルド効果が相まって4年近く執筆にのめり込む[9]。映画『インターステラー』に登場する「ミラー博士の星」に影響を受け、投稿作品「僕がウラシマトンネルを抜ける時」を執筆した[8]。
2024年、中国のECサイト「Dangdang」が、実施しているアワード「影響力のある海外作家賞」にて、日本人として、宮崎駿、村上春樹、東野圭吾など等に続いて受賞した[10]。
好きな作品として、『時をかける少女』『ほしのこえ』『七回死んだ男』『刻刻』など、時間が関係しているような作品を挙げている[8]。またSCP財団のコミュニティサイトが好きだと述べており、一時期、読み耽っていた時期もあった[8]。
作品リスト
[編集]- 時と四季シリーズ(小学館〈ガガガ文庫〉、イラスト:くっか、既刊3巻)
- 『夏へのトンネル、さよならの出口』(2019年7月18日、ISBN 978-4-09-451802-3)
- 『きのうの春で、君を待つ』(2020年4月17日、ISBN 978-4-09-451842-9)[11]
- 『琥珀の秋、0秒の旅』(2022年8月18日、ISBN 978-4-09-453086-5)[12]
- 『ミモザの告白』(小学館〈ガガガ文庫〉、イラスト:くっか、2021年7月26日 - 2024年6月18日、全5巻)
- ミモザの告白(2021年7月21日、ISBN 978-4-09-453018-6)
- ミモザの告白 2(2022年1月18日、ISBN 978-4-09-453047-6)
- ミモザの告白 3(2022年12月20日、ISBN 978-4-09-453104-6)
- ミモザの告白 4(2023年12月18日、ISBN 978-4-09-453139-8)
- ミモザの告白 5(2024年6月18日、ISBN 978-4-09-453192-3)
ノベライズ
[編集]- 『小説 葬送のフリーレン 〜前奏〜』(小学館〈少年サンデーコミックススペシャル〉、2024年4月17日発売[13]、ISBN 978-4-09-853236-0) - 漫画『葬送のフリーレン』のノベライズ作品。
アンソロジー
[編集]- 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー 3 結衣side』(小学館〈ガガガ文庫〉、2020年4月17日、ISBN 9784094518450)[14] 「猫と団地とランドセル」
単行本未収録作品
[編集]雑誌掲載作品
[編集]Web掲載作品
[編集]- あぜ道は夏の終わりに続いてる。(『note』夏へのトンネル、さよならの出口、2019年7月20日) - 番外掌編
- 花に潮風(『note』夏へのトンネル、さよならの出口、2019年8月21日) - 短編
- 記念日(『note』夏へのトンネル、さよならの出口、2024年9月10日) - 短編
特典小説
[編集]- さよならのあと、いつもへの入り口(劇場アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』入場特典、2022年9月9日)
同人誌
[編集]- 合同誌「こんなふうに世界は終わる?」(文学フリマ東京39、2024年12月1日) - 「最終兵器妹」
脚注
[編集]- ^ “八目, 迷, 1994”. 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス. 2021年9月8日閲覧。
- ^ 2020年7月29日17:19 のツイート
- ^ 2019年8月17日18:09 のツイート
- ^ 2019年7月24日19:12 のツイート
- ^ “小学館::ガガガ文庫:第13回小学館ライトノベル大賞 最終選考”. 小学館ライトノベル大賞. 2021年9月8日閲覧。
- ^ “このライトノベルがすごい!2022:『千歳くんはラムネ瓶のなか』が文庫部門2連覇&単行本・ノベルズ部門は『佐々木とピーちゃん』が1位に輝く”. ラノベニュースオンライン (2021年11月25日). 2022年1月23日閲覧。
- ^ “ラノベニュースオンラインアワード2021年7月刊の投票アンケート結果を発表”. ラノベニュースオンライン (2021年9月5日). 2022年1月23日閲覧。
- ^ a b c d “独占インタビュー「ラノベの素」 八目迷先生『夏へのトンネル、さよならの出口』”. ラノベニュースオンライン. 2021年9月8日閲覧。
- ^ a b c 集英社文庫編集部 (2020年4月30日). “【インタビュー】作家・八目迷さん”. note. 2021年9月8日閲覧。
- ^ 2024年8月28日19:32 のツイート
- ^ “きのうの春で、君を待つ”. 小学館. 2021年9月8日閲覧。
- ^ “琥珀の秋、0秒の旅”. 小学館. 2022年8月18日閲覧。
- ^ “小説 葬送のフリーレン ~前奏~”. 小学館. 2024年4月17日閲覧。
- ^ “やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー 3”. 小学館. 2021年9月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 八目迷 (@hatimokumei) - X(旧Twitter)