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8月

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八月から転送)

ベリー公のいとも豪華なる時祷書』より8月

8月(はちがつ)は、グレゴリオ暦の第8のに当たり、31日間ある。

日本では、旧暦8月葉月(はづき)と呼び、現在では新暦8月の別名としても用いる。葉月の由来は諸説ある。紅葉して落ちる月「葉落ち月」「葉月」であるという説が有名である。他には、稲の穂が張る「穂張り月(ほはりづき)」という説や、が初めて来る「初来月(はつきづき)」という説、南方からの台風が多く来る「南風月(はえづき)」という説などがある。また、「月見月(つきみづき)」の別名もある。

北海道アイヌ語旭川方言では、8月を「夜に水浴びをする月」を意味するクンネスシチュㇷ゚(アイヌ語: kunne susi cup)と呼ぶ[1]

英語名 August は、ローマ皇帝アウグストゥスに由来する。アウグストゥスは紀元前1世紀、誤って運用されていたユリウス暦の運用を修正するとともに、8月の名称を「6番目の月」を意味する Sextilis から自分の名に変更した。よく見かけられる通説に、彼がそれまで30日であった8月の日数を31日に増やし、その分を2月の日数から減らしたため2月の日数が28日となったというものがある。これは11世紀の学者ヨハネス・ド・サクロボスコが提唱したものであり、8月の名称変更以前からすでに2月は短く、8月は長かった事を示す文献が複数発見されているため、この通説は現在では否定されている(詳細はユリウス暦を参照)。

閏年の場合、8月はその年の2月と同じ曜日で始まる。

異名

  • あきかぜづき(秋風月)
  • かりきづき(雁来月)
  • かんげつ(観月)
  • けんゆうげつ(建酉月)
  • こぞめつき(木染月)
  • そうげつ(壮月)
  • ちくしゅん(竹春)
  • ちゅうしゅう(仲秋)
  • つきみつき(月見月)
  • つばめさりづき(燕去月)
  • はづき(葉月)
  • べにそめづき(紅染月)

8月の年中行事

8月に行われるスポーツ

8月がテーマの楽曲

その他

脚注

出典

  1. ^ 《ことばからみたアイヌ文化と自然2》アイヌ文化における時間使用 高橋 靖以(北海道大学アイヌ・先住民研究センター博士研究員=特別寄稿) 月刊シロㇿ

関連項目

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