八幡神社 (香美町)
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八幡神社 | |
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所在地 | 兵庫県美方郡香美町小代区貫田303 |
位置 | 北緯35度26分14.0秒 東経134度31分50.8秒 / 北緯35.437222度 東経134.530778度座標: 北緯35度26分14.0秒 東経134度31分50.8秒 / 北緯35.437222度 東経134.530778度 |
主祭神 | 応神天皇 |
社格等 | 村社 |
創建 | 久安3年(1147年) |
例祭 | 10月17日 |
地図 |
八幡神社(はちまんじんじゃ)は兵庫県美方郡香美町小代区貫田にある神社。近代社格制度では村社に列する[1]。
概要
[編集]小代区は地区ごとに一つずつ神社が存在している。その規模は大小さまざまであり、貫田のこの神社は平均的な規模である。久安3年、京都の石清水八幡宮より分霊を勧請したのが始まりである[2]。
祭神
[編集]出典:[2]
応神天皇(おうじんてんのう)
応神天皇は武神や出世開運の神として崇められている。小代区では農業に関係する神を祀る神社が多い中、ある意味異色の神社と言えるかもしれない[2]。
歴史
[編集]- 1147年(久安3年) - 京都石清水八幡宮より分霊を勧請
- 1700年(元禄13年) - 神仏習合の影響を受け、八幡大菩薩阿弥陀如来と尊称する
- 1870年(明治3年) - 八幡神社と改称
- 1873年(明治6年) - 村社となる
重要建築物
[編集]この神社の境内には4棟の建物があり、そのうちの3棟が町指定文化財に指定されている。香美町の神社建築の特徴である「本殿・境内社・堂」のセットが保存状態良く残されており、この地域の神社が、人々の集う「場」としての役割があったことを示している。[4][5]
- 本殿
- 稲荷社
- 薬師堂
余談
[編集]貫田地区は小代区の中でも子どもの数が多く、その親世代が中心となって縁日を開催したり、2023年には境内で運動会も催された。貫田地区では定期的に総会が行われ、地域住民によって維持・管理されている。また、境内からの眺望の良さにも定評がある。[6]
出典
[編集]- ^ “八幡神社|兵庫県神社庁 神社検索”. www.hyogo-jinjacho.com. 2024年7月22日閲覧。
- ^ a b c d 岡弘『小代風土記』神戸新聞マスコミ研究所、1970年1月、77頁。全国書誌番号:73005169。
- ^ 美方郡史編纂同盟会 編『美方郡誌』臨川書店〈兵庫県郷土誌叢刊〉、1985年12月、92頁。ISBN 4-653-01327-6。
- ^ “町指定文化財 八幡神社 本殿、稲荷社、薬師堂|香美町”. www.town.mikata-kami.lg.jp (2019年3月26日). 2024年8月19日閲覧。
- ^ “香美町寺社建築調査報告書|香美町”. www.town.mikata-kami.lg.jp (2021年12月13日). 2024年8月19日閲覧。
- ^ 兵庫県香美町. “八幡神社|観光スポット|【公式】兵庫県香美町の観光・旅行情報サイト「香美町観光ナビ」”. 香美町観光ナビ -兵庫県香美町公式観光サイト-. 2024年8月19日閲覧。