全日本学生本因坊決定戦
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全日本学生本因坊決定戦 | |
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アマチュア棋戦 | |
概要 | |
主催 | 毎日新聞社、全日本学生囲碁連盟 |
持ち時間 | 1時間、1手30秒の秒読み |
創設年 | 1955 |
記録 | |
現学生本因坊 | 川口飛翔(第66回) |
全日本学生本因坊戦(ぜんにほんがくせいほんいんぼうせん)は、囲碁のアマチュア学生棋士日本一を決める大会。略して学生本因坊戦とも言う。1957年から開催され、学生タイトルで最も古い歴史を有する。優勝者は学生本因坊と呼ばれる。
全日本学生囲碁連盟が設立された1957年に開始。優勝者は全日本アマチュア本因坊決定戦に招待される。2005年から2009年は神奈川県箱根町の「盤樹の森」大会の一環として開催された。
第66回までの優勝者の在籍大学は、早稲田大学8回、東京大学6回、中央大学5回、法政大学4回、京都大学4回、日本大学3回、専修大学3回、大阪大学3回、九州大学3回、慶應義塾大学2回、東京理科大学2回、東京都立大学2回、駒澤大学2回、立命館大学2回、京都教育大学2回、神戸大学2回、神戸外語大学2回、北海道大学1回、小樽商科大学1回、東北大学1回、一橋大学1回、多摩大学1回、名古屋大学1回、中京大学1回、山口大学1回、熊本県立大学1回、宮崎医科大学1回。
最多優勝は金沢盛栄(京都大学)の四連覇。
出場選手
[編集]大学の学部生限定。全日本を北海道・東北・関東・北信越・中部・近畿・中国四国・九州地区にわけ、各地区の予選を勝ち抜いた代表31名と全日本女子学生本因坊決定戦の優勝者1名の32名がトーナメントを行っていたが、2011年より日本女子学生本因坊決定戦と同日開催となり、男子学生のみの参加資格と変化した。
過去の優勝者
[編集]- 1957年 上月武志(九州大学)
- 1958年 原田実 (東京都立大学)
- 1959年 原田実 (東京都立大学)
- 1960年 明楽昌夫(東京大学)
- 1961年 後藤昌治(中央大学)
- 1962年 吉田英紀(中央大学)
- 1963年 赤松正弘(神戸外語大学)
- 1964年 田中靖久(名古屋大学)
- 1965年 赤松正弘(神戸外語大学)
- 1966年 安藤英雄(日本大学)
- 1967年 岩田一 (慶應義塾大学)
- 1968年 上村陽生(日本大学)
- 1969年 上村陽生(日本大学)
- 1970年 中園清三(法政大学)
- 1971年 中園清三(法政大学)
- 1972年 中園清三(法政大学)
- 1973年 河野靖 (早稲田大学)
- 1974年 畠秀史 (一橋大学)
- 1975年 脇本安 (九州大学)
- 1976年 石倉昇 (東京大学)
- 1977年 木原廣美(九州大学)
- 1978年 金沢盛栄(京都大学)
- 1979年 金沢盛栄(京都大学)
- 1980年 金沢盛栄(京都大学)
- 1981年 金沢盛栄(京都大学)
- 1982年 和田幸樹(駒澤大学)
- 1983年 金沢東栄(京都教育大学)
- 1984年 和田幸樹(駒澤大学)
- 1985年 金沢東栄(京都教育大学)
- 1986年 山本淳 (宮崎医科大学)
- 1987年 岩井真一(山口大学)
- 1988年 行松靖 (神戸大学)
- 1989年 後藤文郷(東京大学)
- 1990年 高野英樹(大阪大学)
- 1991年 高野英樹(大阪大学)
- 1992年 平岡聡 (東北大学)
- 1993年 高野英樹(大阪大学)
- 1994年 多賀文吾(神戸大学)
- 1995年 坂本修作(早稲田大学)
- 1996年 坂本修作(早稲田大学)
- 1997年 多田匠 (慶應義塾大学)
- 1998年 田中伸拓(東京大学)
- 1999年 田中伸拓(東京大学)
- 2000年 松田みこと(多摩大学)
- 2001年 阿佐巧 (早稲田大学)
- 2002年 阿佐巧 (早稲田大学)
- 2003年 白石勇一(中央大学)
- 2004年 坂口仁寿(熊本県立大学)
- 2005年 村上深 (中央大学)
- 2006年 村上深 (中央大学)
- 2007年 高津昌昭(立命館大学)
- 2008年 谷口洋平(早稲田大学)
- 2009年 花巻未生(専修大学)
- 2010年 神谷佑樹(法政大学)
- 2011年 小山光晶(北海道大学)
- 2012年 田中伸幸(立命館大学)
- 2013年 岡田量 (早稲田大学)
- 2014年 癸生川聡(早稲田大学)
- 2015年 伊藤優真(小樽商科大学)
- 2016年 大関稔 (専修大学)
- 2017年 大関稔 (専修大学)
- 2018年 岡田健斗(中京大学)
- 2019年 栗田佳樹(東京理科大学)
- 2020年 (新型コロナウイルス感染拡大により準決勝以降を中止)
- 2021年 栗田佳樹(東京理科大学)
- 2022年 川口飛翔(東京大学)
- 2023年 川口飛翔(東京大学)
- 2024年 川口飛翔(東京大学)