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全日本女子学生本因坊決定戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全日本女子学生本因坊決定戦
アマチュア棋戦
旧棋戦名 関東・中部女子囲碁対抗戦
→全日本女子学生大会
→全日本女子学生囲碁選手権戦
概要
主催 毎日新聞社全日本学生囲碁連盟
後援 日本棋院
決勝 一番勝負
棋戦形式 各地区代表24名での3回戦スイス式トーナメントの後上位4名で決勝トーナメント
持ち時間 60分
秒読み 予選: 無し(切れ負け)
本戦: 1手30秒
創設年 1966年
開催時期 8月
公式サイト 全日本女子学生本因坊決定戦 全日本学生囲碁連盟
記録
現女子学生本因坊 原岡紗良
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全日本女子学生本因坊決定戦(ぜんにほんじょしがくせいほんいんぼうけっていせん)は、囲碁の学生女子日本一を決める大会である。

1966年昭和41年)に関東・中部女子囲碁対抗戦として団体戦、個人戦で開始。1971年昭和46年)に全日本女子学生大会に発展。1996年平成8年)から個人戦(全日本女子学生囲碁選手権戦)と交流戦となる。2006年平成18年)42回からは女子学生本因坊の称号が与えられ、全日本女子学生本因坊決定戦に改名。

優勝者は1991年平成3年)からは全日本学生本因坊決定戦に招待、また全日本アマチュア本因坊戦に招待。2005年平成17年)42回から44回までは神奈川県箱根町の「盤樹の森」大会の一環として開催された。2011年からは全日本学生本因坊決定戦の参加資格が男子学生のみとなり、女子学生本因坊の招待は無くなった。

方式

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  • 団体戦は、1-4回は関東と中部、5-30回は関東・中部・関西各7名による対抗戦。その後中四国・九州連合、北海道・東北・北信越連合も参加。
  • 個人戦は、33回までは各地区の代表選手32名、34-41回は24名によるトーナメント戦。42回からは24名を4ブロックに分けてスイス式トーナメントを行い、各ブロック1位の4名によるトーナメント戦。

過去の優勝者・チーム

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交流戦移行前

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回次 年度 個人戦 団体戦
1 1966 冠幸子(青山学院大学 中部・関東1勝1敗
2 1967 宮下鈴枝(日本女子大学 関東
3 1968 宮下鈴枝(日本女子大学) 関東
4 1969 尹希律(昭和薬科大学 関東
5 1970 坂口香織(聖母女学院短期大学 関東
6 1971 坂口香織(聖母女学院短期大学) 関東
7 1972 安江知江子(愛知教育大学 関東
8 1973 中村邦子(大阪女子大学 関東
9 1974 中村邦子(大阪女子大学) 関東
10 1975 西川紀子(上智大学 関東
11 1976 岡田実穂子(昭和薬科大学) 関東
12 1977 浅井陽子(学習院大学 関東
13 1978 窪田由紀(星薬科大学 関東
14 1979 窪田由紀(星薬科大学) 関西
15 1980 窪田由紀(星薬科大学) 関西
16 1981 長野リカ(学習院大学) 関東
17 1982 鈴木有子(東京大学 関東
18 1983 小谷靖恵(お茶の水女子大学 関東
19 1984 栗林華子(白百合女子大学 関東
20 1985 栗林華子(白百合女子大学) 関東
21 1986 井口則子(明治大学 中部
22 1987 井口則子(明治大学) 関東
23 1988 村井真理子(日本大学 関東
24 1989 山守真紀(早稲田大学 関東
25 1990 村井真理子(日本大学) 関東
26 1991 祷真理子(和洋女子大学 関東
27 1992 上島亜希代(神奈川大学 関東
28 1993 福田佳子(立命館大学 関東
29 1994 田中弓子(熊本大学 関東
30 1995 林むつみ(青山学院大学) 関東

交流戦移行後

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回次 年度 優勝者
31 1996 田中弓子(熊本大学)
32 1997 星野智美(早稲田大学)
33 1998 富紅梅獨協大学
34 1999 鎌崎瑞代(広島大学
35 2000 鎌崎瑞代(広島大学)
36 2001 森川紗衣(立命館大学)
37 2002 新垣未希(早稲田大学)
38 2003 宇根川万里江(早稲田大学)
39 2004 高倉梢(中央大学
40 2005 新垣未希(早稲田大学)
41 2006 笹子理紗(早稲田大学)
42 2006 王憬怡(法政大学
43 2007 尹善渶(慶應義塾大学
44 2008 関根礼子(大正大学
45 2009 関根礼子(大正大学)
46 2010 関根礼子(大正大学)
47 2011 堀本範子(立命館大学)
48 2012 呉理沙(立命館大学)
49 2013 木本有香(放送大学
50 2014 塚田花梨(立命館大学)
51 2015 塚田花梨(立命館大学)
52 2016 藤原彰子(早稲田大学)
53 2017 藤原彰子(早稲田大学)
54 2018 藤原彰子(早稲田大学)
55 2019 辻萌夏(慶応義塾大学)
56 2020 (準決勝以降中止[1]
57 2021 加藤優希(早稲田大学)
58 2022 岩井温子(京都大学)
59 2023 坂野英恵(慶應義塾大学)
60 2024 原岡紗良(順天堂大学)

脚注

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  1. ^ 新型コロナウイルス感染症の影響により、準決勝以降中止。

外部リンク

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