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俵口町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 奈良県 > 生駒市 > 俵口町
俵口町
俵口町の位置(奈良県内)
俵口町
俵口町
俵口町の位置
北緯34度42分11.5秒 東経135度41分7.5秒 / 北緯34.703194度 東経135.685417度 / 34.703194; 135.685417
日本の旗 日本
都道府県 奈良県
市町村 生駒市
面積
 • 合計 3.17 km2
人口
2020年(令和2年)10月1日現在)[2]
 • 合計 7,246人
 • 密度 2,300人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
630-0243[3]
市外局番 0743(奈良MA[4]
ナンバープレート 奈良

俵口町(たわらぐちちょう)は、奈良県生駒市町名郵便番号は630-0243。

地理

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生駒市中部に位置し、北に新生駒台松美台南田原町喜里が丘、西に大阪府四條畷市大東市東大阪市、南から東にかけて門前町北新町光陽台西松ケ丘東松ケ丘谷田町桜ケ丘生駒台南生駒台北小明町と接する。

河川

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  • 竜田川
  • 薬師堂川 - 竜田川に合流する。

歴史

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俵口の名は戦国時代には見え、大和国平群郡生馬荘に属していた[5]江戸時代の村名としては俵口村と言い、田原口村とも書いた[5]。江戸時代の領主ははじめ竜田藩寛永16年(1639年)からは郡山藩延宝7年(1679年)からは旗本の松平氏へと移り変わる[5][6]

明治22年(1889年)に北生駒村の一部となり、大正3年(1914年)に大軌電車が開通しても人口はあまり増えなかったが、戦後、住宅が増加し都市化が進んでいった[7]

地名の由来

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早くから開けていた北隣の田原谷への入口という意味で「田原口」になったとみられ、その後「俵」の文字が用いられるようになったと考えられる[8]

沿革

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世帯数と人口

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2020年令和2年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
俵口町 3,074世帯 7,246人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 6,918人 [10]
2000年(平成12年) 7,720人 [11]
2005年(平成17年) 7,731人 [12]
2010年(平成22年) 7,894人 [13]
2015年(平成27年) 7,389人 [14]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 2,220世帯 [10]
2000年(平成12年) 2,569世帯 [11]
2005年(平成17年) 2,687世帯 [12]
2010年(平成22年) 2,934世帯 [13]
2015年(平成27年) 2,805世帯 [14]

事業所

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2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]

町丁 事業所数 従業員数
俵口町 117事業所 1,326人

交通

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バス

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道路

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施設

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史跡

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  • 俵口北窯跡[17] - 奈良時代後半(8世紀後半)のものとみられる須恵器の窯跡[18]。俵口から谷田地域にわたって発見されている[18]
  • 田原口城跡 - 田原口氏(俵口氏[8][5])がいたとみられる中世の城跡[19]。長福寺の本堂北側の裏山が主郭部と考えられる[20][19]

脚注

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  1. ^ 1.土地及び気象”. 生駒市公式ホームページ. 生駒市 (2020年4月23日). 2021年5月20日閲覧。
  2. ^ a b 2.人口”. 生駒市公式ホームページ. 生駒市 (2021年5月19日). 2021年6月9日閲覧。
  3. ^ 奈良県 生駒市 俵口町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年6月9日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2021年5月20日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k 『角川日本地名大辞典29』699頁。
  6. ^ 『生駒市誌V』449頁。
  7. ^ 『生駒市誌V』451–457頁。
  8. ^ a b 『生駒市誌V』448頁。
  9. ^ 『角川日本地名大辞典29』367頁。
  10. ^ a b 平成7年国勢調査 小地域集計(総務省統計局) 第2表 男女別人口及び世帯数”. 政府統計の総合窓口(e-Stat). 総務省統計局 (2014年3月28日). 2021年5月20日閲覧。
  11. ^ a b 平成12年国勢調査 小地域集計(総務省統計局) 第2表 男女別人口及び世帯数”. 政府統計の総合窓口(e-Stat). 総務省統計局 (2014年5月30日). 2021年5月20日閲覧。
  12. ^ a b 平成17年国勢調査 小地域集計(総務省統計局) 第2表 男女別人口及び世帯数”. 政府統計の総合窓口(e-Stat). 総務省統計局 (2014年6月27日). 2021年5月20日閲覧。
  13. ^ a b 平成22年国勢調査 小地域集計(総務省統計局) 第2表 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 政府統計の総合窓口(e-Stat). 総務省統計局 (2012年1月20日). 2021年5月20日閲覧。
  14. ^ a b 平成27年国勢調査 小地域集計(総務省統計局) 第2表 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 政府統計の総合窓口(e-Stat). 総務省統計局 (2017年1月27日). 2021年5月20日閲覧。
  15. ^ 平成28年経済センサス‐活動調査 確報集計(事業所に関する集計) 第32表 経営組織(4区分),従業者規模(6区分)別民営事業所数及び従業者数―市区町村,町丁・大字”. 政府統計の総合窓口(e-Stat). 総務省統計局 (2018年6月28日). 2021年5月20日閲覧。
  16. ^ 長福寺”. 生駒市デジタルミュージアム. 生駒市. 2021年5月21日閲覧。
  17. ^ 俵口北窯跡”. 生駒市デジタルミュージアム. 生駒市. 2021年5月21日閲覧。
  18. ^ a b 『生駒市誌V』458頁。
  19. ^ a b 長福寺田原口城跡8次”. 生駒市デジタルミュージアム. 生駒市. 2021年5月21日閲覧。
  20. ^ 生駒市教育委員会 編『生駒市内遺跡発掘調査概要報告書 2005年度』生駒市教育委員会〈生駒市文化財調査報告書 第23集〉、2006年、16頁。doi:10.24484/sitereports.1739 

参考文献

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  • 生駒市誌編纂委員会 編『生駒市誌(通史・地誌編)V』生駒市役所、1985年。 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 29 奈良県』角川書店、1990年。ISBN 4-04-001290-9