コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

佐賀町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さがちょう
佐賀町
道の駅なぶら土佐佐賀
佐賀町旗
佐賀町旗
佐賀町章
佐賀町章
佐賀町旗 佐賀町章
廃止日 2006年3月20日
廃止理由 新設
佐賀町大方町 → 黒潮町
現在の自治体 黒潮町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 四国地方
都道府県 高知県
幡多郡
市町村コード 39421-1
面積 75.84 km2
総人口 3,907
推計人口、2006年3月1日)
隣接自治体 高岡郡窪川町、幡多郡大正町大方町
佐賀町役場
所在地 789-1720
高知県幡多郡佐賀町佐賀1092番地1
座標 北緯33度04分49秒 東経133度06分08秒 / 北緯33.08017度 東経133.10214度 / 33.08017; 133.10214座標: 北緯33度04分49秒 東経133度06分08秒 / 北緯33.08017度 東経133.10214度 / 33.08017; 133.10214
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

佐賀町(さがちょう)は、高知県南西部にあったである。

2006年3月20日に隣接する大方町と対等合併して黒潮町となり、自治体としては消滅した。

歴史

[編集]
  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、佐賀村・藤縄村・熊井村・中野川村・伊与喜村・市野々川村・不破原村・荷稲村・川奥村・拳ノ川村・橘川村・市ノ瀬村・鈴村・熊野浦村・小黒野川村の区域をもって佐賀町が発足。
  • 1940年昭和15年)11月3日 - 佐賀村が町制施行して佐賀町となる。
  • 1957年(昭和32年)4月1日 - 大方町の一部(大字白浜)を編入。
  • 2003年平成15年)12月8日 - 高レベル放射性廃棄物の最終処分場の誘致を請願する書類が町議会に提出される。なお、この請願は翌2004年(平成16年)の町議会で否決されている。また、これに伴い周辺の中村市など4市町でも議会で協議が行われた(いずれも反対の決議)。
  • 2006年(平成18年)3月20日 - 大方町と合併して黒潮町が発足。同日佐賀町消滅。

教育

[編集]

現在は全て黒潮町立。

中学校

[編集]
  • 佐賀町立佐賀中学校

小学校

[編集]
  • 佐賀町立佐賀小学校
  • 佐賀町立拳ノ川小学校
  • 佐賀町立伊与喜小学校₍休校中₎

交通

[編集]

鉄道

[編集]

道路

[編集]

一般国道

県道

観光・スポット

[編集]

近海の土佐湾ニタリクジラが生息しており、ホエールウォッチングができる。

  • 塩谷の浜海水浴場
  • 津波避難タワー
  • 鹿島ヶ浦
  • 轟渓谷

井上陽水の本籍地

[編集]

1947年(昭和23年)8月30日生まれの井上陽水は、福岡県田川郡糸田町中糸田に生まれたが、出生届は父の本籍地である佐賀町に出されている。佐賀町町役場に提出された出生届には「陽水」の下に「あきみ」と送り仮名が付いている。「水」を「み」と読むのは父の「若水」(わかみ)と同様で珍しく思えるが、佐賀町役場戸籍課によれば、郷土の生んだ日本社会主義運動の先駆者、幸徳秋水の影響で、名前に「水」を付ける家庭は地元には多いと指摘している[1]

脚注

[編集]
  1. ^ 塩沢茂『井上陽水 孤独の世界』(講談社 1975年8月8日発行)

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]