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佐藤謙三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐藤 謙三
人物情報
生誕 (1910-11-05) 1910年11月5日
日本の旗 日本神奈川県横浜市
死没 1975年1月25日(1975-01-25)(64歳没)
出身校 國學院大學
学問
研究分野 国文学
研究機関 國學院大學
学位 文学博士
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佐藤 謙三(さとう けんぞう、1910年11月5日 - 1975年1月25日)は、国文学者國學院大學元学長。

経歴

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1910年、神奈川県横浜市で生まれた。横浜第二中学校在学時に、関東大震災が発生し、自宅で被災した[1]國學院大學予科を経て、國學院大學国文科で学んだ。1933年に卒業し、同大学国文研究室助手に採用された。1935年に予科講師、1945年に予科教授に昇格。

戦後、1946年に文学部教授となった。1961年、学位論文『平安時代文学の研究』を國學院大學に提出して文学博士号を取得[2]。1964年から文学部長を務め、1970年には國學院大學学長に就任した。1973年より病のため入院治療にあたったが、1975年、学長在職中に死去。

研究内容・業績

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専門は主要な業績は、没後30年たって刊行された『佐藤謙三著作集』全5巻組に収録されている。また角川書店で『古語辞典』を複数編纂し、角川文庫版の「平家物語」、「今昔物語集」、「大鏡」他、多くの古典校注に携わった。日本三代実録」新版・戎光祥出版(各・共訳)の現代語訳も刊行した。

著作

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著書
著作集
  • 『佐藤謙三著作集』(全5巻) 角川書店 2005年
  1. 1巻 日本文学史
  2. 2巻 新講枕草子
  3. 3巻 物語文学論
  4. 4巻 説話文学論
  5. 5巻 随想・日記

資料

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  • 『激動の昭和と国学者の手記 佐藤謙三日記抄』安藤靖治ほか編、角川学芸出版 2011年
    • 改題『佐藤謙三著作集 日記篇補遺』(全6冊) 角川学芸出版 2011年
  • 『昭和の跫音 佐藤謙三/教師群像』関根賢司著、おうふう 2008年
  • 「関東大震災と佐藤謙三 : 被災地の社会状況を中心に」『國學院雑誌』125-4, 2024年, 23-39頁doi.

脚注

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学職
先代
佐佐木行忠
國學院大學学長
1970年 - 1975年
次代
吉川泰雄