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オーバーフロー作品の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊能神楽から転送)
ら〜じ・PonPon PonPon
オーバーフローぷれじゃ〜BOX ぷれじゃ〜BOX
PureMail -ピュアメール- PureMail
Snowラディッシュバケーション!! スノラデ
Summerラディッシュバケーション!!シリーズ サマラデ
MISS EACH OTHER MEO
School Days スクイズ
Summer Days サマイズ
Cross Days クロイズ

オーバーフロー作品の登場人物では、オーバーフローの作品に登場する架空の人物について説明する。

オーバーフローの作品群は、作品同士の世界観や時系列に関連があることに加え、登場人物同士の血縁関係も存在する[1]。 オーバーフロー代表のメイザーズぬまきちは、多根清史との対談の中で、プレイヤーに継続して自社ブランド作品を買ってもらうために血縁関係の要素を取り入れたと話しており、当時のコンピュータソフトウェア倫理機構が近親相姦を規制していた関係でほのめかし程度にとどめていたとも話している[1]。 また、ぬまきちは2020年のBugBugとのインタビューの中で、自社の作品群の作風はオノレ・ド・バルザックの連作短編小説群に通ずるところがあるとも述べている[2]

なお、本項では一部タイトルを右記のように略記する。

ら〜じ・PonPonの登場人物

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伊能 歩(いのう あゆむ)
声 - なし
『PonPon』の主人公。母 萌葱と同色の黒髪を短く整えており、顔は『スノラデ』の止に似ている。がっしりと筋肉質な体をしており、体力もある。物語開始時点ではサラリーマンであり、大学時代から付き合っていたるり香と同棲中。『PonPon』では軽薄で節操無しの駄目男であり、るり香の妊娠が発覚するやいなや飛び蹴りで堕胎させようとするほど。
後に発売された『サマラデ1』や『オーバーフロー プレミアム・トリロジーBOX』では様々な真実が明かされている。『スノラデ』時点では神楽と萌葱の会話によれば、当時3歳で萌葱の母に預けられていたため姿は未登場。姉の神楽とは異なり止には実子として認知されている模様。止が数多の女性に産ませた子の中でも希少な男児であり、幼少期は止に可愛がられていた。
後に止が借金を萌葱達に押し付けて姿をくらましたことで一時叔母である浅葱の元に預けられるが、その際に歩に止の面影を見ていた浅葱と澤永・母によって調教され、一時期は発狂状態にまで追い込まれてしまった過去が明かされており[3]、るり香より以前に何人か子供を作っていることも発覚している。母親の萌葱や姉の神楽が浅葱との関係について気付いた時には、既に碧やさくら、澤永姉弟の実父となってしまっており、るり香との結婚後も、女癖の悪さは直らなかったため、『PonPon』に登場した女子達全員とも関係を持って妊娠させてしまっている。
『☆クイズDE☆PonPon』ではるり香と結婚し、彼女との子供も生まれている。るり香には他のヒロイン達を妊娠させていたことは隠していたが、エンディングで結局自爆に近い形で暴露してしまい、るり香を怒らせてしまう。
沢越止と伊能萌葱の息子で、長男。姉は神楽で、踊子と萌華の2人は妹である。
『Pure Mail』ではるり香ではなくゆかりと結婚しており、ルートによっては臨月を迎えた妻と奈川家に滞在し、従妹で義妹(実は娘)にあたる碧と関係を持つ。
鷲野 るり香(わしの るりか)
声 - 紫苑みやび
歩の2歳上の彼女。眼鏡を掛けた美人。紺のロングヘアを黒いリボンで頭の高い位置にシニヨンに結っている。ヤキモチ焼きな性格で貧乳であることにコンプレックスを持っている。
大学時代から交際していた後輩の歩と同棲しており、海外へ転勤になったために一旦は歩と離れるが、彼の子を妊娠していたことが発覚して帰国。その後は歩の妻となり、女児を産む[4]。桃里とは旧知の間柄。職業は隠しているが、実は軍人。
仕事が多忙なため、結婚後も月に1度程度にしか自宅に帰らない。
ヤキモチ焼きな割に鈍感で抜けた所があり、他のヒロイン達が歩に思いを寄せていることに気付かないため、妹の美咲を歩の浮気防止目的で見張せたら入院中で自分が不在なのを良いことに出し抜かれたり、[5]桃里の思い人が誰かよく確かめずに応援し[6]、その結果、桃里が歩に告白し肉体関係を持つように知らずにお膳立てしてしまう。他、仮眠を取って美咲と歩を二人きりにする、歩がかおりと親しげに話していても浮気を疑わない等、歩に浮気の機会を自から与え、見逃してしまうことが多い。
妹を始めとする周囲の女性達を妊娠させたのが歩であることには、当初こそ気付いていなかったが、続編となる『☆クイズDE☆PonPon』のエンディングで、歩が自爆に近い形で暴露した結果、その真実を初めて知り激怒している。
鷲野 美咲(わしの みさき)
声 - 小嶋千秋
るり香の妹である女子校生。ボブにした紺の髪にカチューシャを付けている。明るくハチャメチャな性格で、姉のるり香をも巻き込む。歩のことを「お兄ちゃん」と慕う。パリ赴任中に歩が浮気しないよう、るり香にお目付け役を頼まれるが、実は小さい頃から歩に想いを寄せていた。
母親には黙って家を出ており、るり香からは同居の許しは得ていない。姉の言いつけを口実に歩のマンションに押し掛けて同居し、精力剤を仕込んだ手料理を歩に食べさせ、誘惑し思惑通り歩と肉体関係を持つ。
ちなみに母親からは歩への想いを見抜かれており、歩のマンションに滞在していることを知ると激怒され、結局実家に帰った。
『☆クイズDE☆PonPon』では、歩と関係を持った結果、妊娠している。歩との関係は姉に黙秘している模様。
奈川 ゆかり(ながわ ゆかり)
声 - 羽田ユカ
歩の従妹でありかつ幼馴染。歩の叔母、奈川浅葱の娘。「サマラデ1」で名前が登場し、踊子や舞と同い年であることが明らかにされている。病院で看護師をしており、入院したるり香を担当した際、歩と再会する。青いロングヘアを左右で三つ編みにし、リング状に結った独特のヘアスタイルをしている。巨乳でスタイルが良く、選択肢によっては歩にいたずらされ、るり香からヤキモチを焼かれる。
幼少期は病弱なため外であまり遊べず、外で遊びたい盛りの歩を引き留めるために「お医者さんごっこ」に誘い、うまく患者役を演じて頻繁に遊んでいた。歩とは互いに初恋の相手であり、親同士の事情から離れ離れとなった後も想いを寄せている。
『☆クイズDE☆PonPon』では、歩と関係を持ったことにより妊娠しているほか、ある南の島で歩と形だけの結婚式を挙げている。
また、『PureMail』では歩と結婚して出産を控え夫婦で奈川家に帰省していることを妹の碧がチャットで語っている[7]。ルートによっては妻の妊娠による禁欲に耐えかねた歩が義妹(実は娘)の碧と関係を持つ。
奈川三姉妹の長女で実父は沢越止。『PureMail』に登場する奈川碧の姉にあたる[8]。また、互いに知らないが、歩とは異母兄妹でもある。『PureMail』で製薬会社に勤め、重役に就いて多忙な義父 重蔵と不倫相手に夢中で育児放棄した母 浅葱に代わり、学生時代は2人の妹の面倒を見ていたことが明らかにされている。
学生の頃は妹と同じく葵学園に通っており、当時は『PureMail』より以前のデザインが旧い制服を着ていた。
『サマラデ1』の神楽と瞬の会話中で、奈川姉妹と伊能家の血縁関係が明らかにされている。名前は「紫」に由来。
沢越 桃里(さわごえ とうり)
声 - 寧々
るり香の隣室に入院してきた、臨月の妊婦。明るく天然系ドジっ娘。大変ボリュームのあるポニーテールに結った髪と太眉が特徴。
父親の工場が潰れかかった際、止が出資してくれたのを切っ掛けに当時通っていた学校[9]卒業直後に智正の妻となったが、夫が偏屈な趣味[10]を持っている上、結婚前に男性との交際経験がなく、自身の性知識の乏しさやドジであることが重なって災いし、性生活が上手く行っておらず、舅である沢越止に相談に乗ってもらっていた。
その結果、相談を口実に言いくるめられて舅の止と肉体関係になり、その子を妊娠したが、止はそれを妻に知られるのを恐れたためか、逃げる様にパリに単身赴任している。るり香とは旧知の仲。
智正との偏った夫婦生活に疑問を抱き、よりによって逆凌辱系の成人向けビデオを選んで視聴して夫婦生活の参考とし、間違った知識を身に着けてしまう。その後、参考にしたビデオを模倣して智正をベッドに縛り付けて強引に肉体関係を持って泣かせてしまい[11]、以降セックスレスになっており夫婦関係はほぼ破綻している[12]
歩とは病院で出会い、結婚した経緯や姑や夫との関係等の相談に乗ってくれる歩に惹かれる。
人妻である上に出産を控えた妊婦であるにもかかわらず、るり香の助言通り歩に告白して裸で迫り、肉体関係を持つ。この際、始終ナースコールを押したままで歩との行為に及んでいたため、病室での情事をすべてナースステーションの看護婦達に聞かれた。この際にセックスの刺激で産気付き、出産している。退院後も育児の傍らで歩との関係を続ける。
実は既に人妻であった彼女の母親が止と不倫して産まれた娘であり、旧姓は戸田である。夫の智正とは事実上の異母兄妹に当たるが、おそらく母親の配偶者が彼女の戸籍上の父親となっており、実父の存在を知らない。歩とも異母兄妹の関係にあたる。
設定上、彼女の母親と戸籍上の父親との間に桜花(おうか)という名の異父妹がいる。
ヒロイン全員が歩の子を産むエンディングのスチルではおそらく第一子(止の子)の眼鏡を掛けた男児[13]、第二子(歩の子)らしき桃里によく似た女児、第三子らしき乳児を連れて小学校の入学式に出席している。
『☆クイズDE☆PonPon』では、歩と関係を持った結果、妊娠している。
板崎 かおり(いたざき かおり)
美咲の後輩。美咲の通う学校への進学を希望している[14]。いつも通学先の制服を着ており、小柄で頭頂部に2本のアホ毛が生えた薄茶のショートヘアが特徴。内気な性格で、るり香の入院先の周りを不安そうにうろつきながら、入りたそうにしている。
自分の学校の卒業生である男性と交際しており、その「先輩」と呼んでいる彼氏から貰ったスタジアムジャンパーを制服に羽織っている。彼氏が美咲と同じ学校の生徒で、美咲より2歳程年上らしい。
性知識が乏しく、彼氏とは最後まではしなかったが、キス以上のことをしたのと生理の遅れから自分が妊娠したと思い込み[15]、病院に行くが、受付に行く勇気が出ず、病院の周りをうろうろしていた。彼氏とは最後まで性交渉していないため、医師から「検査の必要はなく、妊娠してない」と言われるが納得せず、歩に身体検査を依頼し、成り行きで肉体関係を持つ。優しくしてくれる歩に思いを寄せるようになり、彼氏の先輩は結局振って別れる。
見ず知らずで声を掛けられ、付き合いのまだ浅い歩のことを信じ切っており、美咲を歩の実妹、るり香を会社の先輩と解釈し[16]、歩に自分以外の女性関係があることを疑わない。
『☆クイズDE☆PonPon』では、歩と関係を持った結果、妊娠している。妊娠したため、進学先の入学試験に合格したが、入学は断念している。
キリシマ 民恵(キリシマ たみえ)
るり香の会社の上司。茶のショートヘアと釣り目が特徴。巨乳でスタイル抜群。勝手に仕事を放り出して帰国したるり香を、連れ戻しに来る。
本当はるり香と同じく軍人であり、配属先の隊長だが、機密情報であるため歩の前では主任と呼ばせる。歩が怯む程性欲旺盛。
『☆クイズDE☆PonPon』では、歩と関係を持った結果、妊娠している。
重原 さつき(しげはら さつき)
隠しキャラクター。黒髪でロングヘアの少女。時折、歩の目の前に現れて無言で立ち去っていく謎の人物。
隠しキャラだけあり、攻略手順が非常に特殊。
『☆クイズDE☆PonPon』では、歩と関係を持った結果、妊娠している。
鷹司 ありす(たかつかさ ありす)
るり香らの入院した病院の看護婦長。あるルートでは「攻略」が可能となる。
『PonPon』ではでっぷりと太った眼鏡姿の中年女性だが、10数年前が舞台の『スノラデ』ではヒロインの1人であり、若く美しい姿で登場する。『サマラデ』では鷹司りでるの母となり、神楽達の世代の血縁者からは、「あっちゃんおばさん」と呼ばれている。
『サマラデ2』時点でも初花達とは違い、止とは疎遠になっており、愛人関係ではない[17]。若い頃の姿を知らない娘のりでるからは「ドラム缶のようなお母さんがオーナー(止)の愛人だったわけがない」と言われている。
『☆クイズDE☆PonPon』では、強引に歩と関係を持った結果、妊娠しているらしい。
沢越 智正(さわごえ ともまさ)
『PonPon』に登場。桃里の夫で、沢越止とその正妻である巴の子。妻の桃里や歩とは異母兄弟(兄妹)。[18]幼少期より、止の身勝手さを見てきているために、相当の苦労人となっている。
猫背のひょろりとした痩身で眼鏡を掛けている。冴えない外見だけでなく、非常に騙されやすい性格をしており、歩の冗談を真に受けて実行に移した結果、大恥をかいてしまったこともある。
桃里と結婚したばかりの頃、妻にコスプレさせて目の前で自慰に耽るだけでいつも終わっていた。夫婦生活がないことに業を煮やした桃里によってベッドに縛り付けられて強引に肉体関係に至ったショックにより泣かされて以降、妻とはセックスレス状態である。
他、桃里によるとまだ幼い少女のヌード写真を収集して隠し持っているらしく、成熟した女性は好まない模様[19]
巴との会話によると桃里との子どもに無関心で育児に協力する気はなく、育児は巴に任せるつもりでいる[20]
桃里の産んだ子の第一子は止との子であり、第二子以降の子達は歩との子であり、いずれも智正の実の子ではない[21]
『サマラデ1』では学生時代に異母兄弟の間瞬と出会い、親友になっている。

PureMailの登場人物

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『PureMail -ピュアメール-』に登場

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緒方 圭(おがた けい)
声 - なし(PureMail)、一物保(ぷれじゃ〜ボックス、アダルトアニメ版PureMail)
『PureMail』の主人公。一人称は「僕」。現在は親戚である養父母の元で暮らしている。幼少時のトラウマが原因でPTSDに陥っているため、人付き合いが悪く、情緒不安定に陥ってしまっている。更に同級生からは、碧と交友関係にあるという理由で陰湿な嫌がらせを受けている。
ゲーム版では目元が隠れた状態で描かれ、顔立ちが明確ではないが、アニメ版では明確に顔が描かれている。
7年後を描いた『その後のピュアメール』(『ぷれじゃ〜ボックス』に収録)では、大学生に進学しており、PTSDの症状も落ち着いているが、その一方で女性達とのソフトSMに嵌っている。
碧と交際を続けながら、美紀とも肉体関係を持ち続けるなど人間関係の問題は改善できておらず、選択ルートによっては『PureMail』で関わった女性達全員を妊娠させてしまうことになる。
また、選択ルートによっては美紀の弟の泰介と間違えて肉体関係を持ってしまう。インドア系かつ内向的で、止の息子の中では大人しい方だが、複数人の女性と同時並行で関係を持つ他、まだ年端のいかないりんに手を出し『その後のピュアメール』で自分の娘の小凛に性的いたずらをする等女癖は酷く悪く、SMを好む等性的趣向が特殊かつ歪んでいる。
実父は沢越止、母親は刑事。以前の両親(圭がそう認識している同居していた男女)から虐待を受けたため、緒方家へ引き取られた[22]。しかし、『その後のピュアメール』によれば、養母(藍の実母)は圭の実母であり、愛人関係だった止との間に圭が産まれた後、母が止から逃げて圭の養父と結婚した後、圭を引き取ったことが真相であり、藍とは異父兄妹であることが判明した。
アニメ版での実父らしき人物の容姿は止とはほとんど別人になっている。
奈川 碧(ながわ みどり)
声 - ダイナマイト♥亜美
誕生日 - 10月20日てんびん座)、身長 - 155.5cm、体重 - 46kg、血液型 - AB型スリーサイズ - 80/56/84
圭のクラスメイト。ロングの茶髪を学校では白いリボンを付けてハーフアップにしている[23]。学校一の美少女と称され、クラスではもちろん、学校内で人気がある。子役のモデル経験を持つが、悲しい体験もしており、芸能活動を止めている。親友の美紀とは小学4年生の頃に転校してきて以来の仲。「EVE」というハンドルネームで、「A.W」(圭のハンドルネーム)と毎晩チャットを楽しんでいる[24]。A.Wと圭の両方に惹かれているが、2人が同一人物であることには気付いていなかった[24]
成績優秀で表向きは優等生だが、幼少期は子役・子モデルの仕事中心で常に大人に囲まれ、同年代の子と付き合う機会を母に奪われてきたせいか少々気が強く、友達付き合いが苦手で小学生時代はいじめられることが多かった。チャットでは自分の親友の悪口を書くなど、嫉妬深い一面を見せる。また、A.Wの素性が不明な時点で自分の写真をA.W本人に送ったり、同級生や友人に自分がA.Wと付き合っていることを公言するなど、世間知らずなところがある[24]。加えて、思い込みが激しく、A.Wを頼れる大人だと信じ切っている[24]
エンディングは合計7種類あり、このうち鬼畜ルートでは凌辱や調教などを経験する[24]。ストーリーの終盤で両親が離婚することになり、転校することになる[25]
7年後を描いた『その後のピュアメール』では、芸能界に女優として復帰し、幾つもの映画に出演するほどの人気ぶりである一方、交際相手の圭に「ライバル女優を犯してビデオに撮って弱みを握れ」という指示をしたり、「浮気をしたら圭も浮気相手も殺すかも」と言い、浮気相手がいる場合は浮気相手の数だけ圭にハサミを送り付けるなど、さらに腹黒い性格になっている。
『スノラデ』に登場する伊能浅葱の次女で、『PonPon』に登場する奈川ゆかりは異父姉(浅葱の娘達の戸籍上の父親は奈川重蔵で全員共通しているが、全員実父を知らない)に当たる。奈川家は父 重蔵が勤務先の製薬会社で重役に就く程出世し[26]、娘達を私立校に通わせ、碧専用のデスクトップパソコンを買い与える程、家庭は経済的にかなり裕福。
『☆クイズDE☆PonPon』にも登場するが、実父であると知らず(従兄であることは認識している)に歩と肉体関係を持ち、妊娠してしまう。
アニメ版では言及されず、彼女自身も知らないが、圭とは叔父と姪の関係、美紀の異母妹にあたる。
澤永 美紀(さわなが みき)
声 - 小嶋千明
誕生日 - 5月29日ふたご座)、身長 - 161.9cm、体重 - 50.4kg、血液型 - A型、スリーサイズ - 86/57/80
圭とは作中の1年前に同じクラスだったバスケ少女で、圭へは1年前から想いを寄せていた。髪は頭頂部に短い1本のアホ毛の生えたショートヘア。自宅が近隣にあり、家族ぐるみで付き合いのある碧とは小学校時代からの親友同士。クラスでは持ち前の面倒見の良さから碧以外の女子からも慕われており、同じくクラスで自分のグループ以外の女子のリーダー格で反りの合わない綾華とは小学生時代から派閥争いをしている。勉強は今一つ苦手。機械も好まないためパソコンも苦手。は製薬会社で碧の父 重蔵の下で研究員をしており、両親が共働きであるため、幼い弟 泰介を保育園に迎えに行く等面倒を見ている。
明るく活発だが、個別ルートでは親友である碧と圭を引き離すために碧を街の不良と交際させようとするなど、腹黒い一面を見せる。エンディングは2種類。
7年後を描いた『その後のピュアメール』では地元の大波良教育大学に進学し、教員採用試験の倍率の高さにめげて圭に「永久就職」を迫って喧嘩になり、その後、仲直りしに来た圭が自分と弟の泰介と間違えて肉体関係を持つことに繋がる。
めげてはいたものの教員採用試験をパスできたようで、『スクイズ』では体育教師として勤務している。
また、時系列では卒業後にあたる『スクイズ』では本人の登場がなかった代わりに弟である泰介が登場し、美紀は社会人になっても実家へロクに金を入れていない[27]ことを語っている。また、『クロイズ』での泰介の話によると、澤永姉弟の戸籍上の父が会社でリストラされたため、双方の出来事が重なり、泰介へ経済的な皺寄せが来ていることが明かされた。
実父は伊能歩。アニメ版では説明されず、彼女も知らないが、圭とは叔父と姪の関係、碧の異母姉にあたる。
結城 綾華(ゆうき りょうか)
声 - 齋藤よし子
誕生日 - 12月4日いて座)、身長 - 157.6cm、体重 - 47kg、血液型 - B型、スリーサイズ - 85/55/82
圭のクラスの委員長である資産家の令嬢で、高飛車な性格をしている美紀とは犬猿の仲であり、圭と親しく接する碧とは何かにつけて対立する。美紀、碧とは小学生時代からの仲。髪はウェーブのロングヘア。高圧的に立ち振る舞っているが、作中登場する女性の中では一番の常識人。勉強もスポーツもできる秀才だが、学力は天才肌の碧に敵わないものの、負けたくない一心で奮起し努力を続け今の地位を築いている。
どのルートでも終盤で破産を迎え、離れた地域の公立校に転校してしまう。エンディングは1種類。
7年後を描いた『その後のピュアメール』では、両親がカルト宗教へ入信しかけている以外の詳しい様子は明らかにされていないが、圭とはメールなどを通じての関係を続けている。
ルートによって圭が他の女性を連れて行ったラブホテルで綾華の母が清掃員として働いており、浮気を目撃され、圭の浮気を綾華が知ることになる。
緒方 藍(おがた あい)
声 - 寧々
誕生日 - 6月3日(ふたご座)、身長 - 150cm、体重 - 41kg、血液型 - B型、スリーサイズ - 78/56/79
圭の妹。葵学園1年生。髪は明るい色の癖毛でベリーショートにしている。体型もそうだが、エピローグ後に初潮を迎えた程で発育が良い方ではない。天真爛漫だが圭に対して口うるさく、他のヒロインからの電話を取り次がなかったり、個別ルートでは圭のチャットへ割り込んで「EVE」と別れさせようとすることもあった。エンディングは2種類。衣里のルートでは「お兄ちゃんを諦めたわけじゃない」と言いつつ進一と付き合うようになる。
7年後を描いた『その後のピュアメール』では、圭を追って一浪した後、同じ大学に進学し、彼のいるアパートに引っ越している。圭の話によると彼を誘惑して関係を持ってしまったとのこと。
緒方夫妻の実子で圭とは無縁の兄妹のはずであったが、圭が本当は母が沢越止との愛人関係の果てに産んだ子で、止から逃げて別の男性との結婚後に引き取ったらしく、圭とは異父兄妹であったことが明らかとなっている。
アニメ版では、口やかましさが抑えられている[28]
青葉 衣里(あおば えり)
声 - 森本れおな
誕生日 - 9月18日おとめ座)、身長 - 154.9cm、体重 - 46.6kg、血液型 - A型、スリーサイズ - 83/57/82
藍の親友で、彼女の兄である圭へ想いを寄せる孤高の人。毛先が外に跳ねた黒髪をセミロングにしている。藍とは対照的にプロポーションが良く、立ち振る舞いもクールで大人びている。襟元のリボンを付けずにシャツの裾を出し、女性キャラの中で唯一人制服を着崩している。母が水商売で生計を立てており、兄・ヒデオは街で有名な不良であるため、藍以外のクラスメイトからは距離を置かれている。不良達からは一目置かれているが、彼女自身はあまり良く思っていない。エンディングは1種類。
アニメ版では圭が碧に想いを寄せ居ていることを察すると気を利かせて身を引き、アプローチされた圭以外の男と肉体関係を持ち、付き合い始める。
真東 悠美(まとう ゆみ)
声 - 春乃うらら春日アン(アダルトアニメ版PureMail)
誕生日 - 1月14日やぎ座)、身長 - 156.1cm、体重 - 45.8kg、血液型 - B型、スリーサイズ - 92/58/83
圭の学校の生徒会役員。前髪のない紺色の髪のボブでサイドをスリーピンで留めている。眼鏡を掛けており、夏にも関わらず冬服を着ている。隠しキャラクターであり、2周目以降に表示される特定の選択肢を選んだ場合にのみ出現する。エンディングは1種類。
7年後を描いた『その後のピュアメール』では、圭や進一と同じ大学に進学している。
アニメ版ではメインキャラクターとして登場しており、学校のコンピュータのサーバー管理者という立場を利用して圭を脅し、自らの性欲処理をさせている[28]。ゲーム本編とは大分設定が異なっている。
関端 りん(せきはた りん)
声 - 岩泉まい
誕生日 - 2月29日うお座)、身長 - 124cm、体重 - 24kg、血液型 - O型、スリーサイズ - 59/46/60
圭の担任である関端邦宏(せきはた くにひろ)の娘で母は伊能萌華。『PureMail』における隠しキャラクターの1人で、最低でもゲームを3週しなければルートに入ることはできず、そのルートに入るのも非常に難しい。エンディングは2種類。
家は裕福ではなく、古い木造アパートで父と2人暮らし。圭をからかったりするが、父は仕事の都合上家にあまりおらず、寂しい思いをしている。母の萌華は父と結婚して関端姓であったが、祖父の沢越止に母を連れ去られてしまい[29]、それ以降は父から辛く当たられている[30]
孤独な境遇が圭と共感し合った末に、とあるルートでは、圭の子を妊娠している。
7年後を描いた『その後のピュアメール』では女子校に進学。圭との関係を知られたため、父によって彼と引き離され、田舎に押し込められていた。それでも、圭に対しては一途に思いを寄せ続けており、彼との間に身篭った娘・小凜(こりん)を出産(母親であるりんに似ている)。その後、独力で圭の居場所を突き止めて、在学している学校のセーラー服の制服姿で婚姻届けを片手に娘を連れて彼の下を訪れている。
しかし、婚姻届けを提出しに行こうとした朝、自分が着替えている間、小凜と遊んでいた圭が昔のりんを思い出して性的悪戯をしてしまったのを見つけ、圭を家から叩き出した。当然その場で関係が破綻して解散、結婚には至っていない。
作中で言及がなく、圭も彼女自身も知らないが、彼女の母・萌華と圭は異母姉弟であり、圭とは叔父と姪の関係にあたる。ほか、碧と美紀とは従姉妹にあたる。
柴 進一(しば しんいち)
圭のクラスメイトで、自称「圭の親友」。アニメオタクであり、頭にバンダナを巻いて眼鏡を掛け、カメラを持ち歩いているなど、いかにもな容姿をしている。「~なのさぁ」と言うのが口癖。写真部に所属する傍ら、裏では盗撮も行っているといううわさがある。やや無神経な性格。圭の異母兄弟という裏設定があり、柴瑤二も実弟に当たるが、容姿は著しく似ていない[31]
7年後を描いた『その後のピュアメール』では、圭と同じ大学に進学。彼の抱える悩みを、おでんの屋台で聞くことになる。ルートによっては藍と付き合うことになる。

青葉英郎(あおば ひでお)

衣里の兄。街で有名な不良のヒデオとは彼のことである。金髪で青いアロハシャツを着てサングラスをかけ派手に装っている。碧に付き纏い、執拗に接触を図る。衣里のルートでは妹思いな一面も見せる。

『ピュアメール外伝』に登場

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古谷 奨(ふるや しょう)
外伝の主人公。葵学園の生徒であり、圭や碧と同じく2年A組に在籍。クラスで孤立していく真彩のことを心配している。何気なくメールで関わった「久美」と名乗る女性とメル友になり、親しくなっていく。友人関係はあまり良くない。
友坂 真彩(ともさか まあや)
外伝のヒロイン。プロローグでふらついていた所を奨と出会った後、2年A組へ転校してきた。以前は付近でもトップに当たる進学校へ通っていたらしいが、真彩自身はそれについて話すことを極端に恐れている。周囲に心を閉ざすが、何かと気遣ってくれる奨に対してだけは、次第に頼るようになっていく。時折嫌味めいた発言を悪気なく口にし、トラブルに発展することもある。読書が趣味で、一度本を読むと周りが見えなくなってしまう。
久美(くみ)
ある時、奨の携帯メールでメル友になって欲しいと接触してきた謎の人物で、過去に自殺した真彩の親友と同じ名前である。気まぐれで奨は久美の相手をするようになり、親しくなっていくが、何故か奨の行動を知っているかのようなメールを送ってくることがある。

Snowラディッシュバケーション!!の登場人物

[編集]
伊能 神楽(いのう かぐら)
声 - 春野日和(スノラデ)、 紫苑みやび(サマラデ1)
『スノラデ』の主人公である女性。一人称は「ボク」。模手原商科大学[32]4年生。頭頂部に1本アホ毛が生えた茶髪をルインテールに結んでいる。髪色は実父と同色だが、顔は母親似。クラスで最も身長が低く女子の間で子ども扱いされがち。家は母子家庭で、女手1つで自身を育ててくれた母・萌葱を愛し、負担にならないよう従業員である鷹司ありすと共に、彼女の経営するスノーラディッシュの手伝いをしている看板娘。ラブロマンスに憧れるロマンチスト。自身の通う塾のアルバイト講師である止に憧れを抱いている。まだ世間知らずで、「医大」や「大学院」が何かを理解していない。
模手原商3年時の春休みに出先で自転車が壊れ、ヒッチハイクして自宅に帰ろうとしていた際に引っ越し中の止と偶然会い、乗せてもらった車で止と肉体関係になり、後述の伊能始を身籠る。
本作のストーリー終盤、親族や友人の前で「止に襲われた」と狂言を打ち、止と婚約する。
沢越止と萌葱の子。止の子では長女に該当し、止の血を引く子女達の中で最初に生まれた子である。止には娘として認知されていない[33]
『サマラデ』での伊能神楽については後述を参照。
止(とまる)
声 - なし(PureMail、スノラデ、サマラデ1、サマラデ2) 、高田べんアダルトアニメ版PureMail)
医大生であり、伊能神楽らが通う塾でアルバイト講師を勤めていた。富豪である伊能上非嫡出子であり、本項で説明する人物の多くは止の血を引いている。
大学~大学院時代の容姿は茶髪の優男。整った容姿をしており、アルバイト先の塾の教え子の女子達の間では憧れの的だった。
アルバイト先の学習塾で女子の教え子達の一部を自宅に招いて肉体関係を持っており、教え子達には口止めしていたものの、それが明るみになりかけたためアルバイトを辞め、アパートも引き払い行方をくらませた。
その引越し中に偶然神楽と公道で会い、「もう引っ越すのだから後腐れがない」と判断し、運転していた引越し車に連れ込んで肉体関係を結んだ結果、伊能始を身籠らせる。
『スノラデ』で神楽に指輪を贈り婚約するが、後に沢越巴を妻に娶る。女癖は非常に悪く、学生時代から多数の女性との間に肉体関係を持ち、子を作っており、また手を出す女性の中には、まだ10代にも満たない者までいる。
『サマラデ』での沢越止については後述を参照。
沢越 巴(さわこえ ともえ)
声 - 森本れおな
ヒロインの1人で、富豪のお嬢様。おっとりした性格で人間関係には慎重。青いロングヘアをツーサイドアップにしている。
浅葱とは同級生。後に止と結婚して息子の智正を産む。『スノラデ』の時点では清楚なお嬢様だったが、数十年後となる『PonPon』の時点では、厳しい姑になっている。
『サマラデ』で止がサマーラディッシュに置いて行ったビデオの中に「新婚旅行で妻と」というタイトルのものがあり、名前は出てこないが、映っている止の妻と思わしき女性(視聴した瞬曰く「凄い美人」)はおそらく彼女である。なぜか新婚旅行先で既に妊婦になっている状態で複数の男達に輪姦される様子が夫の手によって撮影されている[34]
姉は伊能上と愛人関係にあり、2人の間にできた子が止である。これに準拠した場合、止とは叔母と甥の関係になる[35]
伊能 萌葱(いのう もえぎ)
声 - 紫苑みやび
ヒロイン。神楽と歩の母。未婚のシングルマザードライブイン兼宿泊施設の「スノーラディッシュ」を経営しながら子供達を育てており、この店が後にラディッシュチェーンへ発展する。肩まである癖のある黒髪に緑のバンダナを巻いている。
やや御人好しと言えるまでにおおらかな性格で、女癖の悪過ぎる止に未だに思いを寄せ続けている。
倫理観がややずれており、娘の神楽が実父の止と肉体関係となったことを咎めないだけでなく、時にはそれを後押しするような発言すら行う。少女時代は妹の浅葱がコンプレックスを抱く程、近所や学校で評判の可愛らしい美少女であったらしく、『スノラデ』でも娘の神楽と共に評判の美人として描かれている。
富豪である伊能上と正妻の娘であり、止とは異母姉弟にあたる。
葵学園[36]在学中に異母弟の止と出会い恋に落ちるが、彼との血縁を知る周りから止との仲を裂かれ、エスカレーターで県立大原に進学する前に神楽を産んだ[37]。以降、スノーラディッシュで働き、先代オーナーから後を継いで経営者になった。その後『スノラデ』より4年程前に一時再会した止との間に歩を産んでいる。
『スノラデ』のストーリー後、止の金策でラディッシュでありすと共に客を取らされていた。
また、妹の浅葱の一家とラディッシュで共同生活をしていたが、浅葱が息子の歩に後遺症が残ってしまうまでの性的な調教を施したことで、[38]彼女と激しく対立した末、物別れになってしまった。歩はその後の回復まで、数年間を要することになった。娘の神楽と共に発狂状態に陥った歩にあえて犯され、他の娘達に手を出さない様にしていた。[39]
止との間に神楽と歩を産んだ後、『スノラデ』で止と再会した際に肉体関係を持ったことで、踊子、萌華を作った。
『スノラデ』以前に作った止との子達には、末子の萌華以外には止の名に因んで人の動作に関係のある名を付けている。
『サマラデ2』では、既に他界している。止にとっては初恋の相手で最愛の女性であり、「最期まで文句一つ言わずに尽くしてくれた本当に良い女だった」と止の口から語られ、死を惜しまれている。
伊能 浅葱(いのう あさぎ)
声 - 綾瀬まゆ
ヒロインの1人で、萌葱の妹。大学生。青い髪のロングヘアに紫のヘアバンドをしている。本人は知らないが、止とは異母兄妹に当たる。
姉とは違い、活動的でハッキリとものを言う性格。姪の神楽には「叔母さん」ではなく「お姉ちゃん」と呼ばせている。[40]止とは同じ大学の先輩・後輩として知り合い、冬休みに「スノーラディッシュ」に運転手として連れて来た。
『スノラデ』時点で既に奈川重蔵(ながわ じゅうぞう)と交際中だったが、まだ肉体関係はなく処女だった。彼氏がいながら止とスノーラディッシュで肉体関係を持ち、『PonPon』のヒロインである奈川ゆかりを身籠る。
後に重蔵と結婚して奈川姓となっているが、止に篭絡されて以降、彼に強い未練を持ち続けている。止がラディッシュの金を持ち逃げしたことで店が経営危機に陥った際、止の息子で自らの甥でもある歩が預けられ、彼に止の面影を見たことから、歩が好意を寄せている娘のゆかりをダシにし、精通も始まっていなかった歩に自分の性の相手をさせ、数年間発狂状態に陥る後遺症を残す程の調教を澤永の母と共に施している。
その後、一時期家族共々ラディッシュで暮らし、歩に更なる調教を施していたが、自分の行為を知った重蔵が神楽と強引に肉体関係を持ったことに自分と歩の関係を棚に上げて逆上した末、家族を連れて強引に出ていってしまっている。また、この際に歩は浅葱に捨てられてしまった。
ゆかり、碧、さくらの3姉妹を産んでいるが、いずれも重蔵の実子ではなく、ゆかりは止との間に作った子、碧とさくらは調教していた時期の歩との間に作った子である。3姉妹の名前は、神楽からの提案により色にちなんでつけられている。
『Pure Mail』での碧と圭のチャットでの会話によれば、夫の重蔵は勤務先の重役にまで出世し、自分の研究室を構えた研究者になっており、奈川家と澤永家は近隣に位置し、澤永の母は重蔵の研究室の研究員として働いている。碧と美紀が親友同士であることから、澤永の母とはスノーラディッシュを出て行った以降も非常に親密な関係であることがうかがえる。
後にステージ・ママとなり、次女の碧を子役・モデルとして芸能界に売り込み、碧の所属プロダクションのマネージャーと不倫関係になり、まだ幼かった次女碧と三女さくらを育児放棄し、長女のゆかりに育児を押し付ける。碧が父親として慕う重蔵への手紙を夫には渡さずに愛人のマネージャーに返事を書かせてやり取りをさせ、それを書籍化して公表した。それがベストセラーになってしまい、娘の気持ちを金儲けの道具にしてトラウマを植え付ける等、かなり身勝手かつ拝金主義的な性格が顕著に描かれている。『Pure Mail』のストーリー終盤では、重蔵と離婚している[41]
家族・親族として素行には問題しかないが、商才はあるらしく「ラディッシュ」の経営に加わり、チェーン展開にも大きく関わっている。
鷹司 ありす(たかつかさ ありす)
声 - 草柳順子
スノーラディッシュ近郊の農家の一人娘。間初花とは遠縁にあたる。「あらあら」が口癖。黒髪をツインテールにし、毛先をリボンで輪状に結った特有の髪型をしている。対人恐怖症気味で人見知りな性格。
『スノラデ』の時点では准看護師を経て、看護短期大学に入学し直し、正看護師を目指しながらスノーラディッシュでのアルバイトに励む。
その折に止と肉体関係を持ち、りでるを産んだ。[42]止と関係を持つまでは処女で、年齢の割に男女関係に対して非常に奥手だった。『スノラデ』以降、止が失踪するまで客を取らされていた。
『PonPon』では正看護師として登場し、看護師長(本編での呼称は「看護婦長」)の役職に就いている。年齢を重ねたことでスリムだった体型は太くなり、顔立ちも著しく老けこんだ眼鏡をかけた中年女性となり、若い時分の面影がなく[43]、止とも疎遠になっている[44]
『サマラデ2』では疎遠になった後も止には逆らえないえらしく、娘りでるが止に篭絡されるルートではりでるが在学中の学校を退学し、止の元で客を取ることを許可している。
間 初花(はざま はつか)
声 - 日向裕羅
近所に住んでいる神楽の同級生で、同じ塾にも通っていた。金髪のロングヘア。いかつい感じの母親がいる。農家の娘で名前は「二十日大根」にちなんで名付けられた。鷹司ありすとは遠縁にあたる。
『スノラデ』時点で既に他界している実の父親との仲は非常に親密で、挿入はしていなかったものの肉体関係があり、初潮が来たら父親に処女を捧げる約束をしていた。
止と肉体関係を持ち、瞬や空、時を産んでいる。止に篭絡され、『スノラデ』の後は妊娠中に伊能母娘やありす達と同様に客を取らされていた。止がスノーラディッシュの金を持ち逃げした後は模手原から原巳浜にありす共々引っ越している。そのようなことがあったにも関わらず、止に夢中なまま愛人関係を続けていたため、瞬や空が止に関わってしまうこととなった。ラディッシュに勤務している。
『サマラデ』以降立ち絵は描かれないが、台詞のみ登場。
『サマラデ2』でも台詞から止との関係が続いていることが描かれている。著しく太って老け込み止と疎遠になったありすとは違い、3児の母となった後も美しい容姿を維持している模様。
神楽との友情は『スノラデ』後も続いており、もてはらちゅー(模手原忠商事)時代に彼女が新人研修担当社員[45]に拉致・監禁された際には、その救出に一役買っている。
SHINY DAYS』であるルートの会話の中に名前が登場しており、ラディッシュ本社でどこかの部署で部長に就任している。他界した神楽とは異なり健在で踊子真奈美と接点がある模様。

Summerラディッシュバケーション!!シリーズの登場人物

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『Summerラディッシュバケーション!!』より登場

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間 瞬(はざま しゅん)
声 - なし(サマラデ1)、樋口宏澄(サマイズ)
『サマラデ』/『サマラデ1.1』の主人公。沢越止と間初花の長男。榊野清陵学園に通う1年生。母の愛人である止の存在が原因で家に居辛くなり、母の親友で自身の異母姉でもある神楽の元で住み込みのアルバイトを始めるが、そこにも現れて神楽や踊子達の身体を狙う止を妨害するべく、行動することになる。『サマラデ2』では、りでるとの血縁関係を知って悩んでいた空を後押しした。
女癖は異母兄の歩同様に悪いものの、歩のように女性を軽視せず、罪悪感の欠片もない止のような非道な仕打ちは行わず、自らの過ちにも後悔を少なからず感じている。ほか、止や実弟の空、異母弟の圭のように幼女には性的興味を示さない。
しかし、止から渡されたビデオに映るおそらくスノーラディッシュにて、もてはらしょー(模手原商科大学)時代の妊婦姿で客を取る母 初花の映像に興奮する等、マザコンの気があり近親者に惹かれる性的趣向は受け継いでいる[46]。実父 止を嫌悪しながら、数は父に及ばないものの皮肉にも同様に多くの女性と関係を結び、娘を産ませる。その中でも異母姉の神楽を最愛の女性としているが、『ShinyDays』で死別している[47]
後年に壮年姿となった『サマイズ』でも[48]、相変わらず女性に流されてしまうことは多いが、自分を父親と認識してくれている娘・刹那のためにどうにか直そうとはしている[49]
なお、踊子が就任するまでは、スノーラディッシュを経営する神楽に代わってラディッシュ店長を務めていた。
『ShinyDays』でもラディッシュ店長として登場している。
デイズシリーズにおいて、瞬の娘は、世界(踊子の娘)、刹那(舞の娘)、葉音・一葉・二葉(若葉の娘)、路夏(水商売をしている知人女性の娘)、いのり(夏日の娘)が該当している[50]。今のところ瞬の子に息子はいない。
伊能 神楽(いのう かぐら)
声 - 春野日和(スノラデ)、紫苑みやび(サマラデ1)
サマーラディッシュ(1号店)の店長を務める女性。踊子の姉であり、舞の母。
『スノラデ』の伊能神楽も参照。作中では妊娠中で、臨月を迎えつつある。[51]止の金策によって彼以外の男性とも肉体関係を持たされたり、発狂状態に陥った実弟の歩が他の女性に手を出さない様にした結果[52]、年に1度は妊娠と出産を繰り返し、既に15人もの子供がいる。また、止が国外逃亡中に現地の女性との間に作った日系のハーフである3人の子供の面倒も見ている。
母の萌葱共々、踊子が実兄の歩に恋愛感情を抱き、未だ諦めていないことを心配している。
実父でもある止とは数年前に死んだ長女・の一件から疎遠となっていたが、またしても自分の前に彼が現れたことで、女性としての想いに翻弄される。最終的には親友の初花の息子である瞬と恋に落ち、彼によって救われた。理奈と理央の親権を止にとられるも、彼への想いと関係に終止符を打ち、瞬との間に3人の子をもうけた。
『サマラデ1』後は、娘達の何人かと共に、生まれ故郷にあるスノーラディッシュへ落ち着いている。
『Shiny Days』では、既に他界していることが明らかになっており、主人公の誠(異母弟)と孫の刹那が墓参りをしている。
寝取られルートでは、止によって再び客を取らされてしまうことになる。
伊能 踊子(いのう ようこ)
声 - 松永雪希(サマラデ1)、 神月あおい(スクイズ以降)、亜城めぐ(TVアニメ版・PS2版スクイズ)
神楽の妹。舞の同い年の叔母であり異母妹[53]。髪は分け目があるぱっつん前髪のロングヘア。
サマーラディッシュへ向かう途中の瞬と電車で出会い、空腹の彼に手持ちの菓子を与えて親しくなる。優等生気質で落ち着いた性格。舞と容姿は似ているが、対照的に学業成績優秀で勉強に対する集中力が高く、名門校である県立大原に通っている。
以前は兄である歩に想いを寄せていたが[54]、彼が姉の神楽と肉体関係を持っていたことを知り、さらに歩が大学進学後、るり香と付き合い始めたため失恋に終わっている。
姉の神楽と同様に母親は『スノラデ』のヒロインである伊能萌葱で、実父は止。寝取られルートでは、止に実兄への想いに付け込まれて性奴隷化させられてしまう。
後に瞬と肉体関係を結び、世界を産むが、瞬とは彼の女癖の悪さから疎遠となっている。
サマイズ』では「西園寺」姓となっており、ラディッシュの1店舗の店長を任される。聡明な一方で可愛い男の子を好み、瞬以外の男性と時々火遊びをする発展家で色恋に奔放な女性となっている。
伊能 舞(いのう まい)
声 - 長崎みなみ夏海萌(スクイズ以降)
神楽の次女で、止と神楽の子。踊子の同い年の姪であり異母姉。髪は黄色のリボンを結んだポニーテール。
踊子と容姿がよく似ており、双子の姉妹であるように仲が良い。活発で元気な性格。
自身を踊子と間違えて初対面で馴れ馴れしく話し掛けてきた瞬のことを最初は嫌っていたが、次第に気になる存在となっていく。実は瞬とは幼馴染であるが、お互いに覚えていなかった。
踊子とは対照的に勉強が苦手で「綿女」(わたじょ)と呼ばれるやや偏差値の低い女子校に通っている[55]
父は止。寝取られルートでは、止に性奴隷化させられてしまう。
瞬と肉体関係を結んで娘の刹那を産むが、その後は実家を離れている。刹那の誕生後は瞬と同棲していた時期もあったが、結局瞬の女癖の悪さから別れている。
サマイズ』では、「清浦」姓となっているほか、ラディッシュ本社で重要な位置に就いている。
二条 若葉(にじょう わかば)
声 - 西田こむぎ
サマーラディッシュの近くに住んでいる少女。はらみちゅー(原巳忠商事)[56]に通っており瞬、舞、踊子達より少し年下。サマーラディッシュの制服に憧れており、そこでのアルバイトに興味を持っている。おかっぱ髪に紺のヘアバンドを付け、白いハイネックに大きな襟とリボンが付いた淡いピンクのブラウスに濃いピンクのスカートを着ている。
制服目当てにサマーラディッシュの更衣室に忍び込んで制服を試着していた現場を瞬に抑えられ、彼に脅されて肉体関係に至る。
普段こそ内気な性格であるが、いざとなると大胆な行動に出ることもあり、それは瞬相手にも発揮することになる。
父は止で母は神楽の同級生でもあり、母は、もてはらしょー(模手原商科大学)時代から止と愛人関係になっていた[57]。寝取られルートでは、止によって母と共に性奴隷化させられてしまう。
瞬との間に娘である葉音、一葉と二葉の双子の3人を産んでおり、他にも三葉、四葉という娘達もいるが、実父については不明。二条の血筋は、全員がおかっぱに色違いのヘアバンドをしたそっくりの容姿になっている[58]
伊能 理奈(いのう りな)
声 - 佐々留美子
神楽の娘で第10子に当たる。『サマラデ1』時点で7歳。ツインテール結んだ髪に青いストライプ柄のリボンを結んでいる。父は止。明るい元気な性格。理央とは双子のようにそっくりで、仲も良いが、実は異母姉妹であると同時に理央の叔母にあたる。ルートによっては最後に止に騙され、理央共々連れ去られてしまう。『サマラデ2』の時点では既に他界しているが、経緯は不明。
伊能 理央(いのう りお)
声 - 宇佐野陽菜(サマラデ1)、なし(サマラデ2)
神楽が公には理奈の双子の妹として育てている少女。神楽の実子ではなく、既に他界した娘の始と止の間に生まれた神楽の孫。『サマラデ1』時点で小学2年生の7歳。ツインテール結んだ髪にピンクのストライプ柄のリボンを結んでいる。理奈の異母姉妹であると同時に姪にもあたる。
理奈に比べると内気な性格。この当時は、瞬に片想いしていた[59]
ルートによっては最後に止に騙され、理奈共々連れ去られてしまう。
自身が瞬に想いを寄せ、止を嫌っていたことから、神楽の元から連れ去られて止に孕まされてしまい、現在は彼の愛人として囲われている。その間に娘の理沙(りさ)を産んおり、また、理沙の他にも1児を孕んでいる。後に、「サマーラディッシュ」の1店舗の店長を任される。『サマラデ2』には写真のみ登場。写真の彼女の姿は美人であり、理香が持って来た理沙と一緒に撮られた写真を見たりでるからも「きれいな人」と評される。
叔母で異母姉にあたるりん[60]によれば、神楽の元から養子に出たことになっている。止の愛人の立場に甘んじていることから、止を嫌悪しているりんから良く思われていない。止にすっかり篭絡されており、孫の理香が止と肉体関係になるのを最初は咎めたが、結局止の言いなりになり許可してしまう。
沢越 止(さわごえ とまる)
医師を本業としながら、ファミレスチェーン「ラディッシュ」のオーナーを兼業する実業家。『スノラデ』では普通の大学生風の容姿だったが、『サマラデ1』ではジーンズ地のホットパンツ姿に髭を貯えたマッチョ、『サマラデ2』では豹柄のシャツ・長髪に髭面・サングラスチンピラ風となっており、一人称も「儂」に変わっている。
『スノラデ』以前に葵学園在学中に異母姉である伊能萌葱と恋に落ちる。[61]しかし、後に2人の血縁を知る周囲から萌葱との仲を裂かれ、当然親からは縁を切られて、喧嘩同然に家を飛び出し荒む。
萌葱と再会した際に伊能歩を作り、再び萌葱の前から出奔する[62]
後に『スノラデ』で大学生となって模手原市に戻り、出奔中に産まれた実の娘、神楽とアルバイト先の塾講師と教え子として出会う。一部の塾の教え子達と肉体関係を持ち、それが他の人間に知られ始めたため、明るみになる前に大学院進学を口実として塾講師を辞め、今度は神楽達の前から出奔した。
引越する直前、最後に偶然路上で会って車に乗せた神楽と関係を持つ。
異母妹の伊能浅葱と実の叔母である沢越巴とは大学の先輩・後輩として出会い、2人の運転手としてスノーラディッシュを訪れ、神楽・萌葱と再会する。ちなみに逆玉の輿に乗ることを目的に巴とこの旅行で肉体関係を持ち、交際し結婚することを目論んでおり、実際『PonPon』では結婚している。
伊能姉妹と止の父、伊能上の愛人であった止の母親は巴の実姉であり、巴とは叔母と甥の関係になる。
女性を妊娠させることに強い執着を持っており、異母姉妹に当たる伊能萌葱・浅葱をはじめ、実の娘や孫娘、叔母、更にはその子孫にも子を産ませているほか、血縁のない女性も既婚・未婚・年齢に問わず手を出している。
また、方々で作った子供達が止と同様に近親者と認識している相手に手を付けたり、互いが近親者であると認識しないまま肉体関係へ至って子ができてしまうことも多く、非常に複雑な家系図が成立してしまっている。
警察にまで顔が利くのをいいことに、[63]他にも数々の悪事に手を染めており、『サマラデ』の時点でも神楽や彼女の娘達の身体を狙ってサマーラディッシュを訪れ、彼女達への非道な行いを繰り返す。
『サマラデ2』では、サマーラディッシュ4号店店長を代行している。ここでも店の女性に手当たり次第手を出し、まだ就学にも満たない幼い理香にまで性技を仕込んで妊娠させようとすることの悪辣振りを見せた結果、最後には実の娘であるりでる[64]の手によって去勢された[65][要出典]

『Summerラディッシュバケーション!!1.1』より登場

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江幡 夏日(えばた なつひ)
声 - 桜川未央(Shiny Days)
大波良大の薬学部に所属する[32]6年生の女性。日中に海岸を探して道に迷っていたところで瞬と出会う。 夜、血まみれになって倒れているところを瞬に助けられた後、彼の泊まり込んでいる部屋に居付いてしまう。常に何かに脅えており、何も話すことができない。
実は芸能人の娘。母が騙され続けた結果、膨れ上がった借金を精算するための性奴隷として止に売られそうになったところを、たまたま通りかかった瞬に助けられている。
寝取られルートでは、止によって妊娠奴隷にさせられた姿を録画した動画が瞬へ送られてくる。
『Shiny Days』では、メインヒロインである足利いのりの母親[66]として登場。神社の神主の後添いとして籍を入れる予定になっているが、過去に男女の関係となっていのりの父親にあたる間瞬が、いのりの親権を奪おうとしていると思い込んでおり、神社の人間共々彼を一方的に敵視しているが、瞬の方に親権を奪う意思はない。

『Summerラディッシュバケーション!!2』より登場

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鷹司 りでる(たかつかさ りでる)
声 - 大野まりな
『サマラデ2』の主人公。『スノラデ』のヒロインの1人鷹司ありすの娘。作中で姉が2人いることを発言しており、ありすの三女にあたる。
空とは幼馴染であるが、距離が非常に近いために異性としては見ていなかった。単純で騙されやすい性格だが、勘は鋭い。
やや胸が小さいことを気にしており、かなり年下である理香からも指摘されて傷つき、止が開発した理香に飲ませている怪しい薬の効能に「胸が大きくなる作用がある」と聴くと話に飛びつく程。
夏休み前に空と喧嘩してしまった後、サマーラディッシュ4号店で鼻の下を伸ばしている彼の姿を見て嫉妬する。たまたま通りかかったオーナー兼店長代理の止に頼み込み、アルバイトとして店へ乗り込む。
父は止だが、りでるの母ありすとはこの時点でかなり疎遠になっている。また、空とは異母兄妹だが、本人たちは知らない上、りでるが若い頃のありすの容姿を知らないため、自分の母と止の関係を信じなかった。その後、空と結婚するが、夫婦そろって家の外では浮気をしている。異母姉の神楽、若い頃の母 ありすと同じく止に篭絡され、止の子供を出産後、客を取らされるようになる。それ以前にも2人の子を儲けているが、これが止の子供かは不明である。ルートによっては止を去勢する[65][要出典]
間 空(はざま くう)
声 - なし
りでるの幼馴染、止と初花の次男。間瞬と間時の弟で末っ子にあたる。りでるとの喧嘩後、念願の単車を購入して乗りまわしていた時に瞬に頼まれ、サマーラディッシュ4号店でアルバイトを始める。
止から「りでると自分は止の子で、異母兄妹である」と聴かされ、距離を取ろうと図る[67]。一応りでるのことは妹のように大切に思っており、りでるが止に篭絡されて客を取っている姿を見せられればショックを受けて止を怒鳴り、後にりでるが止に囲われて行方不明になるルートでは懸命に彼女を探す。
女癖の悪さは兄の瞬よりも遥かに酷く、同年代や年上はおろか、まだ就学も迎えていない程の幼い理香にまでと、見境なく手を出している。止の陰惨な行いに関しても、否定するどころかむしろ肯定的に考えている節がある。自分の性癖が異常なことは少なからず自覚があるようで、それについて指摘されると兄の瞬に責任を押し付けており、神楽の妊婦姿のDVDについてりでるに暴露された際にも、瞬のせいにしている。
後に幼馴染で異母妹のりでると結婚するが、互いに浮気している上にそれぞれ相手に別の子供が居る。『サマイズ』・『シャイニーデイズ』時点では兄の瞬と同様、ラディッシュの社員となっており、店長としてある店舗を経営している。
りん
声 - 鈴美巴
空とりでるより1歳年上。普段は遠方にあるスノーラディッシュで働いているが、店員不足[68]のためにサマーラディッシュ4号店へ臨時で手伝いに来ている。母は神楽で、第9子にあたる。明るく話しやすく、少しだがフランス語での接客もでき、かなり有能[69]。父は止。女性に非道な仕打ちを平然と行なう止のことは、姉妹共々心底から嫌っている。
機械いじりが趣味で兄(実は異父兄)の渉からもらったゴーグルを愛用している。バイクも好きで運転免許を持っている。ジャンクのバイクを自分でカスタムしたものに乗っており、空と話が合う。明確な車種は不明だが、愛機はドゥカティ・モンスター
渉に好意を抱いていた妹達の1人[70]。本名は別にあるが、公式設定でも公表されていない[71]。父親の止がまともに名前を覚えておらずこの名で呼んだため、他キャラクターからもそう呼ばれている。
渉が唯一血の繋がっていなかった姉と結婚してからも、その思いを断ち切れず悩んでおり、止には空と引き合わせられ、心を揺さぶるような言葉を掛けられる。渉に雰囲気の似ている空にも惹かれている。渉と再会するには居場所を知る止のある無理な要求に応じなければならず[72]、半ば諦めている。
ルートによっては、同じく渉への思いに未練を募らせている自身の姉妹達[73]と共に、気球に乗って後を追うことになる。後に空の娘を妊娠している。
伊能 理香(いのう りか)
声 - 佐々留美子
理央の孫。[74]理沙と止の娘で長女(止にとっては娘であり来孫)[75]。母親の理沙が妊娠で入院中のために寂しい想いをしており、空を実の兄のように慕っている(実際異母兄妹にあたる)が、止にも懐いている。
祖母と母親が共に止と肉体関係があることを知っており、異常さを感じることなく受け入れ、既に止と肉体関係がある。
ルートによっては、止の作った怪しい薬によって早熟の身体と化してしまい、空とも肉体関係になり、止や空の子を妊娠しまうことになる。
楠本 さゆら(くすもと さゆら)
Witchの『Milkyway』シリーズに登場する楠本さゆら本人。メーカー間のコラボレーションにより登場。攻略対象ではない。

MISS EACH OTHERの登場人物

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柴 瑤二(しば ようじ)
声 - NARU
主人公。共に葵学園へ通うも、顔を合わせればいがみ合うみさおとは幼馴染で、進一は兄に当たる。容姿は著しく兄と似ていない。不真面目そうな外面とは裏腹に、内心にはみさおへの想いを秘めている。それゆえ、物語序盤では思い出作りに兄から借りたデジタルカメラを園内へ持ち込んでみさおに通報され、先生に説教されている。裏設定では実父は沢越止となっているが、作中で彼の名前は瑤二が幼少時に通った医師の名前でしか登場しない。なお、みさお以外との交際や肉体関係が描写されていない。
『クロイズ』では、進学後もみさおとの交際を順調に続けていることが示唆されている。[76]
森 みさお(もり みさお)
声 - 上野みつき
ヒロイン。眼鏡っ娘。幼少時は瑤二と仲良しであったが、お医者さんごっこがきっかけで疎遠になり、現在では顔を合わせればいがみ合う関係。しかし、内心には瑤二への想いを秘めている。優等生であるため、瑤二の進学先とは別の学園への進学が決まっているが、ルートによっては瑤二と結ばれ、彼の子を身篭ることとなる。
沢越止とは、幼少時に面識がある。また、『スクイズ』『クロイズ』に登場する森 来実(もり くみ)とは同姓かつ同年に当たるが、血縁関係については不明。

School Days・Summer Days・Cross Daysの登場人物

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澤永の母(さわながのはは)
設定上のみの存在で名前、容姿は不明。奈川浅葱の級友で、彼女と共に歩を調教した際に美紀を、後には泰介も身籠る。『PureMail』では碧から圭へのチャット会話によると、碧の父・奈川重蔵が重役を務める製薬会社で研究所の研究員として勤務しているらしく、奈川家と澤永家は家族ぐるみで長く付き合っている模様。
『クロイズ』では夫の存在が語られているが、泰介の台詞によれば夫はリストラされてしまい、社会人になった娘の美紀は、遠距離恋愛中の圭とのデートに給料を注ぎ込んで家に金を入れないため、家庭の経済状況が芳しくない模様。泰介の台詞から澤永姉弟は母の夫が実父ではないことを知らないようである。
二条 三葉(にじょう みつば)
二条 四葉(にじょう よつば)
上記の2人とも若葉の娘。『クロイズ』の台詞中のみに登場するが、父親は不明。

沢越止の血族

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沢越止の親類についてまとめる。前述のように「止の孫や娘が産んだ子の父親も止」といったことが頻発しているため、「娘であり孫である」「娘であり曾孫でもある」といった複雑な関係が多いが、便宜上以下のように記述する。

伊能 上(いのう じょう)
オーバーフロー作品に未だ登場していないが、萌葱、浅葱、そして沢越止の父親である人物。資産家であること以外の詳細は不明。止は愛人との間にできた子であり、本妻の娘である萌葱と浅葱の2人は止の異母姉妹に当たる。
止と萌葱の関係を知ると仲を裂き、止が荒んで出奔し、後の人柄を形成する大きな原因となった人物。止の子を妊娠し、周囲の反対を押し切って神楽を産んだ萌葱とは疎遠。
伊能 萌葱
伊能上と本妻の娘。沢越止とは異母姉弟に当たる。
伊能 浅葱
伊能萌葱の妹。沢越止とは異母兄妹に当たる。
沢越 巴
沢越止の妻であり母方の叔母でもあるが、彼と結婚できた理由は不明。
伊能 神楽
沢越止と伊能萌葱の第1子。
伊能 歩
沢越止と伊能萌葱の第2子で息子。
伊能 踊子
沢越止と伊能萌葱の第3子で次女。
伊能 萌華(いのう もえか)
沢越止と伊能萌葱の第4子で三女。母を萌葱とするきょうだいの末っ子。兄姉達と違い、名は母 萌葱の名前にちなんで名付けられたと思われれる。『MEO』に名前のみ登場。葵学園の教諭、関端邦宏と結婚して関端姓となり、『PureMail』のヒロインの関端りんを産むが、後に実父・沢越止に連れ去られていった。以降、止に性的に篭絡されて夫と娘の元に帰らなくなり、これが原因で、邦宏は娘のりんに辛くあたるようになった。
沢越 智正
沢越止と沢越巴の息子。
戸田 桃里
工場の経営者である桃里の戸籍上の父と結婚し、既に人妻だった桃里の母が沢越止との不倫で作った娘である。
奈川 ゆかり
沢越止と伊能浅葱の娘。戸籍上は奈川重蔵と浅葱の長女。病院の看護婦でありすの部下。
二条 若葉
沢越止が伊能神楽の同級生に産ませた娘。
鷹司 りでる
沢越止と鷹司ありすの娘。設定では上に姉が2人おり、ありすの三女。おそらく2人の姉も止の娘と思われる。
緒方 圭
沢越止が刑事の女性に産ませた息子。幼少期に止の元から逃げた実母と離れ、義母と父親(止か別人かは不明)と思わしき2人の男女の元で虐待を受けながら育つ。後に緒方氏と結婚した実母に引き取られた。
間 瞬
沢越止と間初花の第1子で長男。
間 時(はざま とき)
声 - 蓮香
沢越止と間初花の第2子で長女。『サマラデ1』『サマラデ2』の設定上に存在する女性。間瞬の妹、間空の姉に当たるが、容姿は不明。『サマラデ2』にはりでるとの電話で台詞のみ登場。『サマラデ1』には、沢越止に手を出されそうになっていたことが窺える台詞が存在する。
間 空
沢越止と間初花の第3子で次男。間きょうだいの末っ子。
柴 進一
沢越止の息子であるが、母となった女性については不明。
柴 瑤二
沢越止の息子であるが、母となった女性については不明。
伊藤 誠(いとう まこと)
沢越止と伊藤萌子の息子。両親は離婚したことになっているが、入籍していたか事実婚であったかは不明。
伊藤 止(いとう いたる)
沢越止と伊藤萌子の娘。沢越止の血族のうち、『クロイズ』の発売時点では一番の年少。父・止の手元に引き取られて養育されている。
伊能 始(いのう はじめ)
沢越止の娘であり孫。伊能神楽の第1子。『サマラデ1』の回想内や、『サマラデ2』の他キャラクターの会話中に登場。まだ身体が十分成長しないうちに妊娠させられたため、娘の理央を出産すると同時に死亡した[77]
伊能 舞
沢越止の娘であり孫。伊能神楽の第2子。
伊能 渉(いのう わたる)
沢越止の孫。伊能神楽の第3子。『サマラデ1』『サマラデ2』の他キャラクターの台詞のみに登場。容姿は不明。父は神楽の通っていた模手原商科大学の校長[78]。発狂状態になっていた叔父の伊能歩に唆されて母の神楽を犯し、肉欲に溺れて彼女との間に伊能雛子を作ってしまった過去を持つ。多数の妹達に好意を寄せられており、『サマラデ2』のりんの台詞によれば、妹達と本番には至らないものの肉体関係がある。
唯一血の繋がっていない妹と結婚し、世界一周の新婚旅行に出た後も、諦められない彼女達に追われている。このため、渉と妹達のトラブルに間瞬は巻き込まれる形となり、困惑している[79]
りん
沢越止の娘であり孫。伊能神楽の第9子。
伊能 理奈
沢越止の娘であり孫。伊能神楽の第10子。長姉 始が産んだ姪の理央と同日に誕生。時間差により理央の異母妹でもあり[80]、容姿が酷似しているため表向きは双子の姉妹として育てられる。
伊能 雛子(いのう ひなこ)
沢越止の孫であり曾孫。伊能神楽の第11子で父親は伊能渉。実父の渉を兄として慕い、恋愛感情を抱く。彼の結婚後も諦めていない。
奈川 碧
沢越止の孫。戸籍上は奈川重蔵と浅葱の次女だが、実父は伊能歩。姉のゆかりとは異父姉妹。澤永美紀の異母妹。
奈川 さくら
沢越止の孫。設定上のみに登場する、奈川姉妹の三女で末っ子。姉達と同様に戸籍上は奈川重蔵と浅葱の娘だが、実父は伊能歩。長姉 ゆかりの異父妹、次姉 碧の唯一両親同じくした実妹。澤永美紀の異母妹。
澤永 美紀
沢越止の孫。伊能歩の娘。泰介の実姉。奈川姉妹のゆかりの姪で、碧とさくらとは異母姉妹。歩の子の中では最年長。
澤永 泰介(さわなが たいすけ)
沢越止の孫。父は伊能歩。美紀の実弟。奈川碧は異母姉。
関端 りん
沢越止の孫。葵学園の教師・関端邦宏(せきはた くにひろ)と伊能萌華の娘。
西園寺 世界(さいおんじ せかい)
沢越止の孫。間瞬と伊能踊子の娘。清浦刹那の異母姉。瞬を「お父さん」と呼んでいた時期があり、刹那と同様に瞬から実の娘と認識されている可能性がある。
二条 葉音(にじょう はのん)
二条家の長女。父は間瞬、母は二条若葉、沢越止の孫。
二条 一葉(にじょう かずは)
二条 二葉(にじょう ふたば)
以上の2人は、『Summer Days』に登場する双子の姉妹。父は間瞬、母は二条若葉。沢越止の孫。
二条 三葉
二条 四葉
以上2人とも沢越止の孫。父は不明、母は二条若葉。
二条 四七葉(にじょう しなは)
二条 四九葉(にじょう しくは)
二条 五十葉(にじょう ことは)
二条 五三葉(にじょう こみは)
二条 五七葉(にじょう こなは)
以上の5人は『Shiny Days』に登場する沢越止の孫。三葉、四葉の妹達。父は不明、母は二条若葉。
足利 いのり(あしかが いのり)
沢越止の孫。間瞬と江端夏日の娘。生後間も無く原巳浜にある神社の神主・足利隼人と亡妻の養女に引き取られ、実父母を知らずに育つ。実父瞬からは刹那と同様、実の娘と認識されている。
喜連川 路夏(きつれがわ ろか)
沢越止の孫。間瞬が知人の女性に産ませた娘。登場した誕生日が明らかな瞬の娘達の中では最も早く生まれている。
桂 言成(かつら ことなり)
沢越止の孫。伊藤誠と桂言葉(かつら ことのは)の息子。2009年のエイプリルフール動画『Kotonohasama Days』のみに登場。
伊能 理央
沢越止の子であり曾孫。母は伊能始。母 始の実妹で叔母にあたる理奈と同日、彼女より先に誕生。理奈の異母姉にもあたる。
関端 小凜(せきはた こりん)
沢越止の孫であり曾孫。緒方圭と関端りんの娘。『その後のピュアメール』のみに登場。
清浦 刹那(きようら せつな)
沢越止の孫であり曾孫。間瞬と伊能舞の娘。西園寺世界の異母妹。瞬から実の娘として認識されている。
伊能 理沙(いのう りさ)
沢越止の娘であり玄孫。伊能理央を母に持ち、始は祖母に当たる。りでるや空より年下[81]。『サマラデ2』で写真のみの登場。おとなしい性格であり、沢越止を拒否し切れず妊娠させられ、伊能理香を産む。その後にも母と同時に妊娠させられ、母娘共々出産のために入院する。
伊能 理香
沢越止の娘であり来孫。母は伊能理沙。

脚注

[編集]
  1. ^ a b 「特別企画『School Days』を作った男」、『超エロゲー ハードコア』,p.220.
  2. ^ (インタビュー)「「nice boat.」や「誠死ね」の感想も!? メイザーズぬまきち氏へのインタビューと共に『SCHOOLDAYS SERIES COMPLETE BOX』の魅力を大特集!!」『bugbug.news』、2020年9月9日https://bugbug.news/b_game/15471/2020年9月12日閲覧 
  3. ^ 『PonPon』での歩の回想では浅葱と萌葱の対立と奈川一家の引っ越し理由が「祖母の介護か何かで揉めた」と曖昧になっており、叔母と自分の関係も覚えていない。
  4. ^ しかし、ヒロイン全員が歩の子を妊娠するエンドの後、生まれた子全員が小学校入学式を迎えるスチルでは、るり香の子と思わしき男の子が描かれている。
  5. ^ 一方、鷲野姉妹の母親は美咲が歩に想いを寄せていることを見抜いており、るり香が如何に鈍いかがうかがえる。
  6. ^ 不幸な結婚生活を送っているとはいえ、桃里が既婚の人妻、しかも臨月の妊婦であることはるり香も既知の筈なので不倫を幇助している。
  7. ^ るり香と歩が入籍しなかったのか、入籍後に離婚したのかは不明。
  8. ^ 本人達は知らないが、妹の碧とさくらは歩の子であるためゆかりとは異父姉妹である。浅葱は奈川重蔵と結婚してから奈川三姉妹を産み、戸籍上は重蔵の娘としている
  9. ^ 年齢は明記されていないが、ゲームで初登場の名前不明時は台詞枠に「女の子」と書かれ、るり香や歩より若いことがうかがえる。
  10. ^ まず新婚初夜で智正にコスプレさせられて用意した台本の台詞を言うように頼まれ、智正はその姿を視ながら自慰をして果てて終わり、以降もそれを繰り返す。後述の智正逆凌辱事件を桃里が起こす以前は実際の夫婦生活は皆無だった。
  11. ^ 智正はコスプレさせた桃里を観ながら自慰に耽ることは好んでいたが、実際に肉体関係になることは望んでいなかったらしく、これが最初で最後のセックスとなった。
  12. ^ しかし智正は桃里と離婚したくはないらしく、自分とはセックスレスであるはずの妻が次々と不倫相手の歩との間に第二子、第三子を産んでいることは黙認している模様。
  13. ^ 智正にとっては戸籍上の長男であり、異母弟にあたる。実の父子ではないが、容姿が智正に似ている。智正と桃里は異母兄妹であるため、桃里が誰の子を産んでも智正はその子の伯父にあたるため血縁はある。
  14. ^ 実年齢をほのめかす台詞が作中所々にあり、おそらく義務教育最終学年と思われる。
  15. ^ かおりは待ち伏せした彼氏に妊娠したことを主張するが、当然身に覚えがない彼氏からは「そんなわけがない」と一蹴される。 この彼氏(CVなし)は短い金髪で左耳にピアスを2つ付け、指という指に指輪をはめて着飾っており、立ち絵からして不良のような出で立ちで愛想がない上に口も悪いが、自分の欲望を抑えて年下で未成熟なかおりの体を気遣える恋人想いの優しい青年であった。
  16. ^ 『☆クイズDE☆PonPon』においては、歩は妻・るり香のことは姉だと言って誤魔化している。
  17. ^ 老け込み著しく太ったため、止がありすの容姿と体に興味を失くしたと思われる。しかし止が経営する病院内で看護婦長(当時の呼称)として勤務しており、『サマラデ2』でりでるを篭絡されるルートでは逆らえずに娘を差し出している。
  18. ^ 止が巴と結婚したのは『スノラデ』以降のため、当時幼児だった歩より智正の方が3-4歳年下。『スノラデ』で同時期に母親が懐妊した父を同じくする伊能踊子や奈川ゆかりとは同い年。
  19. ^ 自分から女性を口説かないため割と無害ではあるが、幼女趣味という悪い性的趣向は父の止から受け継いでいる。
  20. ^ 桃里が出産を終えて退院した後、育児は巴ではなく桃里が行っているらしく、エンディングではベビーカーに子どもを乗せて散歩する姿が描かれている。
  21. ^ しかし智正にとって実は止の子である長男は異母弟であると同じに甥、第二子以降の歩の子は姪・甥にあたり、彼の異母妹にあたる妻 桃里が産んだ子は実父が誰であっても姪・甥にあたる。桃里の長男は眼鏡を掛け、異母兄である義父の智正によく似ている。桃里が第二子以降、明らかに自分以外の男性の子を産んでも離婚する描写がなく、妻の不倫を黙認している模様。
  22. ^ 虐待された両親の内、少なくとも母親だと圭が思っていた女性は圭の実母ではない。圭の幼少時代の悪夢によると、実母が逃げた記憶は何となくあるようで、後に入れ替わりに家に来た若い女性を「お姉さん」と呼んで圭は慕うが拒絶されている。圭が実父だと思っている同居していた男性も止とは別人である可能性が高い。
  23. ^ 碧の私服は『サマラデ1』に登場する従姉の伊能舞を彷彿させる黄のリボンを結び青いノースリーブのワンピースを着ている。
  24. ^ a b c d e 「ピュアメール」、『美少女ゲームマニアックス2』,p.94.
  25. ^ 母・浅葱は碧が子役・子モデルで得た収入や父として慕う重蔵宛に書いた手紙を渡さずに書籍化して金に変える等されて不倫相手に注ぎ込まれ、母娘関係に亀裂が入っている。他、重蔵は会社の重役にまで出世しているが、家庭に帰らなくなっており、『Pure Mail』時点で奈川家は崩壊家庭となっている。
  26. ^ 『サマラデ2』に止の台詞にて奈川重蔵の存在が言及されている。止と重蔵とは中年になって以降も2人は大学時代以来の旧友であり、止は彼を通じ、製薬会社に縁故を持っている。 止が愛人の伊能理央理沙理香達に作中で飲ませている「体が小さくても無事に妊娠と出産が可能になる薬」は止の依頼で重蔵が研究・開発し、渡している。
  27. ^ 美紀が給料を圭とのデート代に注ぎ込んでいることが『クロイズ』で泰介により語られている
  28. ^ a b 穴リスト猫 (2017年2月17日). “タイトル詐欺な名作エロアニメ『ピュアメール』 School Daysのオーバーフローの歴史を知る上でも重要な作品!”. おたぽる. 2017年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月23日閲覧。
  29. ^ 萌華は家庭がありながら実父の止に性的に篭絡され、夫と娘の元に帰らなくなった。
  30. ^ 父に圭との関係を知られると「母と同じ淫蕩の血筋だ」と罵られて手を挙げられる。
  31. ^ しかし、藍によるとどこか圭に似た感じがするらしい。
  32. ^ a b ただし、大学生という設定には大きな矛盾が生じる点が多々あり、実際の学年や年齢について匂わせるような表現も作中では存在する。
  33. ^ 『スノラデ』における萌葱の「書類では、神楽のお父さんはいませんって書いてあるんだから」という台詞から。
  34. ^ おそらく止が裏家業で金の取引をし、妻の巴に男達の相手をさせた模様。当時身籠っていた胎児は後の沢越智正。
  35. ^ 確実に実母の子として戸籍には記載されるはずなので、母の実妹である巴と止がなぜ結婚できたかは不明。
  36. ^ 後に『Pure Mail』の舞台となった私立の名門校。私立校だが、なぜか公立の名門校県立大原に少なくとも萌葱・止・浅葱が在校していた頃はエスカレーターで進学できた。在校生の実年齢を匂わせる台詞などから、おそらく義務教育機関と思われる。『School days』に登場する澤永泰介黒田光、『Cross days』の主人公、足利勇気も同校の卒業生だが、彼らは県立大原ではなく榊野学園に進学している。
  37. ^ 正確な年齢は明言されていないが、義務教育終了直前程と思われる。
  38. ^ 浅葱の夫である重蔵が妻と歩の関係を知り、その報復に義理の姪・神楽に手を出して妊娠させ、浅葱は自分が歩にしてきたことを棚に上げて夫と関係を持った神楽に対して怒り狂ったため、余計に話が拗れた。
  39. ^ 神楽と違い、歩の子は産んでいない。
  40. ^ 台詞から、浅葱が『スノラデ』登場時の神楽とそう変わらない年齢の頃に叔母になっている。
  41. ^ 他、浅葱の不倫を知った重蔵が激怒して碧の芸能活動を止めさせた。浅葱の不貞は甥の歩への調教を入れると2度目であり、『Pure Mail』における奈川夫婦の不和は碧の口から圭との会話、掲示板でEVEとしてA.Wとのチャットで語られている。
  42. ^ 『サマラデ2』によるとりでるには姉が2人おり、他2人の女児を産んでいる。
  43. ^ 婦長(ありす)を攻略するルートが存在し、その際に「鷹司ありす 40歳」と文末に書かれたラブレターを歩が受け取る。そのため『PonPon』時点でのありすは40歳である。
  44. ^ ちなみに『シャイニーデイズ』で判明するが、勤務先の病院の院長は止である。
  45. ^ 神楽がスノーラディッシュで客を取っていることを知った担任教師で神楽を脅迫し関係を持ち、拉致監禁された。
  46. ^ 止は異母姉の萌葱との間に神楽をもうけており、母の初花も『スノラデ』時点で死別した実父とはキス以上体の関係があったため間きょうだいには二重で遺伝要素がある。
  47. ^ 止も異母姉の萌葱を最愛の女性としており、『サマラデ2』で死別している。この点も父子で共通している。
  48. ^ 同い年であるはずの舞や踊子は『サマイズ』では瞬と比べると若々しく描かれており、瞬は2人より少し老けた感じでチンピラ風に描かれている
  49. ^ 実の娘と認識していないのか、若葉との間の娘の内の1人である二葉とは肉体関係を持っており、プロポーションの良い二葉が刹那より年下であることを知ると非常に驚いており、年齢すら知らなかった模様。
  50. ^ 娘達の誕生日設定からすると、一番早く生まれたのは路夏であり、時系列的に『サマラデ』の物語より前に路夏の母と出会い肉体関係を結んでいる。
  51. ^ 胎児は実弟、歩との子である。舞の年齢からこの時点で神楽の年齢は20代半ば程と思われる。
  52. ^ 歩との肉体関係を踊子に目撃されてショックを与えてしまい、『サマラデ1』では姉妹関係がギクシャクしていたため、踊子はサマーラディッシュを手伝うことに難色を示していた。
  53. ^ Summer Days」での情報では踊子は11月23日生まれ、舞が11月4日生まれで舞の方が早く生まれている。
  54. ^ 神楽によれば、踊子の近親者に関する倫理観・価値観は異母姉弟に当たる止と恋愛して子どもまで産んでいる母、萌葱から大きく影響を受けていることが作中で語られている。
  55. ^ 『クロイズ』に校名が登場しており、登場人物が通っている。やはり学力の低い生徒が通う学校である模様。青いスクールセーターの制服が特徴。
  56. ^ 実年齢を匂わせる発言が作中で数々あり、写真に写っているもてはらしょー5年生で彼女を身籠っていた当時の母より『サマラデ』時点の若葉は2歳年上らしく、おそらく義務教育中である。
  57. ^ 若葉の説明によると、若葉の母がもてはらしょー5年生の時に同じクラスの神楽にスノーラディッシュで開催される特別なパーティーに招かれた際、止と肉体関係になって若葉を身籠り、妊娠後は他の同級生と同様に客を取っていた。スノーラディッシュの制服を着て神楽と初花と写真に大きなお腹で写っている当時の母より若葉は2歳年上らしく、彼女の実年齢はおそらくまだ義務教育中である。 その後、若葉の母は後に茂手原から原巳浜に越し、鷹司ありすの影響で看護婦となっている。
  58. ^ 特に次女の一葉が着ている私服は若葉が『サマラデ』の作中で着ていたものとほぼ同じデザインのものを着ており、性格も内気で体型も当時の若葉と同じく年相応と最も母に似ている。
  59. ^ そのため、神楽を攻略すると、瞬が不在の際、ムキになった神楽に自分の方が理央より瞬が好きだと言って張り合い、母娘喧嘩になったことが理奈によって語られる。
  60. ^ 年表によれば、理奈・理央が産まれる前年にりんが産まれている。そのため、ラディッシュのアルバイト従業員で同じく止の子である空やりでると理央は同い年、もしくは2人よりやや年下。
  61. ^ 『スノラデ』での萌葱との会話によれば止はバスケ部に所属していたらしい。
  62. ^ 『サマラデ2』で娘の1人りでるから「多くの女性と関係を結んでいるが、最愛の女性はりんの母(神楽)なのか?」と訊ねた際「腹違いの姉」と迷わずに回答している。止の異母姉は他に存在せず、止の最愛の女性は萌葱唯一人である。実際、『スノラデ』以前は萌葱以外の女性との間に子どもを作っておらず、荒んで歪む以前は萌葱に一途であった模様。
  63. ^ 『サマラデ2』の台詞によると少なくとも原巳浜・茂手原地域の警察署長は止の裏家業である女性の売春仲介業の贔屓客らしい。
  64. ^ ありすのことは忘れてしまうほど疎遠になっており、娘を産ませたことも憶えていない。
  65. ^ a b ただし、そのルートは正史とはならず、後代の作品ではりでるが去勢に失敗したことになっている。
  66. ^ いのりは『サマラデ2』以降に産まれたが、母がまだ6年生と若すぎて育てられなかったため、神社の神主夫婦(『Shiny Days』で妻は他界している)に養女として引き取られた。実母を知らずに育ったいのりからは、養父の婚約者、もしくは継母となる予定の女性と認識されており、良い感情を抱かれていない。
  67. ^ 一方、止はりでると同様に自分の娘で空の異母姉にあたるりんのことは「自分の子ではない」と嘘を教え、付き合うように薦めて居る。
  68. ^ 人手不足の原因はオーナーである止が女性店員に手を出して妊娠させてしまうためで、疑問を抱いたりでるには実情を既知のりんから教えられると共に、止には気を付けるよう警告されている。
  69. ^ フランス育ちの妹がいるらしく、その影響。
  70. ^ 渉はりんを含めた妹達とキス以上のことはしている関係である。
  71. ^ ただし、作中ではとある裏設定が示唆されている。
  72. ^ おそらくだが、渉の居場所の情報と引き換えに肉体関係を要求される。
  73. ^ 姉妹達の容姿は陰ではっきりと見えないが、「ある作品」に登場するヒロイン達に酷似している。
  74. ^ 年齢は明言されていないが、理央は異母姉のりん、りでるや空とは時系列的にそんなに年齢は変わらない。『サマラデ2』の台詞から察するに理央も理沙もおおよそ、義務教育終了以前にそれぞれ娘を産んだことになる。
  75. ^ 「サマラデ2」のテキストによると表向きは止の孫ということになっている。
  76. ^ 第1話での光の台詞より。
  77. ^ 「サマラデ」の舞、「サマラデ2」のりんの台詞より、神楽は始の妹弟達には始の本当の死因をひた隠し「病死した」と話している模様。
  78. ^ 沢越止が伊能神楽を売春させて金儲けをしていた時期であり、校長はその客の1人。神楽の身体を使って校長を取り込み、学校の女生徒達を自分へ提供させることが止の目的だった。なお、校長は神楽とのセックス中に腹上死した上、神楽に渡るはずだった財産は彼女を籠絡させた止に全て奪われている。
  79. ^ 『サマイズ』での台詞より。
  80. ^ 始が出産直後他界した当時、神楽は「自分はまだ分娩室でいきんでいた」という『サマラデ』作中の台詞より。
  81. ^ 作中の入院する少し前、妊娠した臨月に撮ったと思わしき写真では、母 理央の幼女期を彷彿させる緑のストライプ柄のリボンでロングヘアをツインテールに結び、セーラー服の制服を着た姿で登場している。 母の理央がおそらくまだ20歳未満であり、理沙もまだあどけない顔立ちをしていることから『サマラデ2』時点でも、まだ義務教育終了前であると推察される。

参考資料

[編集]
  • 多根清史、箭本進一、阿部広樹「特別企画『School Days』を作った男」『超エロゲー ハードコア』太田出版、2012年10月、206-229頁。 
  • “ピュアメール”. 美少女ゲームマニアックス2. 東京: キルタイムコミュニケーション. (2001-10-10). pp. 94-95. ISBN 4-86032-002-6. OCLC 675030565 

外部リンク

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