コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

代議院 (イタリア)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イタリアの旗 イタリアの議会
代議院
(だいぎいん)

Camera dei Deputati
種類
種類
役職
議長
ロレンツォ・フォンタナ[注釈 1]同盟)、
2022年10月14日より現職
構成
定数400
院内勢力
選挙
前回選挙
2022年9月25日
議事堂
イタリアの旗 イタリアローマ
モンテチトーリオ宮殿
北緯41度54分5秒 東経12度28分43秒 / 北緯41.90139度 東経12.47861度 / 41.90139; 12.47861
ウェブサイト
La Camera dei Deputati
モンテチトーリオ宮殿

代議院(だいぎいん、イタリア語: Camera dei Deputati)は、イタリア共和国議会を構成する議院のひとつで、下院に相当する。任期は5年。

選挙制度

[編集]

2017年10月、ポピュリズム政党である「五つ星運動」が過半数を制する事態が懸念されたことを背景に、プレミアム制を柱とする選挙制度は廃止され、小選挙区比例代表並立制に改正された。また、2020年に実施されたイタリア共和国憲法第56条、57条、59条の改正で、定数が630(国内選挙区618、国外在住者選挙区12)から400に削減された[1]

旧選挙制度(2005-2017年)

[編集]
議席を得るためには単独政党で全国平均[注釈 6]得票率4%以上、政党連合は得票率10%以上且つ構成政党の少なくとも一つの政党得票が2%以上であることが必要[2]

プレミアム制

[編集]

小党乱立の事態を避ける目的で、選挙の結果第1党が過半数を獲得できなくても自動的に過半数勢力を与える制度。まず政党及び政党連合の全国得票で配分議席(ヴァッレ・ダオスタを除いた26選挙区617議席)を決定するが、最多得票政党(または候補者名簿連合)の獲得議席が340議席に達しなかった場合、340議席を配分される。残りの277議席を2位以下の政党及び政党連合にヘアー式最大剰余方法で配分する[2]

代議院選挙

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 議長就任に伴い、党籍離脱中。
  2. ^ ヴェルデ・エ・ポポラーレ党(1議席)を含む。
  3. ^ 新イタリア社会党(1議席)および「南の向こう」(1議席)を含む。
  4. ^ 連帯民主主義党(1議席)および民主中央党(1議席)を含む。
  5. ^ 緑のヨーロッパ(5議席)、イタリア左翼党(4議席)、進歩党(1議席)、無所属(1議席)からなる会派。
  6. ^ 小選挙区と在外選挙区は除く。

出典

[編集]
  1. ^ “Italians back referendum to reduce size of Parliament by a third”. ABC News. ABC. (2020年9月22日). https://www.abc.net.au/news/2020-09-22/italians-vote-to-dump-a-third-of-parliamentarians/12688792 2020年9月24日閲覧。 
  2. ^ a b 国立国会図書館政治議会課 三輪和宏<資料>諸外国の下院の選挙制度 (PDF) 、国立国会図書館『レファレンス』2006年12月号

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]