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今宿駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
今宿駅
駅舎(2019年9月)
いまじゅく
Imajuku
JK02 下山門 (3.6 km)
(1.3 km) 九大学研都市 JK04
地図
所在地 福岡市西区今宿駅前一丁目1-1
北緯33度34分45.96秒 東経130度16分24.82秒 / 北緯33.5794333度 東経130.2735611度 / 33.5794333; 130.2735611座標: 北緯33度34分45.96秒 東経130度16分24.82秒 / 北緯33.5794333度 東経130.2735611度 / 33.5794333; 130.2735611
駅番号 JK  03 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 筑肥線
キロ程 5.2 km(姪浜起点)
電報略号 イク
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
5,277人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1925年大正14年)4月15日[2]
備考 業務委託駅
みどりの窓口
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今宿駅(いまじゅくえき)は、福岡県福岡市西区今宿駅前一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑肥線である。駅番号はJK03事務管コードは▲911834。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を有する。

JR九州サービスサポートが受託する業務委託駅で、みどりの窓口がある。陣屋風の駅本屋には自動改札機が設置され、SUGOCAの使用が可能である。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 JK 筑肥線 上り 天神博多空港方面
2 下り 西唐津方面

利用状況

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2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員5,277人であり、JR九州の駅としては笹原駅に次いで第36位である[13]

JR九州及び糸島市統計白書によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員
出典
2005年 5,324 [14]
2006年 4,704
2007年 4,406
2008年 4,306
2009年 4,247
2010年 4,388
2011年 4,514
2012年 4,643
2013年 4,845
2014年 4,948
2015年 5,060
2016年 5,165 [15]
2017年 5,299 [16]
2018年 5,433 [17]
2019年 5,437 [18]
2020年 4,329 [19]
2021年 4,543 [20]
2022年 4,934 [21]
2023年 5,277 [13]

駅周辺

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バス路線

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昭和自動車

  • 西の浦線
    • 今宿駅前 - 今津 - 小田 - 宮の浦 - 西の浦(一部終着あり) - 二見ヶ浦 - 伊都営業所
    • 今宿駅前 - 九大学研都市駅

糸島市コミュニティバス「はまぼう号」福岡昭和タクシーに運行委託)

  • 前原今宿線
    • 今宿駅前 - 北原 - 周船寺 - 前原 - 糸島市役所前 - 前原駅北口

姪浜タクシー

  • 今宿姪浜線「なぎさ号」
    • 今宿駅 - 青木 - 今宿野外活動センター
    • 今宿駅 - 生の松原 - 姪浜駅北口

その他

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福岡市内にあるが、福岡市内のJRの他駅とJR線のみでつながっていないため、JRの旅客営業規則における「福岡市内」の駅としては扱われない。なお、筑肥線が博多駅まであった時代には、当駅も「福岡市内」として扱われていた。かつては特定都区市内制度として扱われていたが、一部区間の廃止で飛び地の状態になり、除外された駅は現時点で筑肥線の姪浜周船寺・当駅の3駅のみである。

かつては駅の北1.5kmの今津橋近くに福岡木材防腐工業の工場があり、駅から総延長2.0kmの貨物専用線が分岐していた。跡地のほとんどは歩道になっている。貨物取り扱いは1975年に廃止されたが、貨物線ホームの一部が現存する[4]

戦前から駅の裏手に三菱電機福岡工場(現・パワーデバイス製作所)があり、1974年(昭和49年)頃は約2,000人の工員が利用していた。また、今宿野外活動センターや老人センター福寿園などの公立レジャー施設の最寄駅であるほか、今津にある約300人の視覚障害者職業訓練を行う国立視力障害者センターや今宿老人福祉センターなどからなる今宿福祉村の最寄駅で、駅員が視覚障害者の昇降や駅構内の通行を補助していた[3]

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
JK 筑肥線
快速(土休日は当駅通過)・普通
下山門駅 (JK02) - 今宿駅 (JK03) - 九大学研都市駅 (JK04)

脚注

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  1. ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 08号 博多駅・伊万里駅・西戸崎駅ほか81駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月30日、25頁。 
  2. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、723頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 夕刊フクニチ新聞社・編『福岡駅風土記』 1974年 葦書房 P.128-129
  4. ^ a b 折井克比古 編『写真アルバム 福岡市の昭和』樹林社、2023年12月、197頁。ISBN 978-4-911023-00-6 
  5. ^ “駅 すてーしょん 今宿(筑肥線)”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1996年12月25日) 
  6. ^ “筑肥線で脱線事故”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 5. (1998年3月23日) 
  7. ^ “JR筑肥線 突風30メートル電車脱線 今宿駅構内暴風警報下 乗客3人重軽傷” 西日本新聞 (西日本新聞社): p1. (1998年3月20日 朝刊)
  8. ^ a b “業過傷害罪で元駅助役を略式起訴 JR筑肥線脱線” 朝日新聞 (朝日新聞西部本社): p38. (2002年3月30日 西部朝刊)
  9. ^ “98年の筑肥線事故 脱線原因は強風 JR九州調査報告 職員が警報無視” 西日本新聞 (西日本新聞社): p38. (2000年3月15日 朝刊)
  10. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-121-X 
  11. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2010年3月16日) 
  12. ^ 2021年3月にダイヤを見直します』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2020年12月18日、19頁。オリジナルの2020年12月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201218142214/https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2020/12/18/2021daiyaminaoshi_1_1.pdf2020年12月21日閲覧 
  13. ^ a b 駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
  14. ^ 糸島市統計白書(運輸・交通) 九州旅客鉄道駅別乗降者数(JR筑肥線)
  15. ^ 駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月31日閲覧。
  16. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月24日閲覧。
  17. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月27日閲覧。
  18. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月24日閲覧。
  19. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月25日閲覧。
  20. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月2日閲覧。
  21. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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  • 今宿駅(駅情報) - 九州旅客鉄道