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五郷町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 三重県 > 熊野市 > 五郷町
五郷町
五郷町の位置(三重県内)
五郷町
五郷町
五郷町の位置
北緯33度59分29.81秒 東経136度2分47.48秒 / 北緯33.9916139度 東経136.0465222度 / 33.9916139; 136.0465222
日本の旗 日本
都道府県 三重県
市町村 熊野市
面積
 • 合計 40.679119596 km2
人口
2019年(令和元年)8月1日現在)[2]
 • 合計 713人
 • 密度 18人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
本文参照
市外局番 0597(熊野MA[3]
ナンバープレート 三重

五郷町(いさとちょう)は三重県熊野市地名。本項では同地域にかつて存在した五郷村(いさとむら)についても記す。

地理

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歴史

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いさとむら
五郷村
廃止日 1954年11月3日
廃止理由 新設合併
木本町荒坂村新鹿村泊村有井村神川村五郷村飛鳥村熊野市
現在の自治体 熊野市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 東海地方近畿地方
都道府県 三重県
南牟婁郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,641
国勢調査1950年
隣接自治体 三重県
南牟婁郡飛鳥村、神川村
奈良県
吉野郡上北山村下北山村
五郷村役場
所在地 三重県南牟婁郡五郷村
座標 北緯33度59分6.6秒 東経136度2分32.9秒 / 北緯33.985167度 東経136.042472度 / 33.985167; 136.042472 (五郷村)
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五郷の歴史は、鎌倉時代までさかのぼる。五郷の歴史で一番古い資料は同町桃崎の桃源寺に伝わる当寺開基の位牌で、正応五年(1292年)11月3日大森衛門尉藤原義家と記されている。五郷は御南朝と深い関わりがあり、文安元年(1444年)円満院円胤の挙兵に応じて、和歌山市の山東城主山東和泉守の子孫勢野太郎兵衛が兵を挙げたが、幕府の管領畠山持国に攻められ、円胤は自刃し、勢野太郎兵衛は家臣十八人を引き連れて、桃崎村に退去した。山東氏が引き連れた、家臣十八人の子孫は今でも五郷で連綿と続いている。

沿革

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町名の由来

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五郷の名の由来は、『流れ谷』によれば、桃崎、寺谷、和田、湯谷、大井谷の五つの郷が一つになったため、五郷と名付けられたという。

世帯数と人口

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2019年(令和元年)8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
五郷町 405世帯 713人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 1,172人 [4]
2000年(平成12年) 1,067人 [5]
2005年(平成17年) 961人 [6]
2010年(平成22年) 832人 [7]
2015年(平成27年) 720人 [8]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 512世帯 [4]
2000年(平成12年) 475世帯 [5]
2005年(平成17年) 452世帯 [6]
2010年(平成22年) 419世帯 [7]
2015年(平成27年) 377世帯 [8]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]

番・番地等 小学校 中学校
全域 熊野市立五郷小学校 熊野市立五郷中学校

食文化

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交通

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鉄道路線

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  • なし。1912年には下北山村と尾鷲市南輪内を結ぶ南紀軽便鉄道の鉄道敷設免許が取得され、当町も経由予定であったが1915年に失効している[10]

施設

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  • 熊野市五郷出張所(五郷町桃崎358-2番地)
  • 寺谷簡易郵便局
  • 五郷郵便局

史跡

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出身著名人

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その他

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日本郵便

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  • 集配担当する郵便局と郵便番号は以下の通りである[11]
町丁 郵便番号 郵便局
五郷町大井谷 519-4675[12] 五郷郵便局
五郷町寺谷 519-4673[13]
五郷町桃崎 519-4671[14]
五郷町湯谷 519-4672[15]
五郷町和田 519-4674[16]

脚注

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  1. ^ 三重県熊野市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年8月21日閲覧。
  2. ^ a b 熊野市町別総世帯数・総人口数・面積(令和元年8月1日現在)”. 尾鷲市 (2019年8月1日). 2019年8月21日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  4. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat)- 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  5. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat)- 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  6. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat)- 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat)- 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat)- 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ 熊野市就学規則”. 熊野市 (2018年4月1日). 2019年8月21日閲覧。
  10. ^ http://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/MetSearch.cgi
  11. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月14日閲覧。
  12. ^ 五郷町大井谷の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  13. ^ 五郷町寺谷の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  14. ^ 五郷町桃崎の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  15. ^ 五郷町湯谷の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  16. ^ 五郷町和田の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。

参考文献

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関連項目

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