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二岡康平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
二岡 康平 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム ふたおか こうへい
ラテン文字 Kohei Futaoka
国籍 日本の旗 日本
種目 長距離走マラソン
所属 中電工
生年月日 (1994-02-05) 1994年2月5日(30歳)
出身地 鳥取県西伯郡伯耆町
身長 175cm[1]
体重 60kg[1]
自己ベスト
5000m 13分52秒60(2021年)
10000m 28分38秒17(2018年)
ハーフマラソン 1時間03分18秒(2017年)
マラソン 2時間09分14秒(2021年)
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二岡 康平(ふたおか こうへい、1994年2月5日 - )は、鳥取県西伯郡伯耆町出身[2]陸上競技選手。専門は長距離走マラソン鳥取県立鳥取中央育英高等学校駒澤大学文学部卒業[3]中電工陸上競技部所属。

来歴・人物

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高校1・2年時に全国高校駅伝に出場。3年時はインターハイ鳥取県大会5000mで2位。中国地区大会7位で全国出場はならず。全日本びわ湖クロカン5kmで4位入賞。

大学ではハーフマラソンに意欲的に取り組む。4年時の第92回箱根駅伝では9区で区間2位と快走し、チームを総合3位に導く[4]

大学卒業後の2016年4月、中電工に入社し陸上部に所属。入部1年目の2017年金栗杯玉名ハーフマラソン大会では、優勝した押川裕貴と同タイムながら2位と惜敗したが、自己記録を更新した[5]

2年目の2018年別府大分毎日マラソンフルマラソンに初挑戦(2時間13分28秒、13位)。同年7月のゴールドコーストマラソンを経て、3回目の2019年2月の別府大分毎日マラソンでは、2時間09分15秒の自己ベストで日本人トップの4位となり、マラソングランドチャンピオンシップの出場権を獲得した[6]

2019年5月、同年9~10月にドーハで開かれる2019年世界陸上競技選手権大会の男子マラソン・日本代表に川内優輝山岸宏貴とともに選出。これに伴い同年9月15日開催のMGC・2020年東京オリンピック代表選考会への出場は辞退する。世界陸上ドーハ大会を選択した理由に関して「東京五輪に特別な思いはあったが、今、世界を経験することで今後の視野が広がるかなということもあった」と説明。なお、東京五輪・男子マラソン日本代表の3枠目を念頭に「可能性がある限りは狙っていきたい」と意欲を示している[7][8][9][10]

しかし、10月5日開催(日本時間では翌6日)の世界陸上男子マラソン本番では、レース前半の10Km過ぎで2位集団についてゆけず、徐々に後退。中間点を過ぎた29Km付近で川内優輝に追いつかれた後、32Km地点では川内にもズルズルと遅れを取ってしまい、結局日本人最下位の37位(記録は2時間19分23秒)に終わった(日本人最高位は山岸宏貴の25位、川内も29位に終わり8位以内の入賞はならなかった)[11][12]

自己ベスト

[編集]

脚注

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  1. ^ a b 二岡 康平 KOHEI FUTAOKA公益財団法人日本陸上競技連盟
  2. ^ 朝日新聞2019.8.17. “鳥取)伯耆町出身の二岡康平選手、世界陸上へ”. 2019年9月16日閲覧。
  3. ^ JAAF. “MGC出場選手”. 2019年9月16日閲覧。
  4. ^ 箱根駅伝公式Webサイト. “選手詳細情報”. 2019年9月16日閲覧。
  5. ^ 中電工陸上競技部2017.3.5. “金栗杯 玉名ハーフマラソン大会(玉名市)二岡選手が2位入賞!2位・二岡康平(人事労務部)1時間03分18秒 自己新記録 中電工歴代8位”. 2019年9月16日閲覧。
  6. ^ 毎日新聞2019.2.6. “二岡康平さん=別府大分毎日マラソンで日本人トップの4位”. 2019年9月16日閲覧。
  7. ^ スポーツ報知2019.4.10. “二岡康平、MGCより世界陸上 川内優輝の出場ピンチ”. 2019年9月16日閲覧。
  8. ^ sanspo2019.5.29. “二岡康平が世界陸上、初の代表入り「8位入賞目指す」/マラソン”. 2019年9月16日閲覧。
  9. ^ sponichi2019.6.29. “川内優輝「隠すことなんて何もない!」世界陸上へ中電工・二岡康平と共闘”. 2019年9月16日閲覧。
  10. ^ sponichi2019.6.30. “川内優輝、驚異の食欲で中電工・二岡康平を圧倒”. 2019年9月16日閲覧。
  11. ^ 世界陸上 男子マラソン(スポーツナビ・2019年10月6日記事)
  12. ^ 二岡37位「何としてもリベンジ」2年後の雪辱誓う(日刊スポーツ・2019年10月6日記事)
  13. ^ 中電工陸上競技部. “二岡選手がチーム新記録!15位・二岡康平(人事労務部)47分02秒(初)チーム新記録・広島県タイ記録”. 2019年9月16日閲覧。
  14. ^ 中電工陸上競技部. “メンバー紹介”. 2019年9月16日閲覧。

 

外部リンク

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