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中電工

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社中電工
CHUDENKO CORPORATION
本店がある中電工平和大通りビル( 旧平和大通り電気ビル)
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 1941
1970年11月2日上場
本社所在地 日本の旗 日本
730-0855
広島県広島市中区小網町6番12号
中電工平和大通りビル
北緯34度23分34.6秒 東経132度26分41.1秒 / 北緯34.392944度 東経132.444750度 / 34.392944; 132.444750座標: 北緯34度23分34.6秒 東経132度26分41.1秒 / 北緯34.392944度 東経132.444750度 / 34.392944; 132.444750
設立 1944年9月29日
業種 建設業
法人番号 9240001006971 ウィキデータを編集
事業内容 電気工事、電気通信工事、空調、冷暖房、給排水、衛生および環境汚染防止装置等の管工事 他
代表者 代表取締役会長 迫谷章
代表取締役社長 重藤隆文
代表取締役副社長執行役員 上野清文
資本金 34億8100万円
(2020年3月31日現在)[1]
発行済株式総数 5813万8117株
(2020年3月31日現在)[1]
売上高 連結: 1688億8800万円
単独: 1493億4700万円
(2020年3月期)[1]
営業利益 連結: 83億3300万円
単独: 79億0000万円
(2020年3月期)[1]
経常利益 連結: 111億8800万円
単独: 107億8000万円
(2020年3月期)[1]
純利益 連結: 50億1700万円
単独: 35億2000万円
(2020年3月期)[1]
純資産 連結: 2120億4300万円
単独: 2045億3700万円
(2020年3月31日現在)[1]
総資産 連結: 2737億4200万円
単独: 2523億4800万円
(2020年3月31日現在)[1]
従業員数 連結: 4474人
単独: 3379人
(2020年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ[1]
主要株主 中国電力株式会社 39.93%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 7.31%
株式会社もみじ銀行 2.74%
株式会社中国銀行 2.55%
中電工従業員株式投資会 2.32%
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 2.10%
明治安田生命保険相互会社 2.06%
株式会社広島銀行 1.89%
株式会社山口銀行 1.64%
株式会社山陰合同銀行 1.19%
(2023年9月30日現在)
主要子会社 別項参照
外部リンク 中電工
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株式会社中電工(ちゅうでんこう、: CHUDENKO CORPORATION[2])は、中国電力系の設備工事会社である。

概要

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1944年昭和19年)に「中国電気工事株式会社」として設立。

1990年平成2年)に現社名に変更。

技術本部・営業本部・電力本部・業務本部・企画本部の5本部体制。

営業網は中国5県を中心に東京本部、大阪本部、名古屋支社、四国支社、九州支社、沖縄営業所などがある[3]。全国151の事業場を拠点として、営業活動を展開している。

なお、これまでに廃止した事業場としては、苫小牧仙台筑波金沢滋賀京都神戸高知大分熊本鹿児島などがある。

2010年(平成22年)には、農業への取組に向けた子会社「合同会社あぐりこるWEST」を設立。島根県浜田市で農園を運営。

1990年平成2年)創設の陸上競技部は、元日に群馬県で行われる全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)に、1995年より連続出場を果たしている。2023年(令和5年)に開催された第67回大会で初の7位入賞を果たした。

新たな取組として、IPカメラ・AI・VIXクラウドを活用した画像センシング事業をCaaSソリューション事業として、展開している

社是

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  • 眞心 - 1980年昭和55年)制定。 偽りなき真実の心、正直にしてわだかまりなき心、純粋な心、私心なき心

沿革

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  • 1944年昭和19年)- 軍需省の要請により主に中国5県下の電気工事会社12社が統合し、「中国電気工事株式会社」として設立。創立記念日は10月1日。本社を広島に置き、5支社(広島山口岡山山陰、大阪)1分室(岡山)で営業開始。資本金は150万円。
  • 1945年(昭和20年)- 戦火により支社及び各出張所が相次いで焼失。本社を廿日市市に移転。
  • 1946年(昭和21年)- 中国配電(現・中国電力)電気工事部を吸収(のちの製器工場)。本社を広島市に移転。大阪支社を廃止し、大阪事務所と名称変更。鳥取支社を新設。山陰支社を島根支社と名称変更。
  • 1949年(昭和24年)- 本社・支社の呼称を本店・支店と改称。広島証券取引所へ上場。
  • 1950年(昭和25年)- 東京事務所開設(現・東京本部)、九州事務所開設(現・九州支社)。送電鉄塔工事に進出。
  • 1954年(昭和29年)- 本店新社屋完成。
  • 1956年(昭和31年)- VVF電線(平型ビニル絶縁電線)の開発に成功。健康保険組合を設立。
  • 1960年(昭和35年)- 名古屋営業所開設、四国出張所開設。技能者養成所開設(後の研修所)。
  • 1963年(昭和38年)- アイルランド共和国で開催された技能五輪国際大会・電工種目で川井一令金メダル獲得。営業本部を設立。
  • 1964年(昭和39年)- 製器工場でボウリングピンセッターの製作を開始。
  • 1967年(昭和42年)- 京都出張所を開設(現・京都営業所)
  • 1968年(昭和43年)- 神戸出張所を開設(現・神戸営業所)。大阪証券取引所市場2部に上場。
  • 1970年(昭和45年)- 苫小牧出張所を開設。東京証券取引所市場2部に上場。
  • 1971年(昭和46年)- 広島市上天満町に本店新社屋完成。
  • 1972年(昭和47年)- 沖縄営業所を開設。東京証券取引所、大阪証券取引所市場1部へ指定替え。
  • 1973年(昭和48年)- 研修所を八千代町(現・安芸高田市)に新築移転。
  • 1977年(昭和52年)- 社名略称として「中電工」の統一決定。
  • 1980年(昭和55年)- 社是「眞心」制定。
  • 1990年平成02年)- 株式会社中電工に社名変更。マラソン部を創部。
  • 1994年(平成06年)- 創立50周年。
  • 1996年(平成08年)- 広島市中区に新築した平和大通り電気ビルに本店移転。
  • 1997年(平成09年)- 広島県知事認定の職業能力開発短期大学校「中電工技術短期大学校」開校。
  • 2003年(平成15年)- 大阪証券取引所上場廃止。子会社「岡山エレテック」「山口エレテック」を設立。
  • 2004年(平成16年)- 創立60周年。子会社「島根エレテック」「鳥取エレテック」を設立。
  • 2006年(平成18年)- 組織改正に伴う拠点化(支社体制)。東京本部を東京都目黒区から東京都新宿区に移転。
  • 2007年(平成19年)- 研修所(安芸高田市)と技術短期大学校(広島市安佐南区)を統合し、旧技術短期大学校に新研修所を設置。
  • 2008年(平成20年)- 執行役員制度導入。将来ビジョンプロジェクトを設置。
  • 2009年(平成21年)- 営業企画部・第三営業部を本店に設置。
  • 2010年(平成22年)- 技術本部を設置。第三営業部をソリューション営業部に名称変更。合同会社あぐりこるWESTを設立。
  • 2011年(平成23年)- マレーシアに現地法人(子会社)を設立。子会社(中工設備株式会社と株式会社中電工サービス広島、株式会社周南エレテックと株式会社山口エレテック)を合併。
  • 2013年(平成25年)- 東北支社を設置。
  • 2014年(平成26年)- 創立70周年。記念事業として広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)への屋外時計塔の寄贈。事業創出部を設置。
  • 2017年(平成29年)- 本社ビル20階にある社員食堂を展望レストラン「ブルースカイシーズこあみ」に改装・改称。7月3日より社員以外にも開放[4]
  • 2023年令和05年) - 東京本部を移転。CaaSを商標登録。
  • 2024年(令和06年) - 創立80周年。

提供番組

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関連企業

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  • 三親電材株式会社
  • 中工開発株式会社
  • 株式会社中電工エレテック広島・島根
  • 株式会社中電工テクノ
  • 株式会社イーペック広島
  • 株式会社中電工エレテック岡山・鳥取
  • 株式会社中電工エレテック山口
  • 杉山管工設備株式会社
  • 早水電機工業株式会社
  • 株式会社昭和コーポレーション
  • 株式会社ベリーネ
  • CHUDENKO (Malaysia) Sdn. Bhd.

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 株式会社中電工『第104期(2019年4月1日 - 2020年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2020年6月25日。 
  2. ^ 株式会社中電工 定款 第1章第1条
  3. ^ フィスコ企業調査レポート
  4. ^ 中電工、社員食堂を一般開放 市民・観光客も同料金日刊工業新聞』2017年6月28日(建設・エネルギー・生活面)2018年5月18日閲覧

関連項目

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外部リンク

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