九州八十八湯めぐり〜九州温泉道〜
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九州八十八湯めぐり〜九州温泉道〜(きゅうしゅうはちじゅうはちゆめぐり きゅうしゅうおんせんどう)は、九州の温泉を巡る体験型イベントである。参加者は温泉施設を巡って88ヶ所のスタンプを集め、泉人(せんにん)の認定を目指す。
概要
[編集]対象施設に設置されたスタンプを1冊100円の「御湯印帳」(スタンプ帳)に集め、段位(称号)の認定を目指す。対象施設は130施設(2022年4月時点)と88湯以上あり、任意の温泉88ヶ所を選べる[1]。
対象施設は、温泉のプロ「温泉名人」を中心に組織する九州八十八湯選定委員会がにより選定。温泉名人は、郡司勇(温泉チャンピオン)、斉藤雅樹(別府温泉地球博物館理事)、土谷雄一(別府八湯温泉道初代名誉名人)、北出恭子(温泉資格女王温泉アナリスト)の4名。
当初の事務局はJR九州であったが、2015年4月からは九州観光推進機構に移行された[2]。
段位(称号)
[編集]認定料(見習い500円・泉人1,500円・その他各1,000円)を郵便為替または銀行振込で支払い郵送で申請するか、窓口で直接(要予約)支払い申請することで、認定状と段位に応じた賞品(ストラップチャーム)がもらえる。『泉人』になると、希望者は名前(ニックネームも可)が竹瓦温泉に掲示され、ホームページ(88onsen.com)に掲載されるほか、初回達成時に限り、一部参加施設で使用可能な「泉人 優待券」が贈られる。
段位と認定に必要なスタンプ数は以下の通り。
- 泉人(せんにん):88個(異なる7県のスタンプ)
- 泉生(せんせい):80個(異なる7県のスタンプ)
- 風○呂(ぷろ):72個(異なる7県のスタンプ)
- 四段:64個(異なる6県のスタンプ)
- 三段:56個(異なる6県のスタンプ)
- 二段:48個(異なる5県のスタンプ)
- 初段:40個(異なる5県のスタンプ)
- 中級:32個(異なる4県のスタンプ)
- 初級:24個(異なる3県のスタンプ)
- 入門:16個(異なる2県のスタンプ)
- 見習い:8個
対象施設
[編集]対象施設が含まれる温泉地および対象施設数は以下の通り(2022年4月現在)。
- 福岡県:14
- 佐賀県:6
- 長崎県:8
- 熊本県:24
- 杖立温泉、岳の湯温泉、山川温泉、黒川温泉、小田温泉、火の山温泉、垂玉温泉、地獄温泉、菊池温泉、平山温泉、山鹿温泉、植木温泉、亀の甲温泉、辰頭温泉、弓ヶ浜温泉、日奈久温泉、湯浦温泉、湯の児温泉、湯の鶴温泉、人吉温泉
- 大分県:38
- 別府温泉、鉄輪温泉、明礬温泉、亀川温泉、浜脇温泉、堀田温泉、塚原温泉、あたみ温泉、府内温泉、丹生温泉、長湯温泉、由布院温泉、神塩温泉、山香温泉、夜明温泉、筋湯温泉、筌の口温泉、夷谷温泉、赤松温泉、高崎山温泉、壁湯天然洞窟温泉、くにさき六郷温泉、王子温泉、星生温泉、七福温泉、深耶馬渓温泉、湯平温泉、天ヶ瀬温泉、七里田温泉
- 宮崎県:12
- 鹿児島県:28
- 吉松温泉、硫黄谷温泉、霧島温泉、日の出温泉、妙見温泉、安楽温泉、日当山温泉、隼人温泉、船津温泉、市比野温泉、川内高城温泉、阿久根温泉、湯之元温泉、吹上温泉、大黒温泉、鹿児島温泉、古里温泉、指宿温泉、弥次ヶ湯温泉、テイエム牧場温泉、海潟温泉、尾之間温泉、湯向温泉(休業中)
脚注
[編集]- ^ 九州八十八湯めぐり~九州温泉道~ | よくある質問
- ^ 「九州八十八湯めぐり~九州温泉道~」がより魅力的にパワーアップします!九州観光推進機構ニュースリリース、2015年3月30日