丹生 (多気町)
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丹生 | |
---|---|
神宮寺(丹生大師) | |
北緯34度28分40.5秒 東経136度29分27.5秒 / 北緯34.477917度 東経136.490972度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 三重県 |
郡 | 多気郡 |
市町村 | 多気町 |
地域 | 勢和地域 |
町名制定 | 2006年(平成18年)1月1日 |
面積 | |
• 合計 | 8.178528488 km2 |
標高 | 64.2 m |
人口 | |
• 合計 | 972人 |
• 密度 | 120人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
519-2211[3] |
市外局番 | 0598(松阪MA)[4] |
ナンバープレート | 三重 |
※座標・標高はふれあいの館(丹生4894)付近 |
丹生(にゅう)は、三重県多気郡多気町の大字。郵便番号は519-2211[3](集配局:多気郵便局[5])。
本項ではかつてほぼ同区域に存在した同郡丹生村(にゅうむら)についても記す。
地理
[編集]多気町の中部、櫛田川の中流右岸にあたる。北で津留・鍬形・井内林、東で長谷・神坂・前村、西で色太・古江・下出江、北で松阪市茅原町、南で大台町栃原に接する。南西端を紀勢本線と国道42号が通過している。南北を伊勢自動車道が縦貫し、勢和多気ジャンクションから分岐する紀勢自動車道の勢和多気インターチェンジが国道42号に接続している。また、三重県道421号勢和兄国松阪線と、北端で分岐した三重県道702号茅原丹生線が縦貫し、それぞれ国道42号と接続している。
- 河川:櫛田川
地名の由来
[編集]丹生は、「赤い(丹)土を産する(生)場所」の意味である[6]。辰砂や水銀を産出したことに由来している[6]。
歴史
[編集]にゅうむら 丹生村 | |
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廃止日 | 1955年4月15日 |
廃止理由 |
新設合併 五ヶ谷村・丹生村 → 勢和村 |
現在の自治体 | 多気町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東海地方、近畿地方 |
都道府県 | 三重県 |
郡 | 多気郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
1,881人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 |
松阪市 多気郡多気町、五ヶ谷村、川添村 |
丹生村役場 | |
所在地 | 三重県多気郡丹生村 |
座標 | 北緯34度28分48.1秒 東経136度29分19.7秒 / 北緯34.480028度 東経136.488806度 |
ウィキプロジェクト |
- 幕末時点では飯高郡丹生村であった。「旧高旧領取調帳」の記載によると和歌山藩領。
- 明治4年7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により和歌山県の管轄となる。
- 明治4年11月22日(1872年1月2日) - 第1次府県統合により安濃津県(現・三重県)の管轄となる。
- 1876年(明治9年) - 所属郡が飯高郡から多気郡に変更。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、多気郡丹生村が成立。
- 1955年(昭和30年)4月15日 - 丹生村が五ヶ谷村と新設合併して勢和村が発足。丹生村は廃止となり、勢和村大字丹生となる。
- 2006年(平成18年)1月1日 - 勢和村が多気町と新設合併し、改めて多気町が発足。同町丹生となる。
- 2021年(令和3年)3月[7] - 丹生の一部と前村の一部から、ヴィソンが分離する[8]。
世帯数と人口
[編集]2015年(平成27年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
丹生 | 294世帯 | 972人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
2010年(平成22年) | 989人 | [9] | |
2015年(平成27年) | 972人 | [2] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
2010年(平成22年) | 307世帯 | [9] | |
2015年(平成27年) | 294世帯 | [2] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 多気町立勢和小学校 | 多気町立勢和中学校 |
交通
[編集]鉄道路線
[編集]区域内を紀勢本線が通過するが、駅は所在しない。最寄駅は栃原駅。
バス
[編集]- 幹線バス
道路
[編集]- 伊勢自動車道
- 紀勢自動車道
- 勢和多気ジャンクション
- 勢和多気インターチェンジ
- 国道42号
- 三重県道421号勢和兄国松阪線
- 三重県道702号茅原丹生線
- 丹生峠
施設
[編集]- 丹生郵便局
- 丹生神社
- 西導寺
- 丹生地区クリーンセンター
- 勢和東公民館(旧・多気町立丹生小学校)
- 西村彦左衛門生家(ふるさと屋)
- 少女まんが館 TAKI 1735
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]出身者
[編集]脚注
[編集]- ^ “三重県多気郡多気町の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年9月16日閲覧。
- ^ a b c d “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat)- 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “丹生の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。
- ^ a b 三重大学教育学部地理学研究室 編 (1985):191ページ
- ^ “2021年3月更新 最新地名変更情報”. 国土地理協会. 2021年5月12日閲覧。
- ^ 多気町役場企画調整課(編)「◎字の区域の設定について」(PDF)『広報たき2021年2月号』第182号、多気町役場企画調整課、12-13頁。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat)- 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ “小・中学校別通学区域”. 多気町 (2017年5月8日). 2019年9月16日閲覧。
- ^ “三井殊法 とは”. コトバンク. 2020年2月9日閲覧。
参考文献
[編集]- 三重大学教育学部地理学研究室 編『三重地理学会報 第36号 三重県多気郡勢和村調査報告』三重地理学会、1985年3月25日、234p.
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 24 三重県』角川書店、1983年6月8日。ISBN 4-04-001240-2。
- 旧高旧領取調帳データベース