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香西町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中笠居村から転送)
こうざいちょう
香西町
廃止日 1956年9月30日
廃止理由 編入合併
仏生山町香西町林村三谷村川添村前田村一宮村円座村下笠居村弦打村雌雄島村上笠居村川岡村多肥村檀紙村高松市
現在の自治体 高松市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 四国地方
都道府県 香川県
香川郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 3.99 km2
総人口 6,568
(1956年9月29日)
隣接自治体 弦打村上笠居村下笠居村
町長 本田忠雄[1]
香西町役場
所在地 香川県香川郡香西町字香西475番地[2]
座標 北緯34度20分48秒 東経133度59分47秒 / 北緯34.346722度 東経133.996278度 / 34.346722; 133.996278座標: 北緯34度20分48秒 東経133度59分47秒 / 北緯34.346722度 東経133.996278度 / 34.346722; 133.996278
地図
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香西町(こうざいちょう)は、香川県香川郡にあった

人口

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1920年(大正9年) 3,440人
1925年(大正14年) 3,661人
1930年(昭和5年) 4,013人
1935年(昭和10年) 4,289人
1940年(昭和15年) 4,305人
1947年(昭和22年) 6,425人
1950年(昭和25年) 6,081人
1955年(昭和30年) 6,161人
総務省統計局 / 国勢調査1955年

歴史

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この地域の起こりは古代に開けた港町である。港は西方を芝山に護られた入り江に位置する天然の良港で、古くから吉備を通して本州とも開けた物流の拠点であった。中世になると豪族香西氏が居城「勝賀城」を構え、備讃地区における海上警備の拠点とするなど城下町としての歴史が始まる。もともと天然の良港であったことや、香西氏が瀬戸内海で勢力を持った水軍を支配下に置いたことなどで町は発展し、室町時代にはアジア諸国の貿易商船も出入りするほどの栄華を誇った。18代360年にわたって繁栄した香西氏であるが、1585年豊臣秀吉によって行われた四国征伐によりその歴史に幕を閉じた。

その後、1590年生駒親正が篦原(のはらの)庄(現在地)に高松城を築き、香西港は高松藩の商港としての地位を確立した。江戸時代には高松藩の水主役として藩主の参勤交代時に徴発されたり藩の御蔵米の積出しも行われた他、サワラカラスミなどの海産物も将軍に献上するようになった。

明治維新後の廃藩置県により高松藩は廃止されたが、香川郡綾歌郡の貿易港として特産物が関西瀬戸内海沿岸の西日本各地に運ばれた。

その中、行政区域としては1890年明治23年)2月15日町村制施行により香西は新田、平賀上、西打、平賀下とともに香川郡中笠居村(なかかさいむら)となる。その後1915年2月11日には町制施行に伴って改称し香川郡香西町となっている。

1956年昭和31年)9月30日には高松市と合併し自治体としての香西町は消滅した。

年表

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高松市編入以後は「香西」を参照

町長

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脚注

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注釈

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出典

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参考文献

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  • 四国新聞社 編『香川年鑑』 昭和31年、四国新聞社、高松市、1955年12月15日。 NCID BB10788678OCLC 52393151 

関連項目

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外部リンク

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