中川龍一
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中川 龍一(なかがわ りょういち、1904年2月15日 - 1990年8月6日[1])は、日本の英文学者、演劇評論家、翻訳家。
来歴
[編集]大阪外国語学校、関西学院大学卒。戦後、南山大学文学部教授。 1973年、大妻女子大学教授。英語戯曲の翻訳、演劇評論で活動、ほか推理小説の翻訳もした。
翻訳
[編集]- 『朝日商会』(ハイエルマンス、世界戯曲全集刊行会、世界戯曲全集36(白耳義・和蘭篇)) 1928
- 『土地』(コラム、世界戯曲全集刊行会、世界戯曲全集9(愛蘭篇)) 1928
- 『ピグメリオン / バアバラ少佐 / 悪魔の弟子』(バーナード・ショー、世界戯曲全集刊行会、世界戯曲全集6(英国篇) (ショオ集)) 1929
- 『デイブツキ』(アンスキイ、世界戯曲全集刊行会、世界戯曲全集39(西班牙・猶太篇)) 1930
- 『戦争』(スコット・ニヤリング、春秋社) 1931
- 『悪摩の弟子』(バアナアド・シヨオ、弘文堂書房、世界文庫) 1940
- 『夢みる乙女』(エルマー・ライス、早川書房) 1951
- 『三文オペラ』(ジョン・ゲイ、早川書房) 1953
- 『俳優芸術』(コンスタン・コクラン、菊池豊子共訳、早川書房) 1953
- 『ロンドン港の殺人』(ジョゼフィン・ベル、早川書房、世界探偵小説全集) 1957
- 『ひらけ胡麻!』(マイケル・ギルバート、東京創元社、現代推理小説全集) 1958、のち文庫
- 『名探偵ナポレオン』(アーサー・アップフィールド、東京創元社、クライム・クラブ) 1958
- 『空高く』(マイクル・ギルバート、早川書房、世界ミステリシリーズ) 1960
- 『死は深い根をもつ』(マイクル・ギルバート、早川書房、世界ミステリ・シリーズ) 1961
- 『反逆者の財布』(マージェリー・アリンガム、創元推理文庫) 1962
- 「聖女ジョウン」(バーナード・ショー、小田島雄志共訳、白水社、『バーナード・ショー名作集』) 1966
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典 1988~1990』(日外アソシエーツ、1993年)p.447