中国航空発動機集団
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現地語社名 | 中国語: 中国航空发动机集团有限公司 |
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種類 | 中央企業 |
業種 | 航空宇宙工学 |
前身 | 中国航空工業集団 |
設立 | 2016年8月28日 |
本社 | 、 |
事業地域 | 世界各国 |
主要人物 | 曹建国 (代表取締役) |
製品 | 航空エンジン、ガスタービンエンジン |
所有者 | 国務院国有資産監督管理委員会 |
従業員数 | ≈96000 (2016) |
子会社 |
中国航発黎明 |
ウェブサイト | www.aecc.cn |
Aero Engine Corporation of China | |||||||
簡体字 | 中国航空发动机集团有限公司 | ||||||
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繁体字 | 中國航空發動機集團有限公司 | ||||||
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中国航空発動機集団有限公司(ちゅうごくこうくうはつどうきしゅうだんゆうげんこうし、中国語: 中国航空发动机集团有限公司、英語: Aero Engine Corporation of China)は、中華人民共和国の国有航空エンジン技術開発と製造企業グループ。略称は中国航発(AECC)、2016年8月28日に設立。[1]設立当初、中国航発は中国の2つの主要な国有航空宇宙会社である中航工業(AVIC)と中国商飛(COMAC)の両株主で75億ドルで資本化された。[2]
同社は、22の航空エンジン製造会社、幾つかの研究所、3つの航空エンジン修理工場、および他の中小企業多数を含む46の関連会社で構成された、その中の大部分は中航工業から分割された会社である。
主な研究所は、中国航発瀋陽発動機設計研究所(606所)、中国航発株洲動力機械研究所(608所)、中国航発四川燃气渦輪(ガスタービン)研究院(624所)、中国航発貴陽発動機設計研究所(649所)、中国航発北京航空材料研究院(621所)など。
主な子会社は中国航発瀋陽黎明航空発動機有限公司、中国航発貴州黎陽航空発動機有限公司、中国航発西安航空発動機有限公司、中国航発南方工業有限公司、中国航発成都発動機有限公司、中国航発商用航空発動机有限公司など。
製品
[編集]ターボファンエンジン
[編集]型式 | 原型 | 状態 | 採用機 | 製造元 | 備考 |
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WS-9 | スペイ202 | 生産中 | JH-7 | 中国航発西航 | |
WS-10 | 生産中 | J-10, J-11, J-15, J-16, J-20 | 中国航発黎明 | コアエンジンはCFM-56を基づいてるという | |
WS-11 | AI-25 | 生産中 | JL-8 | 中国航発南方 | |
WS-13 | RD-93 | 生産中 | FC-31 | 中国航発黎陽 | |
WS-15 | 開発中 | J-20 | 中国航発黎明 | ||
WS-17 | 開発中 | JL-10 | 中国航発黎陽 | ||
WS-18 | D-30KP-2 | 生産中 | Y-20, H-6K | 中国航発成発 | |
WS-19 | 開発中 | FC-31 | 中国航発黎陽 | 元型式名称はS3-2で中国航発黎明がコンセプト開発を担当した | |
WS-20 | 開発中 | Y-20 | 中国航発西航 | WS-10の派生型 | |
CJ-1000A | 開発中 | C919 | 中国航発商発 | ||
AEF50E | 生産中 | 中国航発黎陽 | 無人機用 | ||
AEF3500 | 開発中 | CR929 | 中国航発商発 | 元型式名称はCJ-2000 |
ターボプロップエンジン
[編集]型式 | 原型 | 状態 | 採用機 | 製造元 | 備考 |
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WJ-5 | AI-24 | 生産中 | Y-7 | 中国航発東安 | 元は中国航発南方が生産 |
WJ-6 | AI-20M | 生産中 | Y-8, Y-9, AG-600 | 中国航発南方 | |
WJ-9 | 生産中 | Y-12 | 中国航発南方 | WZ-8の派生型 | |
WJ-10 | 開発中 | KJ-600 | 中国航発南方 | ||
AEP50E | 生産中 | 翼竜II | 中国航発南方 | WJ-9のの派生型 | |
AEP80 | 開発中 | 中国航発南方 | WZ-9の派生型 | ||
AEP100 | 開発中 | W5000用[3] | |||
AEP500[4] | 開発中 | 中国航発南方 | WJ-10の民間用型 |
ターボシャフトエンジン
[編集]型式 | 原型 | 状態 | 採用機 | 製造元 | 備考 |
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WZ-6 | テュルモ | 生産中 | Z-8, Z-18 | 中国航発蘭翔 | |
WZ-8 | アリエル | 生産中 | Z-9, Z-19, Z-11 | 中国航発南方 | |
WZ-9 | 生産中 | Z-10 | 中国航発南方 | ||
WZ-10 | 生産中 | Z-20 | 中国航発南方 | ||
WZ-16 | アルディデン3 | 開発中 | Z-15 | 中国航発東安 | チュルボメカと共通開発 |
AES100[4] | 開発中 | AC-322 | 中国航発南方 | WZ-9の民間用型 |
ターボジェットエンジン
[編集]型式 | 原型 | 状態 | 採用機 | 製造元 | 備考 |
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WP-6 | RD-9 | 生産停止 | Q-5 | 中国航発成発 | 元は中国航発黎明が生産 |
WP-7 | R-11 | 生産中 | J-7 | 中国航発黎陽 | 元は中国航発黎明が生産 |
WP-8 | AM-3 | 生産中 | H-6 | 中国航発西航 | |
WP-13 | R-13 | 生産中 | J-7,J-8 | 中国航発黎陽 | WP-7の発展型 |
WP-14 | 生産中 | J-8 | 中国航発黎明 | ||
AEF20E | 生産中 | 中国航発成発 | 無人機用 |
レシプロエンジン
[編集]型式 | 原型 | 状態 | 採用機 | 製造元 |
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HS-5 | ASh-62 | 生産中 | Y-5,N-5, Y-11 | 中国航発南方 |
HS-6 | AI-14 | 生産中 | CJ-6 | 中国航発南方 |
HS-9 | O-540 | 生産中 | 中国航発南方 | |
HS-18 | 生産中 | 中国航発軽動 | ||
HS-27 | 生産中 | 中国航発軽動 | ||
HS-36 | 生産中 | 中国航発軽動 | ||
HS-55 | 生産中 | 中国航発軽動 | ||
HS-118 | 生産中 | 中国航発軽動 |
ガスタービンエンジン
[編集]型式 | 原型 | 出力 | 状態 | 採用機 | 製造元 | 備考 |
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QD16 | 生産中 | WJ-5の派生型 | ||||
QD20 | 生産中 | WJ-6の派生型 | ||||
QD70/QC70 | 7 MW | 生産中 | 726型LCAC | 中国航発黎明 | WS-10の派生型 | |
QD128 | 12 MW | 生産中 | 中国航発黎明 | WP-14の派生型 | ||
QD185/QC185 | 17 MW | 生産中 | 中国航発黎明 | WS-10の派生型 | ||
QD280/QC280 | UGT-25000 | 25~27 MW | 生産中 | 052C型, 052D型, 055型 | 中国航発黎明 | |
QD400 | 40 MW | 開発中 | 中国航発黎明 | WS-10の派生型 | ||
R0110 | UGT110000 | 110 MW | 生産中 | 中国航発黎明 |
脚注
[編集]- ^ 中国航空发动机集团有限公司在京召开成立大会 (Press release) (Chinese). Ministry of Industry and Information Technology. 29 August 2016. 2016年8月29日閲覧。
- ^ Alex Derber (Sep 21, 2017). “Sino-Russian Widebody Engine Under Discussion”. Aviation Week Network
- ^ “国産ターボプロップエンジン「AEP100」、世界最大の無人輸送機に搭載”. 中国網 (2024年10月26日). 2024年11月14日閲覧。
- ^ a b www.zctpt.com,中创网. “关于中国航发的两款新型民用发动机,你想知道的都在这里_科技_中创网_行业资讯_zctpt.com”. www.zctpt.com. 2018年11月11日閲覧。
関連項目
[編集]- モトール・シーチ
- 統一エンジン製造会社 - ロシアの同業国営企業。