中ノ沢温泉
表示
中ノ沢温泉 | |
---|---|
温泉情報 | |
所在地 | 福島県耶麻郡猪苗代町 |
座標 | 北緯37度36分52.6秒 東経140度12分41.8秒 / 北緯37.614611度 東経140.211611度座標: 北緯37度36分52.6秒 東経140度12分41.8秒 / 北緯37.614611度 東経140.211611度 |
交通 | JR磐越西線 猪苗代駅より路線バスで約30分(磐梯東都バス) |
泉質 | 酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 68.3℃ |
湧出量 | 14200ℓ/分 |
pH | 2.1 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
宿泊施設数 | 11 |
総収容人員数 | 1658[要出典] 人/日 |
年間浴客数 | 約15万人 |
外部リンク | 中ノ沢温泉旅館組合・沼尻温泉旅館組合 |
中ノ沢温泉(なかのさわおんせん)は、福島県耶麻郡猪苗代町(旧国陸奥国、明治以降は岩代国)にある温泉。
泉質
[編集]- 酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
- 湧出量が毎分14,200リットル(単一の湧出口からの湧出量としては日本一)令和5年6月現在
- 酸性度はPH2.1~1.8
- 飲泉すると胃腸病に効果があるが、まるでレモン汁のような味がする。飲泉時はお猪口1杯程度。
- 源泉は安達太良山の噴火口(沼ノ平)の近くにあり、そこから直線距離で約7㎞引湯している。源泉地付近には沼尻温泉が存在する。
効能
[編集]※ 効能は万人に対して効果を保障するものではない。
温泉街
[編集]- 安達太良山西麓、磐梯山との間にある静かな温泉街。東は安達太良山、西は磐梯山、北は吾妻山系の山々に取り囲まれた山の宿である。
- 火山性の強酸性の湯で、金属やプラスチックは長持ちしないので、風呂場は木や石が主体。また、露天風呂を売りにした旅館・ホテルが多い。
- 共同浴場・日帰り入浴施設は無い。日帰り利用は旅館・ホテルの外来入浴を利用する。
歴史
[編集]- 文禄年間(西暦1600年頃)に平近平氏によって安達太良山麓より発見されて以来、農閑期の湯治湯として利用。1885年(明治18年)には遠藤勝吉氏を中心とした地元民により、源泉から中ノ沢まで約7㎞引湯された。当時より酸性の強い高温の薬湯として珍重された温泉は、1886年(明治19年)の旅館開業(当時3軒)以来、多くの方々に親しまれ利用されてきた。
アクセス
[編集]- 公共交通:磐梯東都バスの路線バス(JR猪苗代駅⇔達沢)「中ノ沢温泉」停留所より徒歩すぐ。
- 車:磐越自動車道・磐梯熱海ICより県道24号線猪苗代方面へ約20分
- 車:磐越自動車道・猪苗代磐梯高原ICより国道115号線を福島方面へ約25分
周辺
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 中ノ沢温泉旅館組合・沼尻温泉旅館組合
- 中ノ沢温泉 - 猪苗代観光協会