世界・焱の博覧会
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世界・焱の博覧会 WORLD CERAMICS EXPOSITION IN SAGA 96 | |
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博覧会で展示終了後、 佐賀空港にて展示されていた有田焼カラクリ人形 | |
イベントの種類 | 地方博覧会 |
通称・略称 | 世界焱博 |
正式名称 |
ジャパンエキスポ佐賀'96 世界・焱の博覧会 |
開催時期 |
1996年7月19日 ~ 10月13日 |
会場 |
佐賀県西松浦郡 有田町黒川 (有田会場) 九州陶磁文化館 吉野ヶ里歴史公園 (吉野ケ里サテライト会場) |
主催 |
世界焱の博覧会 実行委員会 |
プロデューサー | 平野繁臣 |
出展数 | 3 2館(内有田会場23館) |
来場者数 | 255万人(目標120万人) |
最寄駅 |
松浦鉄道世界焱博駅 (有田会場) |
世界・焱の博覧会(せかい・ほのおのはくらんかい)は、1996年(平成8年)7月19日から同年10月13日まで開催された地方博覧会である。正式名称は「ジャパンエキスポ佐賀'96 世界・焱の博覧会」。
博覧会名称ロゴは「炎」ではなく、異字体の「焱」(「火」の品字様)が使用された。
概要
[編集]会場
[編集]佐賀県西松浦郡有田町及び西有田町に跨がって造成された有田会場をメインとして佐賀県内に3ヶ所の会場が設けられた他、同県内外の九州北部の陶磁器にゆかりのある地域や集客が見込まれる施設に地域サテライト会場が設けられた。地域サテライト会場については市町村名の後に主な会場の場所を記す。
- 主要会場
- 有田会場 - テーマ館他以下のパビリオンが設けられた。
- 有田会場のパビリオン
- テーマ館
- 三県交流館(福岡県・佐賀県・長崎県)
- 有田館 -ドリームファウンテン-
- 佐賀きらめきランド
- 農林水産館「自然おもしろシアター」
- くらし・万華鏡館 (建設省・佐賀県・日本道路公団他)
- 焱の宇宙館(佐賀銀行・久光製薬・戸上電機製作所・佐賀新聞社他、特別協賛・田崎真珠)
- NECC&C不思議体験'96
- 富士通電脳マルチメディアランド
- 三洋電機ハイビジョン未来映像館
- 三菱未来館
- リコー三愛グループ「地球大好き館」
- 三井・東芝館
- Panasonic館
- ウエルカム・ポストハウス
- 味の素食の文化館
- ふれあい造幣局
- 日立グループ館
- テクノ・夢体験館
- トヨタグループ館 未来夢工房
- フランスベッド館
- ブラックライト・ファンタジア(九州電力)
- ガスグループ館(西部ガス・鳥栖ガス・唐津ガス・伊万里ガス他県内のガス会社・団体)
- NTTゆかいなメディア館
- 大塚製薬館
- 陶芸の里
- MORINAGAエンゼル館
- 有田会場のパビリオン
- 地域サテライト会場
その他
[編集]- 来場者数は約255万人。事前見込みの120万人を大きく上回った。
- キャッチフレーズは「燃えて未来」。
- マスコットキャラクターはやきもの窯の炎をモチーフにした「セラミー」。
- テーマソングは県出身・在住のミュージシャン木原慶吾による「燃えて未来へ」。
- 本博覧会の記念切手が1996年5月17日に九州地域に限定して発売された。
- 当時 ジャパンフットボールリーグ所属でJリーグ準会員だった鳥栖フューチャーズの胸スポンサーとして開催がアピールされていた。
交通
[編集]終了後
[編集]- 有田会場跡地(約12万3千m2)は再整備され、「歴史と文化の森公園」としてオープンした。公園内には博覧会テーマ館を転用した「焱の博記念堂」と岡本太郎作のモニュメントが残されている。
- マスコットキャラクターだった「セラミー」は、博覧会から20年後にあたる2016年に開催される「日本磁器誕生・有田焼創業400年事業」のマスコットキャラクターとして、2013年に復活。
外部リンク
[編集]- 思い起こせば世界炎博 - 当時のスタッフによるブログ。
- 歴史と文化の森公園 焱の博記念堂 - 有田会場跡地に造られた公園