上海申花足球倶楽部
上海申花足球倶楽部 | |||
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原語表記 | 上海申花足球俱乐部 | ||
愛称 |
"the Blue Devils" “蓝魔” "The Flower of Shanghai" "申花" | ||
クラブカラー |
青 白 赤 | ||
創設年 | 1951年 | ||
所属リーグ | 中国超級 | ||
所属ディビジョン | 1部 | ||
ホームタウン | 上海市 | ||
ホームスタジアム | 上海体育場 | ||
代表者 | 張玉良 | ||
監督 | レオニード・スルツキー | ||
公式サイト | 公式サイト | ||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
上海申花足球倶楽部 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 上海申花足球俱樂部 |
簡体字: | 上海申花足球俱乐部 |
拼音: | Shànghǎi Shēnhuā Zúqiú Jùlèbù |
英文: | Shanghai Shenhua Football Club |
上海申花足球倶楽部(漢音読み:シャンハイ-しんか-そっきゅうくらぶ、上海申花足球俱乐部)は、中華人民共和国の上海市をホームタウンとする、中国プロサッカーリーグ(中国超級)に加盟するプロサッカークラブ。
概要
[編集]華東隊として1951年に創立した。ホームタウンは上海市である。
チーム名の申花は上海の企業グループ上海申花集団を示す。かつてのチーム名にあるSVAは液晶ディスプレイ製造や通信事業を中核とする電機メーカーグループ「上海広電集団(SVA)」、「文広」は上海テレビなどが属する上海メディアグループ(上海文化広播影視集団、SMG)が由来である。
歴史
[編集]- 1951年
華東隊創立。
- 1993年
上海申花に改名。
- 1994年
中国プロリーグ設立。初年度より参加。
- 2002年
上海申花SVA文広足球倶楽部に改名。
AFCチャンピオンズリーグの初年度でもある2002-03大会に初出場すると予選でBECテロ・サーサナ、大田、鹿島のグループAを1勝2敗の3位で終えグループリーグ敗退した。
- 2004年
2年連続の2回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2004の予選で全北、磐田、BECテロ・サーサナのグループEを3勝3敗の3位で終えた。2年連続で3位でグループリーグ敗退した。
- 2005年
大分トリニータと業務提携。
- 2006年
3回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2006の予選でドンタム・ロンアンとの2チームによるグループGを2勝で初の決勝トーナメントに進出した。準々決勝で全北と対戦した。ホームの第1戦を1-0で勝利したがアウェイの第2戦では2-4で敗れ、合計スコア3-4で準々決勝で敗退が決定した。
- 2007年
2月に上海聯城のオーナー朱駿に買収され、申花の選手15名と聨城の選手15名で構成されたクラブとなる。
上海聯城と完全統合。リーグ開始前に上海申花聨盛足球倶楽部に改名。
2年連続の4回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2007の予選で浦和、シドニー、ペルシク・ケディリのグループEを1勝2分3敗でグループリーグ最下位の4位で終えた。グループリーグ敗退した。
2回目の出場でこの年で最後となったA3チャンピオンズカップ2007では浦和、城南一和天馬、山東魯能と対戦し、2勝1敗で優勝した。大会最優秀選手に上海申花の李鋼が受賞した。
- 2009年
2008年中国サッカーリーグ2位として、5回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2009の予選で鹿島、水原、アームド・フォーシズのグループGを2勝2分2敗の3位で終えグループリーグ敗退した。
- 2011年
6回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2011の予選で水原、鹿島、シドニーのグループHを2分4敗でグループリーグ最下位の4位で終えた。グループリーグ敗退した。また12月12日、チェルシーFCから元フランス代表FWであるニコラ・アネルカを獲得した。年俸は1060万ユーロと言われている。
- 2012年
2012年6月20日、UEFAチャンピオンズリーグを制したばかりのチェルシーからコートジボワール代表FWのディディエ・ドログバ、コロンビア代表MFジョヴァンニ・モレノが加入した。
- 2013年
2013年1月、給与未払いなどの問題からドログバが退団し、ガラタサライへ移籍。またアネルカも同様にユベントスへと移籍した。
- 2015年
三菱重工空調系統(上海)有限公司とのスポンサー契約を発表した[1]。スポンサー契約により、上海申花のユニフォーム背中に「三菱重工空調」の文字が入る。
6月25日、スペインのレバンテUDからマリ代表MFモハメド・シソッコを獲得すると、2日後の6月27日にトルコのベシクタシュJKからセネガル代表FWデンバ・バを獲得した。
- 2016年
インテル・ミラノからコロンビア代表のフレディ・グアリンを獲得した。またナイジェリア代表FWのオバフェミ・マルティンスも獲得した。
- 2017年
グレゴリオ・マンサーノ監督が2016シーズンをもって退任し、デンバ・バがベシクタシュ(トルコ)へ期限付き移籍となった。
2017シーズンよりウルグアイ人のグスタボ・ポジェが新監督に就任。補強面ではボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)からカルロス・テベスを移籍金200万ユーロ程度で、世界最高額とも言われる年俸4000万ユーロで獲得し、世界的な話題を集めた。
AFCチャンピオンズリーグの本戦出場をかけてプレーオフラウンドから出場した。2月9日、ホームでオーストラリアのブリスベン・ロアーと対戦したが0-2で敗れて、大会からの敗退が決まった。結局リーグ戦もライバル上海上港との上海ダービーに大敗するなど11位と低迷し、ポジェ監督は途中退任し、呉金貴監督が就任。呉のもとで2017中国FAカップで上海上港に3-3(アウェイゴール2-0)で勝利し優勝、翌年のアジアチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
2018年
リーグ戦7位。パラグアイ代表MFオスカル・ロメロを獲得するも、デンバ・バは上海上港戦で骨折しその後退団した。
AFCチャンピオンズリーグのグループリーグに出場も、水原三星、鹿島アントラーズ、シドニーFC相手に5分1敗で最下位に終わった。年末に呉金貴監督が退任し、新監督にスペイン人のキケ・フローレスが就任。
2019年
長春亜泰からナイジェリア代表オディオン・イガロ、ASローマからイタリア代表エル・シャーラウィ、全北現代から韓国代表キム・シヌクらを補強も、リーグ戦13位と低迷。キケ・フローレスが7月に辞任し、後任に元韓国代表監督の崔康熙が就任。年末の。中国FAカップで山東泰山を破り優勝した。フレディ・グアリンが退団。
2020年
新型コロナウイルス感染爆発で、リーグ戦開催が遅れ集中開催に。最終順位は7位。
イガロはマンチェスター・ユナイテッドへ(レンタル後、退団)エル・シャーラウィはASローマへ復帰。オバフェミ・マルティンスも退団(武漢へ)
AFCチャンピオンズリーグ2020ではグループリーグで蔚山現代、FC東京、パースグローリーと対戦し2勝1分3敗の3位で敗退。
2021年
リーグ戦9位。8月に崔康熙が辞任。後任はクラブOBの毛毅軍が代行を務めた。10年在籍し、クラブ最多得点記録を更新したキャプテンのジョヴァン二・モレーノが退団。
2022年
リーグ戦10位。呉金貴が6回目の監督就任。
2023年
ホーム&アウェイが復活。スポンサー変更の兼合いにより、ホームスタジアムを虹口スタジアムから上海体育場へ移転。
リーグ戦5位。中国FAカップで山東泰山を1-0で破り優勝。翌年のアジアチャンピオンズリーグ出場権を獲得。年末に呉金貴監督が退任、後任に元ロシア代表監督のスルツキが就任。クラブ創設30周年を迎えた。
2024年
グラナダCFからポルトガル人DFマナファ、モレイレンセからブラジル人FWアンドレ・ルイス、武漢三鎮からFW謝鵬飛、北京国安からMF高天意を獲得した。
2月25日、中国FAスーパーカップで上海海港を1-0で破り、4回目の優勝を果たした。
2024年でスーパーリーグ2位。1位の上海海港がFAカップでも優勝したため、次期ACL本試合出場権獲得[2]。
タイトル
[編集]国内タイトル
[編集]- 中国甲Aリーグ:2回
- 1995, 2003
- 中国FAカップ:4回
- 1998, 2017, 2019, 2023
- 中国FAスーパーカップ:4回
- 1996, 1999, 2002、2024
国際タイトル
[編集]- A3チャンピオンズカップ:1回
表彰
[編集]- 得点王
- 2009 - エルナン・バルコス[注 1]
- 2010 - ドゥヴィエル・リアスコス
- ベストイレブン
- 2014 - ジョヴァンニ・モレノ
- 2016 - デンバ・バ
過去の成績
[編集]シーズン | ディビジョン | カップ | |||||||||
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リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 順位 | ||
2004 | 超級リーグ | 22 | 4 | 10 | 8 | 28 | 37 | −9 | 22 | 10位 | 準決勝敗退 |
2005 | 超級リーグ | 26 | 15 | 8 | 3 | 41 | 23 | +18 | 53 | 2位 | 準々決勝敗退 |
2006 | 超級リーグ | 28 | 14 | 10 | 4 | 37 | 19 | +18 | 52 | 2位 | 準々決勝敗退 |
2007 | 超級リーグ | 28 | 12 | 10 | 6 | 35 | 29 | +6 | 46 | 4位 | - |
2008 | 超級リーグ | 30 | 17 | 10 | 3 | 58 | 29 | +29 | 61 | 2位 | - |
2009 | 超級リーグ | 30 | 12 | 9 | 9 | 39 | 29 | +10 | 45 | 5位 | - |
2010 | 超級リーグ | 30 | 14 | 6 | 10 | 44 | 41 | +3 | 48 | 3位 | - |
2011 | 超級リーグ | 30 | 11 | 4 | 15 | 31 | 41 | −10 | 37 | 11位 | 準決勝敗退 |
2012 | 超級リーグ | 30 | 8 | 14 | 8 | 39 | 34 | +5 | 38 | 9位 | 4回戦敗退 |
2013 | 超級リーグ | 30 | 11 | 11 | 8 | 36 | 36 | 0 | 38 | 8位 | 3回戦敗退 |
2014 | 超級リーグ | 30 | 8 | 11 | 11 | 33 | 45 | −12 | 35 | 9位 | 準決勝敗退 |
2015 | 超級リーグ | 30 | 12 | 6 | 12 | 42 | 44 | −2 | 42 | 6位 | 準優勝 |
2016 | 超級リーグ | 30 | 12 | 12 | 6 | 46 | 31 | +15 | 48 | 4位 | 準決勝敗退 |
2017 | 超級リーグ | 30 | 9 | 8 | 13 | 52 | 55 | −3 | 35 | 11位 | 優勝 |
2018 | 超級リーグ | 30 | 10 | 8 | 12 | 44 | 53 | −9 | 38 | 7位 | 4回戦敗退 |
2019 | 超級リーグ | 30 | 8 | 6 | 16 | 43 | 57 | −14 | 30 | 13位 | 優勝 |
2020 | 超級リーグ | 20 | 7位 |
2020シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、8チームずつ2つのグループに分かれて予選を行い、各グループ上位4チーム計8チームが優勝を争う決勝トーナメントに、下位4チーム計8チームが降格を争う残留プレーオフに進む形で開催された。
現所属メンバー
[編集]- 2019シーズン 中国スーパーリーグ第17節 河北華夏戦スターティングメンバー
- 2020年2月8日現在
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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※星印は外国人選手を示す。
歴代監督
[編集]- 徐根宝 1994-1996, 2002
- ムリシ・ラマーリョ 1998
- セバスティアン・ラザロニ 1999
- リュプコ・ペトロヴィッチ 1999-2000
- ヴァレリー・ニポムニシ 2004-2005
- ミロスラヴ・ブラジェヴィッチ 2009-2011
- ジャン・ティガナ 2012
- セルヒオ・バティスタ 2012-2013
- 沈祥福 2013-2014
- セルヒオ・バティスタ 2014
- フランシス・ジロ 2014-2015
- グレゴリオ・マンサーノ 2016
- グスタボ・ポジェ 2016-2017
- 呉金貴 2017-2018
- キケ・サンチェス・フローレス 2018.12-2019.7
- 崔康熙 2019.7- 2021
歴代所属選手
[編集]GK
[編集]DF
[編集]- 范志毅 1993-1998
- 杜威 2002-2010
- 孫祥 2002-2010
- ジュニオール・バイアーノ 2002
- 李瑋峰 2006-2008
- 戴琳 2009-2013
- マーク・ミリガン 2009
- 熊飛 2010-
- 曺秉局 2014
- 李建浜 2013, 2015-
- ロランド・スキアビ 2013
- アヴラアム・パパドプーロス 2015
- ストフィラ・スンズ 2015-2016
- 金基熙 2016-
- 李運秋 2016-
MF
[編集]- 申思 1994-2001
- ネスコ・ミロヴァノヴィッチ 2002
- ヨルク・アルバーツ 2003-2004
- 馮仁亮 2010-2013
- 呉曦 2010-2012
- ジョヴァンニ・モレノ 2012-
- ティム・ケーヒル 2015-2016
- 鄧卓翔 2015-
- モハメド・シソッコ 2015-
- フレディ・グアリン 2016-
FW
[編集]- サウル・マルティネス 2002-2005
- ルベン・ソサ 2002
- デヤン・ペトコヴィッチ 2003
- 毛剣卿 2004-2009, 2017-
- 郜林 2005-2009
- カルステン・ヤンカー 2006
- ディエゴ・アロンソ 2007
- ハミルトン・リカルド 2007-2008
- エルナン・バルコス 2009
- 董学升 2009-2011
- アンドレス・オペル 2009
- ニコラ・アネルカ 2012-2013
- ディディエ・ドログバ 2012
- ジョエル・グリフィス 2012
- ダディ 2013
- パウロ・エンリケ 2014-
- ルーカス・ビアトリ 2014-2015
- デンバ・バ 2015-2019
- オバフェミ・マルティンス 2016-
- カルロス・テベス 2017-2018
- ロンサナ・ドゥンブヤ 2021
ダービーマッチ
[編集]同じ上海に本拠地を置く上海海港足球倶楽部との対戦は上海ダービーとなる。
エンブレム
[編集]エンブレムの基調になる赤・青・白はスポンサー申花グループのコーポレートカラーが元になっている。2002年に複数の企業からスポンサーを受けるようになると。左上にチーターの図案を配し、ロゴマークの「S」に各社の頭文字を含めるため重ねた文字が使われるようになった。2007年にエンブレムが一新され、走る姿のチーターは顔だけが描かれるようになった。ロゴマーク「S」の重ねもなくなったが、その代わりチーターの顔の中にデフォルメされた「S」2文字がデザインされた。チームロゴSFCの上にあるカーブは上海市の花である木蓮の花弁をイメージする[3]。
脚注
[編集]- ^ 上海申花、三菱重工中国法人とスポンサー契約を締結 footballchannel 2015年3月6日
- ^ sina_mobile (2024年11月5日). “2024中超总结:上海滩独领风骚 冠亚军含金量提升”. sports.sina.cn. 2024年11月27日閲覧。
- ^ エンブレムの世界 上海申花『サッカーマガジン』2012年1月3日号、ベースボール・マガジン社、2012年、雑誌23881-1/3, 057頁。
外部リンク
[編集]- 公式