コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

三橋さゆり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三橋 さゆり(みつはし さゆり)は、日本国土交通技官ダムマイスター気象予報士市原市副市長や、国土交通省水資源部長、内閣官房水循環政策本部事務局長を務めた。ダムカード発案者。女性初の土木キャリア技官で、女性初の河川事務所長なども務めた。

人物・経歴

[編集]

静岡県袋井市出身[1]東京工業大学(のちの東京科学大学)工学部土木工学科に初の女子学生として進学し[2]、1991年同大学大学院土木工学専攻修士課程修了。同年女性初の土木キャリアとして建設省入省[3][4]中部地方建設局[5]

建設省関東地方建設局江戸川建設監督官、建設省関東地方建設局河川部河川管理課長[6]内閣官房都市再生本部事務局参事官補佐[3]、国土交通省河川局河川環境課専門官国土交通省総合政策局事業総括調整官室交流連携事業調整官などを経て[6]、2009年から女性初の河川事務所長として国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所長を務めた[6]

2012年市原市副市長[5]。2014年国土交通省水管理・国土保全局河川環境課河川環境評価分析官、土木学会ダイバーシティ推進委員会委員[7]。2017年国土交通省関東地方整備局利根川上流河川事務所長[8]

2020年国土技術研究センター調査第一部副参事[9]。2021年国土交通省水管理・国土保全局水資源部長、内閣官房内閣審議官内閣官房副長官補付)、内閣官房水循環政策本部事務局[10][11]

2022年日本建設情報総合センター審議役[12]日本ダムアワード実行委員会委員[13]。2023年日本建設情報総合センター研究助成審査委員会委員[14]ダムマイスター[15]気象予報士応用地形マスターⅡ級[16]

著書

[編集]
  • 『山の向こうから水を引け! 地図と地形でわかる日本の川と流域外分水』実業之日本社 2024年

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ カスリーン台風70年シンポジウム~未来の川・地域づくりへのメッセージ~国土交通省
  2. ^ 「女性」としてではなく,「シビルエンジニア」として建設マネジメント技術
  3. ^ a b 三橋さゆり(内閣官房都市再生本部事務局参事官補佐)土木・環境工学科-土木工学専攻|東京工業大学
  4. ^ ネットワークKENPOKU 円卓会議2022 プレゼンメンバー決定しました!メゾン・ケンポク
  5. ^ a b 2011/12 Weekly Bulletin市原ロータリークラブ会報
  6. ^ a b c 国土交通省荒川上流河川事務所長 三橋さゆり(みつはし・さゆり)氏 女性初の河川事務所長も気負いなく建通新聞2009/9/8
  7. ^ 委員名簿 (2014.06.01-2015.05.31)
  8. ^ 平成29年 7月期  人 事 異 動国土交通省
  9. ^ 記 者 発 表 資 料国土交通省
  10. ^ 人事、国土交通省日本経済新聞2021年7月1日 0:02
  11. ^ 毎月1回1日発行 発行 公益社団法人 全国防災協会 防 災 佐 ...全国防災協会
  12. ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく報告の概要内閣人事局
  13. ^ 3月25日 平山橋ライトアップ点灯式・花火の打ち上げが行われました愛川町
  14. ^ 令和 5 年度(一財)日本建設情報総合センター 研究助成決定
  15. ^ イベント「ダム×アート」対談2023.07.29.SAT市原市
  16. ^ 【終了しました】ネットワークKENPOKU 円卓会議2023 -地域おこし協力隊と地域が、もっと、つながるために- (令和5年2月4日(土)開催)茨城県
  17. ^ 三橋さゆりさん「ダムと地域ブランディング」 さきがけ政経懇話会秋田魁新聞2023年3月24日
先代
西井洋史
市原市副市長
2012年 - 2014年
次代
池田信一
先代
若林伸幸
国土交通省水資源部長
2021年 - 2022年
次代
朝堀泰明