ヴァルター・ピュットナー
ヴァルター・ピュットナー Walter Püttner | |
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ピュットナー作のミュンヘン中央駅を描いた版画作品 | |
生誕 |
1871年10月9日 ドイツ、ライプツィヒ |
死没 |
1953年2月10日 (81歳没) ドイツ、Bad Aibling |
ヴァルター・ピュットナー(Walter Püttner、名は Waltherとも、1871年10月9日[1] - 1953年2月10日)は、ドイツの画家、イラストレーターである。
略歴
[編集]ライプツィヒで生まれた。父親のリヒャルト・ピュットナー(Richard Püttner: 1842-1913)は風景画を得意とする画家であった。母方の祖父のハインリヒ・ゴットホルト・アルノルト(Heinrich Gotthold Arnold: 1785-1854)も画家であった。父親から絵を学んだ後、ミュンヘン美術院に入学し、ルートヴィヒ・ヘルテリッヒやルートヴィヒ・フォン・レフツ、パウル・ヘッカーに学んだ。
ヴィルヘルム・トリュブナー(1851-1917)の作品に影響を受けた。1899年にパウル・ヘッカーやフリッツ・エルラー(Fritz Erler: 1868 1940)と「Gruppe G」というグループ展を開き、画家として知られるようになった[2]。1899年に創立された美術家グループ「Scholle」の創立メンバーになり、1909年に創立された「ミュンヘン新分離派」の創立メンバーになり、マックス・フェルトバウアーとともに理事を務めた。ドイツ画家協会(Deutscher Künstlerbund)の会員にもなった[3]。
複製絵画を宣伝用に用いたケルンのチョコレート製造業者、ルートヴィヒ・シュトルヴェルクが主催する「Stollwerck-Sammelalbum」用の絵画のコンクールで、Fritz Helmuth EhmckeやAdolf Höfer、Maximilian Liebenwein 、Karl Hölleといった画家たちとともに入選した[4]。、
雑誌「Die Jugend」のイラストレーターとしても働き、1917年から1920年の間はミュンヘン女性芸術家協会(Münchner Künstlerinnenvereins)の絵画学校の女性美術学校の教師を務め、教授に任じられた。この美術学校の学生のパウリーネ・アイグナー(Pauline Eigner: 1872–1960)と結婚した。
バイエルン州オーバーバイエルンのバート・アイブリング(Bad Aibling)で亡くなった。
作品
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第一次世界大戦中の赤十字のクリスマス行事のポスター (1918)
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版画作品
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静物画
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Andrea Jedelsky: Leo Putz und die SCHOLLE. Katalog zur Ausstellung der Galerie Schüller, München 1999.
- Siegfried Unterberger, Felix Billeter und Ute Strimmer (Hrsg.): Die Scholle. Eine Künstlergruppe zwischen Sezession und Blauer Reiter. München 2007, ISBN 978-3-7913-3740-1
- Püttner, Walther, in: Detlef Lorenz: Reklamekunst um 1900. Künstlerlexikon für Sammelbilder. Berlin : Reimer, 2000, ISBN 3-496-01220-X, S. 152
- Püttner, Walter. In: Hans Vollmer (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 27: Piermaria–Ramsdell. E. A. Seemann, Leipzig 1933, S. 449–450 (biblos.pk.edu.pl).
- Dinah Wijsenbeek: Püttner, Walter (Walther). In: Allgemeines Künstlerlexikon. Die Bildenden Künstler aller Zeiten und Völker (AKL). Band 97, De Gruyter, Berlin 2018, ISBN 978-3-11-023264-6, S. 129.