ルートヴィヒ・フォン・レフツ
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ルートヴィヒ・フォン・レフツ Ludwig von Löfftz | |
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生誕 |
1845年6月21日 ヘッセン大公国、ダルムシュタット |
死没 |
1910年12月3日 ドイツ帝国 バイエルン王国、ミュンヘン |
教育 | ミュンヘン美術院 |
運動・動向 | アカデミック美術 |
ルートヴィヒ・フォン・レフツ(Ludwig von Löfftz、1845年6月21日 - 1910年12月3日)はドイツの画家である。ミュンヘン美術院で教授を務め、多くの画家を育てた。
略歴
[編集]ダルムシュタットで生まれた。室内装飾の仕事を数年間した後、画家をめざしダルムシュタットの美術学校で学び、1870年からニュルンベルクの美術学校でアウグスト・フォン・クレリンク(August von Kreling) とカール・ラウプに学んだ。1871年からミュンヘン美術院に移り、ヴィルヘルム・フォン・ディーツに学んだ。ディーツに才能を認められて1873年にはウィーンの国際展覧会に出展し、1874年にはディーツの助手として教え始め、1879年には教授になった。1891年から1899年の間、ミュンヘン美術院の校長を務めた。レフツの教えた代表的な画家はロヴィス・コリント である。[1]
1883年の作品 『ピエタ』は、ミュンヘン国際芸術展で金賞を受賞し、現在はミュンヘンの美術館、ノイエ・ピナコテークに収蔵されている。宗教的なテーマの作品や風景画も描いた。
レフツの教えた学生
[編集]- ジョン・ヘンリー・トワックトマン (1853-1902)
- ゲオルギオス・ヤコビディス (1853-1932)
- ハンス・オルデ (1855-1917)
- ロベルト・ペッツェルベルガー (1856-1930)
- ロヴィス・コリント (1858-1925)
- チャールズ・フレデリク・ウルリッヒ (1858-1908)
- アントン・アズベ (1862-1905)
- ヴィルヘルム・バルマー (1865-1922)
- エルンスト・オップラー (1867-1929)
- アンジェロ・ヤンク (1868-1940)
- パウル・リート (1871-1925)
- Wilhelm Claus (1882-1914)
- Nikolaus Davis (1883-1967)
- Arthur Kurtz (1860-1917)
- Paul Thiem (1858-1922)
- Spyridon Vikatos (1878-1960)
作品
[編集]-
『ピエタ』(1883)
-
(1892)
脚注
[編集]- ^ Makela, Maria. "Corinth, Lovis." Grove Art Online. Oxford Art Online. Oxford University Press.
参考文献
[編集]- Löfftz, Ludwig von. In: Hans Vollmer (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 26: Olivier–Pieris. E. A. Seemann, Leipzig 1932, S. 215.