ワールドスタジアム
表示
ワールドスタジアム(World Stadium)は、バンダイナムコエンターテインメント(旧ナムコ)の野球ゲーム『プロ野球ファミリースタジアム』から派生したファミスタシリーズの一部を為す、アーケードゲーム及び複数の家庭用ゲーム機・パソコンゲーム作品のシリーズ名である。略称「ワースタ」。いずれもバンダイナムコゲームスの登録商標である[1]。
なお、何らかの冠詞(「プロ野球」など)や年号、識別記号(「EX」など)を付加しない「ワールドスタジアム」ないし「ワースタ」と言うタイトルで商品化された事例は存在しない[2]。
プロ野球ワールドスタジアム
[編集]以下のタイトルは『プロ野球ワールドスタジアム』を冠している。
- アーケード版 - 1988年稼働開始。続編に選手データを更新した『'89開幕版』と『'90激闘版』がある。
- PCエンジン版 - 1988年発売。同名のアーケード版とは内容が大きく相違している。詳細は『プロ野球ワールドスタジアム (PCエンジン)』を参照。
- 続編に『プロ野球ワールドスタジアム'91』がある。
ワールドスタジアム(アーケード)
[編集]- SUPERワールドスタジアム - 1991年から1993年まで4タイトル(1992年は選手データのみを更新した『'92』とデータ更新・機能追加を施した『'92激闘版』の2作)をリリースした後、一時中断(後述)を経て1995年から2001年まで7タイトル、合計11タイトルがリリースされた。
NEWワールドスタジアム
[編集]- グレートスラッガーズ NEWワールドスタジアム - 1993年に『SUPERワースタ』を一時中断する形でリリース。従来のシリーズではデフォルメされていた選手モデルをリアル体型へ転換した。続編『グレートスラッガーズ'94』は「ワールドスタジアム」を冠していない完全なスピンオフ作品となっている。
ワールドスタジアム(プレイステーション)
[編集]1996年から2001年まで以下の5タイトルが発売された。各タイトルの詳細は各記事を参照。『EX』と『2』の合間に当たる1997年は、NINTENDO64で『ファミスタ64』が発売された。
ワースタ
[編集]PCエンジン版の『'91』から2005年にサービスを開始した『プロ野球ファミスタオンライン』までナムコスターズに「わあすた」または「ワースタ」の選手名で、不定期に投手として登録されている架空の野球選手。
脚注
[編集]- ^ 商標:
- 「ワールドスタジアム」…第2180628号(登録日:1989年10月31日)ほか
- 「スーパーワールドスタジアム」…第3027067号(登録日:1995年2月28日)ほか
- 「ワースタ」…第3200866号(登録日:1996年9月30日)ほか
- ^ 何らかの冠詞や年号、識別記号を付加しない「ファミリースタジアム」は携帯電話アプリ、また「ファミスタ」はゲームボーイでそれぞれ商品名として使用された事例が存在する。
関連項目
[編集]- ファミリースタジアム(曖昧さ回避)