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ランジート (駆逐艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ローフキイ
ランジート
2007に各国合同で開催された演習に参加した際のランジート
艦歴
ローフキイ
Ловкий
起工 1981年10月24日 61人のコミューン参加者記念工場
所属 ソ連海軍黒海艦隊
進水 1979年6月16日
竣工 1983年7月20日
除籍 1983年11月24日
ランジート
INS Ranjit
編入 1983年11月24日
所属 インド海軍
要目
艦種 大型対潜艦
ミサイル駆逐艦
設計 61-ME 設計
工場番号 2203
排水量 基準排水量 4,025 t
満載排水量 4,905 t
全長 146.11 m
全幅 15.81 m
喫水 6.83 m
機関 COGAG機関M-3 2 基 72,000 馬力
52,900 kWt
ガスタービン機関M-8E 4 基
推進 2推進
電源 ディーゼル発電機BTU-63 2 基 2,400 kW
速力 最大速度 30 kn
巡航速度 18 kn
航続距離 3,800 /18 kn
行動期間 10 日間
乗員 士官 33 名
水兵 279 名
武装 艦対艦ミサイルP-20「テルミート」単装発射機 4 基(弾数4 発)
76.2 mm連装両用AK-726 1 基
30 mm機関砲AK-630 4 基
個艦防空用艦対空ミサイルZIF-101 M-1「ヴォルナーP」連装発射機 2 基(V-601ミサイル32 発)
5連装魚雷発射管PTA-53-61 1 基
12連装対潜ロケット弾発射機RBU-6000「スメールチ2」 2 基(RGB-60ロケット弾192 発)
指揮 戦闘情報統禦装置「プランシェート61」
レーダー 水上・対空捜索レーダーRAWL-02 1 基
対空レーダーMR-500 1 基
射撃管制レーダー4R-90「ヤタガーン」(「ヴォルナー」用) 2 基
射撃管制レーダーMR-105「トゥレーリ」(主砲用) 1 基
射撃管制レーダーMR-104「ルィーシ」(高角機銃用) 2 基
水上捜索照準レーダー「ヴォールガ」 1 基
タカン バラートFT13-S/M 1 基
ソナー 「プラーチナ」
電子戦装備 電子戦対抗装置「ザリーフ」 1 基
電子戦対抗装置「クラープ11」 2 基
電子戦対抗装置「クラープ12」 2 基
チャフフレア発射機PK-16 2 基
通信装置 装備一式
搭載機 Ka-25PLOまたはKa-28 1 機

ランジートINS Ranjit)は、インド海軍の保有する駆逐艦Destroyer)である。艦番号はD53

概要

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ランジートは、インドからの発注に基づきソ連で建造された61-ME 設計の3番艦であった。

工場番号2203艦は、1977年6月29日ウクライナ・ソビエト社会主義共和国ニコラーエフ61人のコミューン参加者記念工場で起工、1981年10月30日には一時的にソ連海軍に編入され、ローフキイЛо́вкий)と命名された。これは、「巧みな、器用な、如才ない」といった意味を持つロシア語形容詞である。1979年6月16日進水1983年7月20日に竣工すると、ローフキイは赤旗受賞黒海艦隊に配備された。その後、海上公試などを実施した。

1983年11月24日にはソ連海軍を除籍となり、インドへ引き渡された。インドにおいては、ランジートと改称された。

インド引き渡し後機関砲をAK-230からAK-630へ換装し、対空レーダーもMR-310U「アンガラーM」からオランダ・シグナール社製を国産化したRAWL-02へ換装した。

外部リンク

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