ル・トリオンファン (原子力潜水艦)
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ル・トリオンファン | |
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基本情報 | |
建造所 | DCNシェルブール工廠 |
運用者 | フランス海軍 |
艦種 | 原子力潜水艦 |
級名 | ル・トリオンファン級原子力潜水艦 |
艦歴 | |
起工 | 1989年6月9日 |
進水 | 1994年3月26日 |
就役 | 1997年3月21日 |
要目 | |
排水量 |
水上:12,640t[1] 水中:14,335t[1] |
全長 | 138m[1] |
最大幅 | 17m(船体幅12.5m)[2][3] |
吃水 | 12.5m[1] |
機関 |
K15型加圧水型原子炉×1基[2]/原子力ターボ・エレクトリック方式[1] ポンプジェット 1軸 (予備)発電用 SEMT ピルスティク 8 PA4 V200SMディーゼルエンジン(700kW)2基[2] |
出力 | 41,500馬力[1] |
速力 | 水中:25ノット[1] |
潜航深度 | 500m[1] |
乗員 | 111人[1] |
兵装 |
533mm魚雷発射管4門[1] (F17 mod2魚雷、エグゾセSM39 SSM[2]) M45→M51.1→M51.2 SLBM16基[4] |
C4ISTAR | SET 戦闘指揮システム[2] |
レーダー | Racal-Decca製航海レーダー[2] |
ソナー |
DSUV 61B 曳航式超低周波ソナー[2] DMUX 80 艦首多機能ソナー[2] DUUG 7 ソナー[2] |
電子戦・ 対抗手段 | ARUR-13 電波探知機[2] |
その他 | 潜望鏡[2] |
ル・トリオンファン(フランス語:Le Triomphant, S 616)は、フランス海軍の原子力潜水艦。ル・トリオンファン級原子力潜水艦の1番艦。艦名は勝利を意味するフランス語から。この名を受け継いだ艦としては8代目にあたる。
艦歴
[編集]「ル・トリオンファン」は、DCNシェルブール工廠で1989年6月9日に起工、1994年3月26日進水、1997年3月21日に就役しロング島基地に配備された。
主兵装となる潜水艦発射弾道ミサイルについては、建造当初はM4か新型ミサイルのどちらかを装備する予定でいたが、公試中にM45が実用化したためM45に切り替えられた。その後2010年代にはM51.1への換装が行われ、その後さらにM51.2へ換装された[4]。
2009年2月3日または4日に、大西洋にてイギリス海軍「HMS ヴァンガード S28」と接触事故を起こしたとされる。原子力潜水艦に係る事項のため、両軍からは声明は出されていない[5][6]。その後、両国海軍当局が衝突事故の事実を認め、負傷者は無く原子力関係にも損傷は無かったと発表した[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『世界の艦船増刊 第1016集 世界の海軍 2024-2025』海人社、2024年3月14日、42頁。
- ^ a b c d e f g h i j k “Les sous-marins nucléaires lanceurs d’engins (SNLE)”. フランス海軍. 2024年9月27日閲覧。
- ^ 『世界の艦船増刊 第857集 世界の海軍 2017-2018』海人社、2017年3月16日、42頁。
- ^ a b Hans M. Kristensen,Matt Korda & Eliana Johns. “French nuclear forces, 2023”. 2024年9月27日閲覧。
- ^ CNN.co.jp英仏原潜、今月初めに衝突か CNNが情報入手2009年2月16日
- ^ AFP英仏の原子力潜水艦、大西洋で衝突 英大衆紙2009年2月16日
- ^ AFP英仏両当局、原子力潜水艦の衝突事故を認める2009年2月17日
外部リンク
[編集]- Le SNLE Le Triomphant (S616) - ウェイバックマシン(2007年10月26日アーカイブ分)国防省オフィシャルサイト
- SNLE-NG Le Triomphant